週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

8月のブログインデックス

2006年08月31日 | アルビレックス新潟
今年の夏はあっちぇかった(暑かった)ですね。
昨年買ったアルビのカーシェード。今年もボクは十分使わせていただきました。でも、今シーズンはビッグスワンの駐車場ではあんまり見かけなかったなぁ…。

さてさて、8月も「週末はアルビレックス!」の八百政ブログをお読みいただき、ありがとうございました。今月はお盆に女房と「銀婚式記念旅行」に出かけたので2日間ブログを休みました。しかしまぁ「サッカー観戦三昧」の8月でしたね。(その分、9月が寂しい)

では恒例のブログインデックスです。読み損ねたブログをぜひお読みください。

1日(火):3連敗?それがどうした!
2日(水):船越選手の魅力
3日(木):老後はアルビレックス
4日(金):市陸に行ってきました!
5日(土):世界のレベル
6日(日):オレンジショップ
7日(月):アルビレックスとNSP
8日(火):呼んでくれ!
9日(水):オシム(浦和)ジャパン
10日(木):気持ちを高める!
11日(金):サッカー三昧
12日(土):どん底というわけではない!
13日(日):14日(月):お休みです
15日(火):サポーターの誇り
16日(水):イエメン戦
17日(木):オメ・キメレ・キショー
18日(金):借りは返す!
19日(土):感涙の勝利!
20日(日):アルビらしさ
21日(月):強いモノいじめ
22日(火):ジンクスを突き崩せ!
23日(水):前進!
24日(木):スポニチとサカダイ
25日(金):もう一度浦和戦雑感
26日(土):喜んだり・ハラハラしたり・ホッとしたり
27日(日):観戦気分を左右する要因
28日(月):ポップコーンをほおばって
29日(火):ノザの出番は必ず来る!
30日(水):ガンバ戦はさておき
31日(木):8月のブログインデックス

さらに過去の記事はこちらです。
7月の記事
6月の記事
4月~5月の記事
1月~3月の記事
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ガンバ戦はさておき

2006年08月30日 | アルビレックス新潟
はいはい、3-0。またしても完敗。BSNラジオの中継を聴く限りでは、キックオフ直後にはアルビレックスペースだったみたいですけどね。もっともBSNの中継だからアナウンサーも解説も新潟よりであることは否めない?これで12位。得失点差も2桁になっちゃいました。さらに次節もその次も勝率が圧倒的に悪いアウェイ戦。さらに六車は全治6か月のニュース。何としても浮上のきっかけをつかんでほしいなぁ。っていうか「G裏で声を出して一緒に闘いたい」っていう気持ち。これって「にわかサポ」からちょっとレベルアップした証拠かな?

それにしても…しつこいようだけど…あの黄色いキーパーユニはやめた方がいいとボクは思う。

ガンバ戦はさておき…。

今週はサッカー雑誌を3冊も買っちゃいましたよ。なんたってどれみても「アルビレックス特集」ですからついつい手が出ちゃいます。

「STAR SOCCER」 :20ページの「アルビレックス大特集」
外国サッカーの話題中心のサッカー雑誌に、この特集は嬉しいですね。
「日本サッカーの理想郷」の見出しが嬉しいです。ノザの新潟への思いには胸が熱くなります。

「サッカーダイジェスト」 :Jクラブの徹底特集大型連載の第1弾
慎吾の特集ページ「魂はここにある」は泣かせますね。サポーター必読のページです。それにしても、特集の第1弾にアルビレックス新潟をもってきてくれたサカダイ編集部、ありがとね。嬉しいです。
20節の大分戦「スペクタクルとは裏腹に」の記事もヨカッタですよ。「夏休み最後のホームゲームとあって4万を超える観客の中には親子連れが目に付いたが、もし、初めてJリーグを観戦した人がいたのなら、また足を運びたい、と思わせるのに十分なサッカーが展開された」この記事GOOD!
でもね、今週のサカダイに疑問が一つあるんです。
選手の評価欄がありますよね。そこで我らのファビーニョが「9点」をいただいているんです。確かにファビはよかったです。今までに8点以上はほとんど見たことないけど(ちなみに今節の他の選手では大分のエジミウソンが7.5で最高)、「9点」の評価してくれるのならありがたくちょうだいしましょう(まるで自分がもらった気分)。でもね、そんな最高得点をくれるんなら、「今週のベストイレブン」にも入れなさいよ!7点の寺川と6.5点の梅山がベストイレブンに入っているのに、「9点」のファビーニョを忘れるなって!

そして「ULTRA SOCCER(ウルトラサッカー)」
本ブログのコメンテーター常連のアカネさんから教えていただき、今日買ってきました。アカネさん、情報をありがとうございました。とても内容の濃い雑誌でした。こんな本があったんですね。ちっとも知りませんでした。定価580円ながらボリュームずっしり。ボクはまだ全部読み終わっていません。アルビ関係は6ページ。(っていうか、全チームについて裏側から情報を探るって感じの編集)
おまんたサッカー好きか?
静岡が日本の「ブラジル」なら新潟は日本の「アルゼンチン」をめざす!
あのレッズ以上の観客動員数を誇る北の雄!
地震にも北朝鮮のミサイルにもめげません!
アルビサポが増える一因は「応援楽しそうだな、俺も応援しよう」とさせるアットホームなところだ!
フロントが「7位入賞を目指す」と公言する奥床しい県民性!
応援スタイルの違いは浦和の熱さ、新潟の清々しさと見つけたり!

見出しだけ見ていても嬉しいですね。新潟サポとしては「買い」ですね。ボクは保存版にします。

他にも楽しい記事満載ですよ。
・Jリーグの呪い(天皇杯優勝チームのその後…とか)
・のっこみ事件の真相(サポ同士のトラブル事件の歴史)
・本当に危ないサポーターはこいつらだ(イラスト付き)
・鹿島アントラーズに学ぶ日本のマリーシア(狡賢さ)
・誰も語らなかった「茂原事件」の真相
・大分トリニータと小室哲哉の悲しい結末


あっはっは。これじゃぁまるでゴシップ週刊誌の見出しですね。でも、まさにそんな感じの雑誌です。他チームや有名選手には厳しいつっこみ記事も満載ですが、なぜか新潟には優しい視線の編集でした。


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ノザの出番は必ず来る!

2006年08月29日 | アルビレックス新潟
明日はもうガンバ大阪戦。J2並みのスケジュールは僕らサポには嬉しいけれど、選手は大変でしょうね。でも、どのチームも条件は同じ。がんばれ!アルビ!

さてさて明日の試合ですが
・松下は活躍してガンバに意地を見せつけるか?
・海本あんにゃのケガは?出場できるのか?
・ヒロシのケガはどうなんだ?
・2トップには貴章が入るのか?ファビか?
・中原は?河原は?船越は?どんな使われ方をする?
・藤井は?千葉は?若手DF陣に出番は?
・慎吾の爆発はあるか?
などなど、楽しみが多いです。明日はBSNラジオの中継ある?

今日は、正GKノザを…もとい正GKの座を、北野に譲って出番がさっぱりない野澤洋輔選手について書きたいと思います。

いつも明るく、ファンへのサービス精神も旺盛なノザだけど、やっぱり「オレ、の~ざわよ~すけ~、ゴール守る、俺たちのヒーロー」の歌を歌えないのはサポとしてはさみしい限り。もちろん、北野も大好きなんだけど、「ノザの活躍も見たい」っていうのがサポ心。これだけ北野の先発出場が続いているのに北野の応援歌が披露されないのは、「まだまだアルビの正GKはノザだ」っていうG裏の意思表示のような気さえしています(この調子だとそれも長くは続かないでしょうね)。

僕ら夫婦が心配しているのは、ノザが元気とやる気をなくさないといいけどな…ということです。もちろんプロだから全力を尽くして」チャンスがやってくるのに備えているんだろうけど、ライオンのたてがみのごとく伸びた髪も、さっぱりと夏らしく短い髪が多くなったアルビ戦士の中ではちょっと鬱陶しい。ゲーム中もベンチの中を双眼鏡で覗いて、「ノザはどうしているかな?」などと心配しているしだいです。まるで保護者のようです。

そんなノザが、昨日も話題になった「STAR SOCCER」誌の中で次のようにインタビューにこたえています。

勝つのはもちろん、サポーターに喜んでもらって声援に応えることができれば、と思っています。ただでさえうちは4万人のサポーターがついている。1試合1試合、そういう心強さを感じています。日本では本当に「ホーム」と呼べるところがあるクラブは他にないでしょう?

うちはスーパープレーヤーもいないので、個人個人がレベルを上げつつ、もっと追いつめていって、チーム力を上げていきたい。僕らは走り負けないのがひとつのウリなんで。あとは、サポーターの存在も、クラブの武器・戦術のひとつだと思うので、そういうものをフルに使って戦っていきたい。


ノザの出番は必ず来る。そしてスーパープレーでアルビを窮地から救い出してくれる。ボクはそう信じています。がんばれ!ノザ!

追記 :この前、スーパーサッカーを見ていて気がついたのですが、アウェイの浦和戦で北野はあの忌まわしい「上下黄色のキーパーユニ」を着ていました。そしてやはり負けました。あのユニは封印すべきです。
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ポップコーンをほおばって

2006年08月28日 | アルビレックス新潟
今日のタイトルを見て「映画を見るなら フランス映画さ」って思った人は、きっとボクと同じ青春時代を過ごした人です。さらに「氷のくちびる」とか「かりそめのスィング」とか「きんぽうげ」なんて言葉が脳裏に浮かんだ人は、ボクと同じ感性で昭和50年代を過ごした人です。あぁ懐かしい。わからん人には全くわからないでしょう?まだニューミュージックなんて言葉がない頃、「エレキは不良」っていう方程式がPTAの常識だった頃の懐かしいお話でした。

土曜日の大分戦で、スポンサーの亀田製菓から電子レンジでチンするポップコーンが配られました。事前にオフィシャルサイトで情報を得ていたので、女房と「今日はお土産があるからいいね」なんて話しながらビッグスワンに向かいました。当然配られるのは1人1個と思っていたんですよ。

ところがなんと、ボクと女房の2人でもらったポップコーンは合計7個(ボクが3個で女房が4個)。けっして何度ももらいに行ったわけではありませんよ。ゲートのところでどっさりくれたんですよ、係の人が。(でも残念ながら全部「あっさりバター味」でした)

いっやぁ~、太っ腹だよ亀田製菓。ポップコーン7個ゲットは嬉しい限り。今日は単身赴任先に3個もってきて、ビールのおつまみにしました。あの電子レンジで作る時の「パン・パン・パパン・パン」というコーンのはじける音がいいですね。(食べたのは1個だけですよ、念のため

ポップコーンをほおばってビールを飲みながら、今日買ってきた「STAR SOCCER」を読みました。日本一サッカーを求める街に生きる「アルビレックス新潟」20ページ大特集。いい企画ですねぇ扶桑社さん。慎吾、ノザ、反町男前様のインタビューもあり、「中越大震災とアルビレックス」「亀田さんとアルビさん」なんていう記事もあり、アルビサポは絶対に買いたい雑誌ですね。

そうそう、後援会誌「アシストプレス」も届いていたんでした。こちらもエジのインタビューが実にいい感じ(そのうちにブログのネタに使うかもしれません)。今週号のWEEKにもアルビ特集がありました。いったん単身赴任先のアパートに帰ってから、晩飯の買い物に出る前にちょっとテレビをつけると松下ワンちゃんがインタビューされていました。「次節のガンバ大阪戦では自分をガンバに見せつけたい」ってなことを言っていました。大分戦では初ゴールもあげ、ツボにはまってくる可能性大いにありの松下選手。水曜日が楽しみです。

「日々の生活にアルビあり」ポップコーンをほおばりながら幸せをかみしめる八百政でありました。BGMはもちろん甲斐バンドです。

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観戦気分を左右する要因

2006年08月27日 | アルビレックス新潟
昨日の大分戦。僕ら夫婦はキックオフ1時間45分前にスタジアムに到着。ゴール裏1層のバックスタンドより、通路のすぐ後ろあたり(13列あたりかな?)で応援していました。だいたいいつもの習慣で、ゴールの左側に陣取ります。

昨日のゲームに関していろんなブログを見て回ると、「ストレスが溜まった」とかマイナス要因の記述が多いみたいに感じますが、僕らは非常に安定した気分で楽しく観戦できました。ゲーム終了後も勝ち点3をとれなかった割には「さわやかな気分」で帰路につくことができました。「どうしてなんだろう?」今日はそのことについて書きたいと思います。

結論を書くと「まわりのサポの姿勢がとてもよかった」っていうことが、僕らの気分も楽しくさせてくれたのです。昨日の僕らの席の近くで応援していたメンバーを紹介します。
左前は60代中盤くらいの年配のご夫妻。おじいちゃんもおばあちゃんも大きな声で応援し、ゴール時にはにこやかに僕らともハイタッチ。「あんなふうに年をとってアルビを応援したいなぁ」と思いました。
右前は4歳くらいの男の子と若いお父さん。この子がまた可愛い。僕ら夫婦の方を振り返ってはいつもニコニコ。お父さんに抱っこされながらハイタッチしたときはキャーキャー言って喜んでいました。
後ろの席は4人組の20歳くらいの青少年たち。彼らが実にさわやかでいい!応援の態度も立派ならゲーム中に話している会話も前向きな内容ばかり。(別におじさんたち聞き耳を立ててたわけじゃないよ)
僕らの両脇は2組のカップルか若いご夫婦。彼らもさわやかに応援していました。ドコモの関係者かな?男の方の一人は一生懸命にイベントの様子をビデオ撮影していました。

さらに僕らの3列ほど後ろにいたお父さんの声が、試合中ずっとびんびん響きわたります。そのお父さんの声が、僕らをとても気持ちよくさせ応援に引き込みます。彼は絶対に選手を(相手もアルビ選手も)やじったり審判にブーイングしたりしないで、選手を鼓舞します。もちろんチャントもコールも超ド級の大きな声です。
(チャンスでは)いいぞいいぞ、上がれ上がれ
(ピンチでは)集中!集中!
リーダーの指示で行う応援以外でも、常に選手に大声で声をかけ続けます。しかもすべて前向きな応援です。審判の判定にG裏からブーイング起きたときも「OK!OK!フェアプレーで行こう!フェアプレー!」と声をかけます。コールリーダーの指示がなくても「北野!北野!」「エジミ~ウソン!エジミ~ウソン!」と自発的にコール開始。かといってまわりの僕らに強制することは全くなく、すべてさわやかに自主的にやっていらっしゃる。ホント、すばらしかったですよ。ボクも時々ため息ついたり「え~?」とか審判の判定に否定的な反応したりすることがあるんですけど、昨日は彼の影響でそんなことも一切せず、終始気持ちよく応援を続けることができました。

そんなことで僕らの応援エリアは、とってもいい気分で選手を応援し続けた90分間だったのです。

思い返してみると、今までの観戦経験の中で「嫌な気分」になったことも正直ありました。
・「何やってんだよ!」とか「しっかり走れよ!」とかヤジばっかりとばしているヤジ将軍。
・「あの動きはダメだよ」とか「ニイガタの選手はまだまだレベルが低いね」とか同行者に否定的な解説ばかりしていてちっとも応援しない解説者。
・ず~っと腰を下ろしてゲームばっかりしている子ども。その隣で注意もしない親。
・失点したり負けたりするとものを投げたり椅子を蹴飛ばしたりする大人や子ども。

そんな人たちがいる場所で応援することになると、僕らのストレスは溜まります。「しっかり応援しようぜ!」「選手はもっと苦しんだよ、それを元気づけるのがサポだろう!」声に出して言うことはほとんどないけど、心の中では彼らに訴え続けていました。

僕らのチケットは「N自由席:シーズンパス」です。ビッグスワンに行って空いている席を探すわけですから、近くのメンバーは全くの偶然によって集まるメンバーです。でもその偶然性の産物であるメンバーによって、観戦気分は大きく変わるんだということを、昨日の大分戦で実感しました。昨日僕らのまわりで応援していたサポの人たちに感謝の気持ちでいっぱいです。特に3列ほど後ろのお父さん、顔はよく見えなかったけど、あなたのことはきっと一生忘れないでしょう。ありがとうございました。

そして僕ら自身も「まわりにいい影響を与えるようなサポーターになりたいものだ」と決意を新たにしたしだいです。
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喜んだり・ハラハラしたり・ホッとしたり

2006年08月26日 | アルビレックス新潟
大分戦から帰ってきました。
いや何て言ったらいいのか…
結論を言うと結果は3-3のドローだったわけですが、「いやぁ~人生は波瀾万丈だ」って感じのゲームでした。喜んだり、ハラハラしたり、ホッとしたり、90分間の喜怒哀楽。「十分サッカーを堪能しました」って感じの大分戦でした。

まずはゲーム前にスタジアムで花火があがる。おぉ!ちょっと感動だ!あせってデジカメのシャッターを押したけど、あんまりよく分かりませんね。これはドコモの企画かな?

キックオフ0分でファビーニョが先制弾!G裏は狂喜乱舞。1分も経たないうちに1点ゲットするなんて、ボクのサッカー観戦人生でも初のことです。さすがファビーニョだ。大分戦ではめっぽう強い!

そうこうしているうちに、2点目を移籍後初ゴールで松下がゲット。G裏はまたまた狂喜乱舞。ハイタッチしまくり。だってこの時点で開始7分。「この調子なら今日は10点だ!」「得失点差を一気に縮めるぞ!」そんなムードすらありました。松下はセビージャ戦でも調子よかったし、これからホントに楽しみな選手です。

ところが人生はそんなに甘くない。34分と44分に立て続けにゴールを許し同点で前半終了。まだまだこれから!でも振り出しにもどっちまった!

今日の観客は40,466人。夏休み最後の土曜日によく埋まりました。やっぱり4万人はいると気持ちいいですね。

慶治が接触プレーで担架で運ばれたり(その時はピッチに戻ったけどその後千葉と交代)、寺川やエジミウソンの惜しいシュートがあったり、興奮の場面多し。だけど大分に攻め込まれハラハラドキドキの展開も多し。ちょっとパスをカットされる場面が目立つ(カットする場面もあるんだけど)。勲は悪くはないんだけど、やっぱシルビーニョと比べると少し落ちるかな?ってボクの感想。

72分に高松に決められ2-3。げっ!開始早々は楽勝かと思っていたのに逆転されちまった!高松の振り向きざまシュート、これを船越にやって欲しいよ!人生って思うようにいかないなあ。新潟2枚目のカードは松下に代えて船越投入。盛り上がるG裏。どうしてアルビサポってこんなにも船越が好きなんでしょ?

やってくれました!慎吾です!見たかオシム!これが新潟の18番だ!ファビーニョからのパスを左足キック一閃!値千金の同点弾!今シーズンの慎吾はホントに頼もしい!

シーズン途中で移籍してきた内田も三田に代わって初出場。光選手、今日はちょっとポカもあったような感じでしたね。(詳しくは分からない)慶治もあんまりよくなくて、ミスが失点に結びついちゃった。やっぱディフェンス陣のミスは直接得点に結びつくから痛いよね。頑張っているのはもちろんよく分かるんだけど。

ファビーニョはすごかった!90分間走りまくり。「決してあきらめない大和魂」を今日も見せてもらいました。ホントすごいよ。年齢なんてまったく感じさせない。今日は矢野貴章の分まで走ってました。

それに引き替え…なんて言ってはいけないのかもしれないけれど、エジミウソンがおかしい。今までなら「エジならんとかする」って感じのボールをシュートできない。シュートしてもはずす。ゴールできないと、プレスの甘さやボールを奪われる場面がよけい目立つのがサッカーです。ファビが走り回れば回るほど、エジの動きが悪いのが目立ってしまうって感じ。今後のアルビ浮沈の鍵を握るのはまちがいなくエジミウソンなんだけどなぁ…。

1度逆転を許すも追いついての勝ち点1。最悪のケースは回避したけど、厳しい状況には変わりがない今のアルビの現状。これからガンバ、ジュビロ、グランパスとアウェイの闘いが続くけど、なんとか乗り切って欲しいです。

今日はとりあえずここまで。続きはまた明日
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もう一度浦和戦雑感

2006年08月25日 | アルビレックス新潟
3-1で敗戦したにもかかわらず、あまりショックではなく、なんか未来に明るい光を見いだしている今節の浦和戦。よく考えてみると、その背景にはいろんなサポ心理が絡んでいることが自己分析できそうです。大分戦を前に、そのへんを少し考えてみたいと思います。

まず「浦和」というチームに対する僕らのイメージです。J1・3年生の僕らアルビレックスにとって「浦和は特別な存在」です。ビッグスワンに足を運び始めた頃に、サポ仲間から「埼スタの浦和戦に行ったらビビッちゃったよ」とか「帰りの駐車場で新潟ナンバーを隠したくなったよ」とか聞いていたし、ビッグスワンでの浦和戦で浦和サポの様子を双眼鏡で見たりすると、「うっへーみんなおっかなそう」って感じでしたもの。みんな腕組みしてピッチを睨んでるって感じ。それに引き替えわがアルビのゴール裏は、おじいちゃんやおばあちゃんがニコニコしながらお茶飲んでるってイメージ。観客動員数だって、他のチームと違って浦和は特別な存在です。

選手についてもそうです。浦和のメンバー見てください。現役代表選手と元代表選手だけで何人いるんですか?しかも今シーズンは金に糸目をつけずに、ヴェルディからワシントンを獲ったりしてさ。一方、わがアルビレックスは……

だから僕らにとっては浦和は「負けてもしょうがないチーム」ってイメージができあがっているんですよね。昨シーズンの最終戦がホームで浦和戦って聞いたときなんか、「え~?最終戦で浦和ってついてないな」って思いましたもの。今期13節、ホームで浦和に勝ったときも「えっ?浦和に勝っちゃったよ」「マジでいいの?」って感じ。だから今節の浦和戦の結果を聞いても、「いいゲームだった」っていうだけで満足し(正確には満足じゃないんだけど納得し)、「これで今期は浦和とは1勝1敗だし、あの浦和と」みたいなムードになっちゃっているのです。(ボクだけかな?)

いかん! いかん! いかん!

それじゃいかんですよね。

わがアルビもJ1で3シーズン目。J1に定着するだけでなく、いよいよ上位を狙おうという位置に来ています。昨日のスポニチ見てください。矢野貴章がワシントンの10倍の大きさのォントサイズで見出しを飾っています。今週のサッカーダイジェストを見てください。「オシムジャパン:ポジション別考察」に、矢野貴章と鈴木慎吾の2人が招集候補生として写真入りで載っています。矢野貴章の隣の写真はあの平山相太(ヘラクレス)、鈴木慎吾の隣の写真は中村俊輔ですよ。もはやアルビはそういうチームに育ってきているのです。

今節の埼玉スタジアムの観客数の発表を見ましたか?34000人ですよ。いくら平日の開催とはいっても、あのでっかい埼スタで34000人ってどういうこと?って思いませんでしたか。ボクは思いました。「ビッグスワンなら38000人は最低でもいっているぜ」って。キャパが違うから(もちろん埼スタの方がでかい)単純比較は出来ないけど、観客数だって(観客の質だって)僕らは胸を張っていいし、誇りに思っていい。でもさらに成長しなけりゃいけない部分もたくさんあるけどね。

この八百政、「浦和相手にいい試合をしたから満足」っていうサポ心理とは、金輪際決別することを固く決意したしだいであります。

さて大分戦。世間では「シャムスカマジック」などといわれる青いチームとの対戦。前回はアウェイで4-0の完敗。大分と大宮には絶対負けたくないですよね。ギタンギタンの目に遭わせてやりましょうぜい!
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スポニチとサカダイ

2006年08月24日 | アルビレックス新潟
日帰りの東京出張から今自宅に帰宅しました(新幹線)。明日は早朝110km離れた単身赴任先へ出勤し、週末なので夕方また帰宅です。休みが取れないこのつらさ。まっ、口説いてもしょうがない。

今朝、長岡駅から新幹線に乗る時に何気なくスポニチ(新聞)を買ったんですよ。「スポニチは新潟版のページが充実してるから、アルビの記事が出てるかな」って気楽な気持ちだったんですが、思わず新幹線の中でペットボトルのお茶を吹き出しそうになりましたよ。

新潟22歳FWさすが「隠し球」先制アシスト
 
矢野

赤い壁破り!!
巻より高い1メートル85

新潟版ではありませんよ。全国版のページです。
アルビの負けゲームなのに、「ワシ逆転ハット」の見出しより数倍デカイ文字!

秘めたポテンシャルを一気に爆発させた。前半6分だ。左サイドからのクロスに長身を踊らせた。日本代表FW巻より1センチ高い1メートル85。その高さを生かしDF坪井に競り勝つと、FWエジミウソンの足元へしかりとヘディングで折り返した。ホームで7戦連続無失点中という浦和から奪った貴重な先制点。それは矢野の完璧なポストプレーから生まれた。

東京行きの新幹線の中で思わずニヤける八百政でありました。


さて話は昨日にさかのぼりますが、今週のサカマガとサカダイもよかったですね。特にサカダイの「THE MAN:今節の顔」の慎吾のガッツポーズの写真は最高です。フラビオコーチに抱きつき、口元をきりりと引き締め、左手でガッツポーズ。「どうだい!」って誇らしげな表情です。

川崎戦の勝利にもかかわらず、五十嵐記者の新潟へのコメントは厳しいです。「内弁慶では心もとない」「大観衆の前で連敗ストップも不安はいまだ拭い去れず」という見出しもさることながら、本文の結び「今年で新潟もJ1で3年目。そろそろ内弁慶のチームから脱却しなければならばい時期に来ているのではないか」にサカダイ・五十嵐記者の「アルビ愛」を感じるのはボクだけでしょうか。

ちなみにベストイレブンにも慎吾が選ばれていました。

さて、明後日はもう大分戦ですよ!
明日は仕事しまくりだな。
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前進!

2006年08月23日 | アルビレックス新潟
王者?浦和に1-3の敗戦!
ワシントンがハットトリック!

結果だけ見ると「やっぱり内弁慶のアルビレックス」「アウェイじゃ勝てねぇな」「浦和のホーム:不敗神話の埼スタだし」などと思ってしまいがちですが、ラジオの中継を聴くかぎりにおいては、決して下を向く必要はないってことがよく分かるゲームでした。

先制したのは前半のエジのゴール。その後、ワシントンにPKを決められ同点。さらにワシントンが決めて1-2で前半終了。新潟での会議が終わって、ボクが車の中でBSNラジオを聞き始めたのが後半7分から。アナウンサーの中継と古俣さんの解説を聴く限りにおいては、後半はアルビの方が押し気味。「決定的なチャンス」の場面もしばしばありました。

「海本シュート」なんていう放送を聴くにつけ、「全員攻撃」のアルビレックスの様子がわかります。梅山に代わって松下、ファビーニョに代わって河原、寺川に代わって岡山、次から次へと攻撃的なカードを切る淳監督。エジと貴章の2トップもいるんですからフォワード4人ですか?って感じ。河原の惜しい場面もあったようです。1点差を追いつきたいアルビ、しかし後半のロスタイムでワシントンに3点目を決められジ・エンド。今、スポーツニュースでちょっとだけ(浦和の得点シーンだけ)見ました。3点目の失点はちょっと北野の判断ミスもあったのかな?

でも「いいゲームだった」ってことがよく分かりました。「2-1勝利の後の完封負けの法則」も崩れました。待望のエジの1発もでました。シルビの離脱も前節同様に勲が穴を埋め、中野の代役も千葉が務めました。さらに松下や河原といった新しい戦力もなじんできています。王者・浦和とアウェイで互角に戦った姿は大いに評価できると思います。次につながる敗戦です。

チームは下を向く必要など全くない。むしろ下を向きたいのはボクの方です。ラジオから聞こえる「さぁ行こうぜ~オレのニイガタ~ラァララララ~オレと共に~」の歌声を聞き、平日とはいえ埼スタにかけつけることの出来なかった自分を悔やんでいます。この思いは次の大分戦で爆発させます。

次節、貴章が累積警告で出場停止です。もちろん貴章がでれないのは残念ではありますが、今年のアルビは代わりの選手が必ずいい働きをしてくれます。それだけ選手層が厚くなったということでしょうか?中原とエジの2トップも見たいな。好調の河原がスタメン出場するのかな?意外に船越?岡山?正直なところ、心配よりも楽しみであります。

「内弁慶」といわれようが、「ビッグスワンでしか勝てない」といわれようが、僕らにとっては「ニイガタのサポが選手の背中を押している」っていう証の誉め言葉です。今週末も気合いを入れてビッグスワンに向かいましょう!

まだまだリーグ戦は後半が始まったばかり。これからです!
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ジンクスを突き崩せ!

2006年08月22日 | アルビレックス新潟
昨日のブログ記事「強いモノいじめ」が、なんと浦和サポさんの目に留まり、トラックバックしていただきました。敵サポさんのブログにトラバしていただけるなんて、光栄至極、ヒデキ感激(死語)であります。

その與野レッズBlogという浦和サポさんのブログに、わがアルビレックス新潟の驚くべきジンクスが記載されていました。

名づけて(私が勝手に名づけたのですが)
2-1で勝った後は完封負けの法則
じゃじゃじゃん!ホントですか?確認してみましょう。

第3節:3/18(土):大宮アルディージャ ○2-1
第4節:3/21(火):ジュビロ磐田  ●0-2

第8節:4/15(土):名古屋グランパスエイト ○2-1
第9節:4/23(日):アビスパ福岡 ●0-2

第13節:7/19(水):浦和レッズ ○2-1
第14節:7/22(土):大分トリニータ ●0-4

第18節:8/19(土):川崎フロンターレ ○2-1
第19節:8/23(水):浦和レッズ 

げっ!本当だ!
「2-1でやっとこすっとこ勝った次のゲームは完封負け」っていうパターン、3度もあるんですね。ってことは明日の浦和戦は完封負け?

うんにゃ! うんにゃ! うんにゃ!

明日はこのジンクスを崩しますぜ!
スター軍団:代表軍団の浦和レッズを、雑草軍団:「代表予備に矢野貴章の名前を発見」「オシムが慎吾にも注目しているらしい」レベルで大喜びしているわが新潟アルビレックスが、アウェイの埼玉スタジアムで大番狂わせを起こします。(願望!)

