週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

ユースからの昇格

2021年02月13日 | アルビレックス新潟

昨日(12日)の新潟日報に、アルビレックスの下部組織についての記事が掲載されていました。「トップチーム昇格2年連続ゼロ」「下部組織立て直しへ」「指導者根付かせ信頼構築」などの見出しの下、アカデミーディレクター兼U-15監督の内田潤氏が、インタビューに答えていました。

確かに、一昨年は至恩、將成、和輝の3人がユースからトップチームに昇格しましたが、昨年も今年もユースからの昇格はありませんでした。昨年のルーキーは大卒2人(ユースから筑波大に進学後に入団した阿部と医療福祉大の矢村)、今年の高卒ルーキーは2人(昌平高校の小見とJFA福島の三戸)でしたが、いずれもユースからの昇格ではありません。

ちょっと気になったので、ここ10年あまりのユースからの昇格者について調べてみました。

●2019年:本間至恩、岡本將成、藤田和輝
●2017年:長谷川巧
●2016年:宮崎幾笑 →→ ファジアーノ岡山
●2014年:酒井高聖 → ドイツ3部VfRアーレン?
●2013年:川口尚紀 → 柏レイソル
●2012年:西村竜馬 →→ 東邦チタニウム
●2011年:渡邉泰広 →→  ヴェルスパ大分
●2010年:奥山武宰士 →→ 引退
●2009年:酒井高徳 →→ ヴィッセル神戸
●2008年:大野和成 → 湘南ベルマーレ
     長谷部彩翔 →→引退

今現在、チームにユースから昇格した選手は4人。もちろん他に、ユースから大学に進学した後に入団した早川史哉(2016年:筑波大)、阿部航斗(2020年:筑波大)の両選手がいますし、既に移籍しましたが、渡邉新太(2018年:流通経済大)と平松宗(2015年:国士舘大学)もユースで育ち、大学卒業後にアルビに入団しています。間違いや見落としがあったら、教えてくださいね。

内田氏は記事の中で、U-18世代が北信越プリンスリーグの中でも最下位に沈み、帝京長岡高校や明訓高校など高校生チームに大きく水をあけられている現状に対し、「個別プラン作りをスタッフ総出で行う」「指導者を根付かせ選手や保護者の信頼を得る」などの対策をあげて、組織の立て直しを語っていました。アカデミーはこの2年間で10人以上のスタッフが入れ替わったのだそうですよ。

ボクはこの記事を読みながら、昨年の例の事件の時に内田氏が考えていたことを慮ったり、「松下年宏氏が鹿児島から来たのにはこんな背景もあるのか、だとしたらワンちゃんは新潟に骨を埋めるつもりで来たんだな」と思ったりしました。みんな繋がっているんだな…と。

内田氏は「5年、10年かけて新潟のアカデミーの基礎を作りたい」「2030年にはトップチームの3割をアカデミー出身にする」と目標を掲げています。ぜひ実現して欲しいし、ボクらにできる応援や支援はできるだけしなくてはな…と思っています。

それにしても、育成の内田潤氏、強化の寺川能人氏。かつてそのプレーでボクらを熱くさせた元アルビ戦士が、チームの根幹を担う立場でクラブを牽引しているって、素晴らしいことだなって思っています。応援のし甲斐がありますね。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする