朝早く起きて、昨日放送された「Jリーグタイム」の録画を見て各ゲームの結果をダイジェストの映像でチェック。またこんな習慣がボクの生活に戻ってきたんだなぁ…と感慨深いです。今シーズンもJリーグとアルビレックスをしっかり楽しみたいと思います。それにしてもJ1初昇格のファジアーノ岡山、J1初ゴールをあげた元アルビの田上大地選手の活躍は嬉しいですね。あぁ!アウェイ岡山戦、行きたいなぁ!でも、5/18はボクが担当する町内行事開催日のため行けないのよ!
さてさて、話はアルビレックスです。開幕のマリノス戦以前からも思っていたんだけど、樹森監督って「話好き」って印象ですよね。時に「え〜?そんなことまで詳しく喋っちゃっていいの?他チームのスタッフや監督に戦術がバレちゃうんじゃね?」って、ボクらが心配になるほどです。
マリノス戦後の監督インタビューもそうでしたよね。ホント、前の監督と比べるわけじゃないけど、これだけ饒舌に話してくれると、質問する方もしがいがあるというものです。しかも樹森監督の話は、いつもわかりやすいんですよね。ボクら素人が聞いていても、「ほぅ!そういうことなのね!」って納得してしまう「わかりやすさ」なんですよ。これまた「他チームの関係者が見ていたら、アルビの戦術バレバレじゃね?」って心配になるくらいです。
ところがですね。この「おしゃべり上手」は樹森監督だけじゃなくて、アルビレックスの選手たちにも間違いなく伝染しているんですよ。今回のマリノス戦後の「モバアルZ」に、宮本選手、太田選手、藤田選手、橋本選手へのインタビュー映像が公開されているんですが、4人ともしゃべる、しゃべる。しかも、どの選手が語るアルビの戦術に関する内容も、具体的で一貫性があるんですよ。
これって樹森監督(やコーチ陣)がトレーニング中に、とてもわかり易い言葉で戦術を言語化して説明しているってことで、しかもそれが選手たちにもしっかり理解され、浸透しているってことの証なんじゃないでしょうか。だからこそ、選手たちもそれをしっかり自分なりに言語化してアウトプットできるんだと思います。
さすが樹森監督です。育成世代の指導に長い間関わってきた経験から、「わかりやすい言葉できちんと論理的に説明する」ってことを、日々の練習の中で徹底しているんでしょうね。技術やサッカー偏差値の高いJ1の選手たちが相手ですから、「雰囲気で…」「阿吽の呼吸で…」「イメージを想像的に共有して…」「情緒的に…」等になりがちな状況もあるのでしょうが、樹森監督はそれを絶対にしないのだろうな…と想像しています。プレーごとの局面における選手の対応(オフザボールも含む)や取り得る戦術の可能性を、きっとすべて言語化して選手全員に落とし込んでいるんじゃないかな?
だとしたら、すごいですね。今シーズンの樹森アルビが、ますます楽しみになってきました。