糸屋さんから聞いた話「糸を強く張った状態でスプールに巻くので、今までのスプールだと糸の張力で、スプールが壊れてしまい、特別のスプールを使う」そうです
そこまで糸を引っ張って巻いて良いのか、私は??です
以前、ナイロン糸を仕入れて倉庫の箱に入れたままにしていた時、数か月経って出したところ、当初の引っ張って切った時の強度より上がっていました
当然、カセ(糸の巻いていない状態)で置いていたので糸が縮んで太くなったのか?ナイロンの分子が落ち着いたのか?プロでないので判らないが・・
以前、某上場している糸メーカーの関係者から漏れ聞いたのは「カセの状態で寝かせる時間も品質に影響する」のだと・・・
「早く巻いてしまうと良くない」と・・・
見た目は綺麗だけで強い糸と認識している事態が?????です
また、ナイロンとフロロカーボンの糸の強度については・・
「ナイロン糸の方が強いのです」
「ウソ・・・・・・・」
殆どの方が信じないのだ
ナイロンとフロロカーボンの線径は、同じメーカーでも異なる
ナイロン糸は、東レの基準直径を、各社基本としている
後からできたフロロカーボンの糸は、呉羽の特許独占素材でした
その結果、市場も6割以上を呉羽が占めていたそうだ
ナイロン糸と異なるので、強度を合わせた結果、フロロカーボンの糸が太くなったのだ
ナイロン糸は、1本の繊維と思ってください
フロロカーボン糸は、沢山の繊維の束だと思えば、理解できます
だから、スレに強いのがフロロカーボンで比重も重い
ナイロン糸はスプールになじむが、フロロカーボン糸は張りがあり、リールのスプールに巻きづらい
だから道糸は、比重の軽いナイロン
ハリスは、フロロカーボンが基本的ウェポンとなるのです
ただ、糸の強度を単純に言えないのは、製造年月日、管理状況、コーティング剤で影響する
また、伸びる糸と伸びない糸では、人の手で切った時の感覚は異なってくる
気温の状態でも異なる、寒くなると強度も落ちる
糸の強度とは、中々判断しづらい
結束の方法でも強度が異なる
奥の深い釣具でもある
しかし、基本を知るだけで釣りの世界が変わってくる
講習会でのお話は、この程度で終わったが、まだまだ奥が深い
今後も色々な糸が発売されるので、使い分けも勉強しなくては・・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます