「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20140518

2014-05-18 | 矮小布団圧縮袋

○夕方家に帰ると、7時から教育テレビ「みんなの手話」で三宅くんがアシスタントじゃなくてナビゲーター(というと「趣味の園芸」の三上くんみたいなポジションだ)をやっている。すごい特技ってのはあるもんだなと思った。でも手話だけど「うそっぽい♪」とかいうボキャブラリが「らしく」て笑えた。
 で8時からは軍師官兵衛だ。アサイチのいのっちといいV6づいているNHKであった。
 官兵衛幽閉で黒田パパ復活。土牢に移る前に原因のひと悶着あり。高山右近からの流れが急すぎなのだがwフラグ立ちまくりの村重というところか。話が面白くなってきてるのだが、どうも一昨日まで「徳川家康」見慣れてたせいか、個人的な好みを言えば、台詞はもっと重厚でもOKだ。
 このドラマ、緒形拳や仲代達矢や勝新太郎的な「怪物的に物凄く重い人(乗り越えるべき破格の壁みたいな)」が感じられない(カタルシスが弱いのはそこかもしれない)。その分、播磨は小寺の殿やベンガルちゃんなど「分立した小勢力」の「小者」ばっかしが右往左往し疑心暗鬼な様がよく出ている(「小者」といえば安定の上杉祥三さんwwが出てるんだから、まちがいない!w)。しかし「小者」で小市民的で心の小っさい人々ばっかりだからこそ、そういう「弱い人」の「裏切り方」というのは、それはそれで逆に普通っぽくて怖い。毛利と上杉が強者として恐れられていて、織田信長も秀吉もまだヒーローではない時点の世界だから、何を頼みにしたらよいのか(そのすぐ十年後に何があるかも)わからぬし、当事者の人々には先が見えない。自信がない。だから人に対しても不信に陥る。前回の小寺の殿の裏切り方に、そういう意味でちょっとぞっとしたところがあったのだ。

BGM:Looking For Lester / David Bowie (「Black Tie White Noise」)
 レスター・ボウイのトランペットのジャジーなインストルメンタルのように始まり、デヴィッド・ボウイ先生はサックスで見参。ナイル・ロジャースぽい刻みもいい。
(写真:臼杵の武家屋敷近くをお散歩中のキイロイトリ)(20140518)

 ※おまけ 今寝る前に「新・堂本兄弟」見たら、坂上忍氏がいきなりLet's Danceを歌っているではないかwwさすが同世代的に知ってるリアルタイムの「わしらにとっての歌謡曲といってもいい洋楽(爆)」の心意気を見たww ちゃんと「らしい」ぞ。
 KinKiが弾いてるギターがナイル・ロジャースぽいカッティングのとこで、たかみーのソロがレイ・ヴォーンのあれのとこですか。
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