だいたい、メンバーが大勢A代表に呼ばれて「走るサッカー:オシムイズム」にどっぷり浸かっている浦和レッズ。ブッフバルト監督が楽しい気分でいるはずがないです。まだ若いのに古い井戸の小野がおもしろいはずがない!もっと古い井戸の岡野が嬉しいはずがない!そんな微妙な空気が、浦和のプレーに歪みをもたらします。その歪みを見逃さずにこじあけていくのが、ファビだ、慎吾だ!そのこじあけた歪みの傷口に塩をぬるのが慶治だ、北野だ!(ほとんど意味なし)

明日は残念ながら埼玉スタジアムに行けません。キックオフの時間は会議の真っ最中です。しかし、会議に集中しながらも(あやしい)埼スタに念とエネルギーを送ります。「え~っ何?アルビがレッズにまた勝ったの?」って全国のサッカーファンが驚くような結果になることを期待しています。

八百政の明後日の新聞の見出し予想
・エジミウソン大爆発!ハットトリック達成!
・鈴木慎吾、代表当確の2ゴール!
・巻より高い矢野貴章、ヘッド炸裂!
・男・海本、ワシントンと達也に仕事させず!
・Oh,No!小野!
・新潟またも強いものいじめ!

…なんてことになったら嬉しいな



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強いモノいじめ

2006年08月21日 | アルビレックス新潟
興奮の川崎戦から2日。5連敗を免れ、やっと冷静にJ1の全体像を見る余裕ができてきました。

第18節を終えての順位を見ると、アルビレックスは9位。目標の7位にはまだ届きませんが、18チームを左右の表で分けると上位組に位置するポジションまでもってきました。とりあえずいい傾向であります。

では、上位陣の顔ぶれを確認しましょう。

1位 ガンバ大阪     勝ち点39
2位 浦和レッズ     勝ち点37
3位 川崎フロンターレ  勝ち点35
4位 清水エスパルス  勝ち点34

さすが上位陣。なかなかのチームばかりであります。
でも共通点がありますよね?

ビッグスワンで 
アルビレックスに
負けたチームばかりだ!


第10節 4/30(日) 15:00 ガンバ大阪戦 in ビッグスワン
1-0 中原の反転シュ-トの虎の子1点を北野が守り通す!

第12節 5/6(土) 19:00 清水エスパルス戦 in ビッグスワン
4-2 光のヘッドで先制し、慎吾の2発で流れを呼び込みファビーニョの1発で突き放す!

第13節 7/19(水) 19:00 浦和レッズ戦 in ビッグスワン
2-1 復活エジの祝砲シュートで先制! シルビの低い弾道シュートでゲームを決定づける!

第18節 8/19(土) 19:00 川崎フロンターレ戦 in ビッグスワン
2-1 慎吾の2発! 後半は数的不利を凌ぐ!

上位4チームにすべて勝ち点3を上げているチームが他にありますか?
もちろんありません。これこそ、アルビレックス新潟の今年の強み「ホームの強さ」であると思います。「ホームで強いモノいじめ」これは今年のアルビのキャッチフレーズになりますね。ボクはこの4試合、全部観戦しています。(って言うか、今季ホームはすべて観戦です)週末の大分戦も、ゴール裏から熱い声援とエネルギーを送りましょう!そして屈辱の第14節 7/22(土)4-0の敗戦の借りを返しましょうぜい!

ん?週の途中に浦和戦がありましたね。もちろん「アウェイで勝ち点3を!」「そろそろ内弁慶は止めにしようぜ!」などなど言いたいこともありますが…

いい試合をしましょう! 次につながる試合をしましょう!
勝ち点はもちろん取りたいけど、気迫のあるプレーと最後まであきらめない心を期待しています!
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アルビらしさ

2006年08月20日 | アルビレックス新潟
昨日の川崎戦。ゴール裏で応援している僕たちでさえ、全身汗でびっしょり。ペットボトルのお茶を飲んでも、タオルでぬぐっても、次から次へと汗が噴き出る状態でした。コンディション的には最低。熱く湿気が多いピッチの上を90分間走り続ける選手は本当に辛かったと思います。

試合終了のホイッスルが鳴った直後、ピッチに倒れ込んだ選手が5~6人。そのほとんどはアルビレックスの選手だったように記憶しています。一番辛そうだったのは矢野貴章選手。FWながら後半は守備でも走り回っていましたものね。シュートはなかったけど、本当にすばらしい動きでした。そういう矢野選手を評価しているオシム監督の存在もサポーターとしては嬉しい限りです。

昨日の川崎戦。確かに勝ち点3はゲットすることが出来ましたが、アルビの目指す理想のゲームとは遠い所に位置しているゲームだったと思います。ゲーム内容からすれば、負けはしたけれど前節の千葉戦や鹿島戦の方がよかったと思えるほどです。でもボクは、昨日の川崎戦ほど「アルビレックスらしい」ゲームはなかったように思っています。

まずは献身的なプレーの守備陣です。女房ともゲームを観戦しながら話していたんですが、「海本ってすごいよね」っていうプレーの連続でした。ゴール前に攻め込まれた場面で、何度身体を張ったプレーでピンチをしのいだか分かりません。カウンター攻撃をしかけてくる川崎選手に必死で追いすがって強烈にプレスをかけ、攻撃の芽を断ち切った場面もたくさんありました。鈴木監督は「固定したキャプテンはおかない」「なるべき選手が自然になっていくだろう」と開幕前に言っていましたが、今現在ほとんどの試合でキャプテンマークを付けて試合をしている海本選手こそ、「なるべき選手」なのだと思います。

ゴールキーパー北野の踏ん張りも特筆すべきです。昨日のゲームでも、何度北野の好判断&好セーブに救われたかわかりません。ノザももちろん好きだけど、「若き守護神・北野」の株は上がりっぱなしです。

あと、身体を張った中野のプレー(昨日の担架から起きあがって歩きかけまた倒れ込んだ姿は思わず「特攻隊」を思い出しました)、サイドを駆け上がる三田光選手や堅実なプレーをする梅山選手も、実にいい働きをしていると思います。梅山選手なんて、正直言って昨シーズンはあんまり記憶にありませんでしたモノ。

ファビーニョの「がんばりまくるプレー」は健在です。昨日のゲームでもピッチを走り回りながら「滅私奉公のアルビサッカー」を実践していました。

昨日、エジミウソンが船越と途中交代させられました。エジ自身はちょっと不満そうな様子でした。エースストライカーとして復帰した浦和戦こそ1得点したものの、その後はゴールから遠ざかっているので本人も焦っているのではないかと思います。実際、ゲームの中でチャンスでエジにわたったボールが相手に奪われるというシーンがよく見られます。サポーターの中にも「船越や中原や河原を!」という声があがっているのも事実です。でも、昨日のエジはちょっと違いましたよね。その象徴的なシーンが2点目の慎吾のゴールのアシストです。今までのエジならあそこでは自分でボールをキープして、相手をかわしながらシュートを打っていたと思います(実際にはマークがきつくボールを奪われるケースも多い)。でも昨日は躊躇せず慎吾にパス。慎吾はノートラップで美しいミドルシュートを決めました。エジにこのようなオプションが出来てくると、アルビの攻撃の幅は広がります。今後が楽しみな予感です。

昨日のゲーム。67分の不可解な光の退場の後、数的不利を余儀なくされたアルビ。残りの23分+ロスタイム3分は、まさに「なりふり構わぬ必死の泥臭いサッカー」を展開し続けました。72分に1点差に詰め寄られた後は、もう僕らサポーターも祈るような気持ちで大声で応援を続けました。30℃を超える暑さの中、湿度80%を超える蒸し暑さの中、ほとんど風のないビッグスワンです。船越なんか相手にボールを渡さないため、あの巨漢でボールを股に挟み込んでコーナーで川崎選手2人に囲まれながら座り込んでボールをキープ。必死の形相でヘディングでゴール前のボールをはじき飛ばす慶治。ヘロヘロになりながらもボールを追って走り続ける矢野貴章。見ていて胸が熱くなりました。

このサッカーは美しくはない。だけどとてもアルビらしい、泥臭くてひたむきなサッカーだったと思います。「ビッグスワンで応援してよかった」と、昨日は心から思いました。ユニもタオルもパンツまで汗でビショビショになったけど、あの瞬間に頑張り続けるアルビ選手たちと同じ空気を吸いながらスタジアムで応援できたこと、本当に嬉しく誇りに思います。

選手がゴール裏に挨拶にきて、ヒーローインタビューで遅れた慎吾が少し照れながら1人で挨拶に来て(慎吾も疲れているんだから歩いて回ればいいものを、1人なものだから走って挨拶に回ってた)、スタジアムのアルビレックスコールも一段落。僕たちは約1時間ぶりに椅子に腰を下ろしました。ホント、疲れました。「いや~、今日はよかったねぇ」と隣の女房にしみじみ話していたら、前の席で同じように腰を下ろしていた50代後半~60代の2人のご婦人サポが僕らの方を振り向いて、「ホントによかったですね、おめでとうございました」って声をかけてくださいました。

昨日のゲーム、僕らサポの心には「勝ち点3以上の大きな感動」が残りました。鈴木監督、選手の皆さん、お疲れ様でした。本当にありがとうございました。
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感涙の勝利!

2006年08月19日 | アルビレックス新潟
Jリーグ第18節。2006年Jリーグのちょうど折り返し地点です。現在4連敗中のわがアルビレックスは、開幕戦で6-0と完敗した川崎フロンターレを迎え撃ちました。浦和やガンバとの首位争いを演じている川崎に対し、どうも調子が悪いわがアルビ。A代表の我那覇も川崎にはいるしなぁ…でも5連敗は絶対に避けたい…今日のビッグスワンに向かうサポーターの表情は、どことなくぎこちなかったような。

僕ら夫婦もキックオフ2時間前にスタジアム入り。ゴール裏一層のバックスタンド寄りに陣取り、ドキドキしながら7時を待ちます。では、スタジアムの様子を思いつくままに…。

キックオフ前に双眼鏡で室内で練習する選手を眺めておりました。「あれ?なんか髪が随分短い選手が何人もいるぞ」って女房にも話していたんですよ。誰だ?あれは?

今日のスポニチの報道に驚いたサポも多かったようです。僕の斜め前方では、新聞を開いて記念撮影する姿も見られました。「矢野貴章選手、オシムジャパンの隠し球:背番号66で登録」のニュースです。早速ダンマクも出ていました(画像参照)。貴章がホントに選ばれるといいなぁ…。今日も活躍が期待されます。

今日の新潟日報には「負傷したシルビーニョの代わりに松下」の文字。ところがサブメンバーにも、松下はいないじゃん。中原もいない。その代わり、亜土夢、千葉、喜多、河原、船越らがサブに。

坊主頭は、なんと中野選手でした。前節のジェフ戦の2失点目(事実上の決勝点)のミスを自ら責めたのか、はたまた開幕戦でこっぴどくやられてプロの厳しさを思い知らされた川崎相手に気合いを入れたのか、まるで人相が変わったみたいに凛々しい中野選手でした。他の坊主は、河原選手と千葉選手。みんな気合いが入ってるね。

気合いの入った中野選手。川崎のFW陣を徹底マーク。いい仕事をしていたのですが負傷しました。一度立ち上がって歩き始めたのですが、また崩れるように転倒。担架から立ち上がった2度目もまたしても転倒。負傷がどの程度なのかとても心配です。代わりに喜多選手が入りました。今日もDF陣、とてもよく守っていました。負傷退場した中野選手も、代わりに入った喜多選手も、海本慶治選手も、ホントにすばらしかったです。我那覇やジュニーニョに仕事をさせませんでした。

先制点はアルビ。慎吾選手のフリーキックの直接ゴールでした。でも、このゴールは海本慶治選手のゴール前の動きに相手GKが警戒した結果の、海本技ありゴールだとボクは思っています。前節に引き続き先制点です!

2点目はエジミウソンから慎吾に送られたボールを、美しきミドルシュートでした。今日は慎吾デー。すばらしかったです。エジミウソンが自分で決めずに慎吾に回したっていうのもすばらしい!

DFとして川崎の攻撃陣をしっかりマークするだけでなく、最終ラインから駆け上がって積極的にゴールをねらう場面も見せていた三田光選手がまさかの退場。このシ-ンはまったく不可解でした。スローインをしようとしていた三田選手に、「遅延行為」ということでまずイエローカードが出されました。その後、ピッチ上でなんかいろいろあったみたいで三田選手がスローインをしないでいたら、レッドカードが出されました。三田選手は退場です。アルビは1名少ない状態で闘うことになりました。三田選手も「えっ?なんで?」って感じです。

エジに変わって船越投入。ゴール裏はとても盛り上がりましたが、船越選手のよさはなかなか生かされない今日のゲームでした。

1名少なくなったアルビ。72分に1点を入れられます。ピンチです。そこで鈴木監督はさらにカードを切ります。ファビーニョに代わって千葉ちゃん投入。これで新潟のピッチは全員日本人になりました。もしかして千葉ちゃんはJ初登場でしょうか?中野選手の負傷退場、三田選手のレッドカード退場、しかも藤井選手が前回のサテライト戦のイエローで出場停止…などなど不測の事態が重なっての登場ですから、千葉ちゃんはもしかして強運の持ち主?

最後の数分はじっと我慢のアルビレックスでした。よく守りました。ゴール裏もよく応援しました。汗びっしょりになりながら必死で応援しました。結果は2-1の勝利。この勝利を本当に待っていました。ゲーム終了のホイッスルが鳴ってもすぐに帰路につく人は少なく、選手たちに熱い拍手を送り続けました。

今日は僕らの席のまわりの皆さんもとてもいい人たちばかりでした。右隣のお母さんと高校生のお嬢さんも、左隣の新潟に里帰りしている子ども2人を連れた若いご夫婦も、左前の席にいたお父さんの息子2人の家族も、右前の席の60代のご婦人2人も(枝豆ごちそうさまでした)、みんないいムードで一生懸命に応援していました。とってもいい感じ。

あぁよかった。幸せな時間を皆さんありがとうございました。
アウェイの浦和戦は残念ながら行けませんが、また週末にビッグスワンでいい汗流しましょう!






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借りは返す!

2006年08月18日 | アルビレックス新潟
明日はいよいよホームビッグスワンにて川崎フロンターレ戦です。

決戦の日を前に、わがアルビレックス戦士たちは鈴木監督の誕生祝いをブラジル流に盛大にしたそうであります。何のことはない、鈴木監督にみんなで生卵と小麦粉をかけたそうな。決戦を前に、リラックスムードでありんす。

思い出すのは過去の川崎フロンターレ戦。ボクはJ2の頃は知らないので、去年と今年のゲームを振り返ります。

2005年のGWのホームでの川崎戦は、まさにベストゲーム。あのビッグスワンが一体となった「リマ・コール」とリマのフリーキック。さらに船越のゴール前での振り向きざまのシュート。しびれましたね。2-1の勝利でした。

2005年のアウェイ戦は10月1日、新潟が泥沼の4連敗を決めた日。谷口、ジュニーニョ、我那覇に決められ、3-0の完敗でした。

2006年のアウェイ戦は忘れもしない3月5日の開幕戦(画像参照)。屈辱の6-0。我那覇にハットトリックを決められました。黄色いユニフォームのノザが我那覇にゴールを決められる映像は、我那覇の代表入りが紹介されるテレビ番組で何度も見せつけられました。あの悔しさは忘れません。

とりあえず、J1では1勝2敗。3試合の総得点は2-10、得失点差-8です。しかも我那覇に4点、ジュニーニョに3点入れられています。このところ守備陣ではレギュラーとして定着している4人(慶治、中野、光、梅山)が、この2人をいかに抑えるかが鍵ですね。ボクとしては、開幕戦でプロの厳しさを見せつけられたルーキー中野が、明日は意地を見せてくれると期待しています。開幕戦の借りは返すぜ!

現在リーグ戦4連敗中のわがアルビ。「まさか5連敗はしないだろ?」なんて甘い考えはもっていません。勝敗の確率がそれぞれ五分五分とすると5連敗する確率は32分の1ってよく素人は考えますが、それはこれから5試合ある場合であって、既に4試合終了している時点においての確率はやっぱり五分五分だ…と中学の時に数学の先生が教えてくれました。

だからこそ、5連敗を阻止すべく必死で闘う選手の背中を押すのは僕らサポーターです。明日も暑いです。7時キックオフ時も30℃を超え湿度は70%以上。選手にとっては非常に辛いコンディションです。へとへとになって疲労困憊している選手の足を、もう一歩前に踏み出させるエネルギーを、ゴール裏から送りたいと思います。

よ~し!気合い入れていくぜ!
拍手は多めに!ため息は少なめに!
悔いを残すな!疲れを残せ!
後ろにゃ僕らがついている!
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オメ・キメレ・キショー

2006年08月17日 | アルビレックス新潟
点をなかなか取れないフォワードだけど、ここまで新潟サポに愛されるっていうことには、やはりあのひたむきなプレーが僕らのハートに響くんだよね、矢野貴章選手。甲府戦に次いでキショーが2得点目を上げたジェフ千葉戦の先取点。僕らは狂喜乱舞しました。滅多にない(?笑い)女房と手を取り合うシーンも実現でき(結婚○周年ともなるとアルビが得点でもしなければ夫婦で手を握るなんてないんですよ!)、いや~ヨカッタヨカッタ。

しかし、喜ぶのも束の間。あっという間に2点入れられて逆転負けのジェフ千葉戦。「1点とったら直後に2点目を狙いに行く」昨日のイエメン戦でも、阿部の1点目が入った後の、羽生・阿部・勇人・巻の動きは、まさにその狙い通り。オシムイズムが浸透しているなって思いました。さすが千葉だ。さすがオシムだ。アルビもアルビサポもまだまだだなって、心の底から思いましたよ。この前の千葉戦は。

でもね。貴章のゴールは嬉しかった。

言っちゃなんだけど、エジミウソンの2倍は走っている貴章。ボールをもつ相手DFに絶対にプレスをかけていく貴章。後半なんて、もうヘロヘロになりながらもボールを追い続ける貴章。僕らの心を熱くします。僕らサポの望む「アルビレックスの姿」をまさに追い求め、実現しようとしている貴章のスタイル、ボクは大好きです。鈴木監督が貴章をスタメンとして使い続ける理由がわかるような気がします。

今日の画像は、最近発売されたアルビ系CD2枚。ペンパルズの「Life is Beautiful」とサポーターズソング集「birth」です。この中にも収録されている「オメ・キメレ・キショー」いいですね。

「おめさん、ゴール決めてくんなせて」という新潟弁と絶妙のコラボ。名曲です。「川崎戦のキーマンは貴章だ!」と声を大にして言いたいです。がんばれ!矢野貴章!

そうそうサポートソングと言えば、北野の歌もそろそろほしいですよね。ノリのいいやつをお願いしますね。

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