天皇杯の横浜FC戦に行ってきました。女房は仕事でしたので、今日は単独でのビッグスワン入りです。最悪の場合は、ボクにとって今季最後のサッカー観戦になる可能性もありますので気合いを入れていったんですが、やっぱり天皇杯は観客数が少ないです。ガラガラのメイン・バックスタンドを見ながら少し寂しい気持ちになりました。観客数は7733人でありました。それでも他会場に比べれば入っているんですかね?でも、横浜から駆けつけた横浜FCのサポの皆さんもいたし、G裏はご覧の通りです(後ろに見えるバックスタンドはガラガラですけど)。さぁ!僕らもいつも通り頑張るぜ!
格下J2が相手ということで油断したわけではないでしょうが、前半8分に横浜の難波に易々と先制点を決められます。アルビのDF(松尾かな?)は完全にマークを外されていましたね。この難波選手、積極的に攻撃をしかけてくるいい選手ですね。何度かヒヤヒヤさせられました。誰も口には出さないけれど「ありゃ、まただよ」「嫌な展開だな」って思ったのでしょうね。ボクもその1人。なんたってここしばらく、「ビッグスワンでの勝利(4か月ぶり)」も「逆転勝利(いつ以来だ?)」も味わっていないから、どうも懐疑的になっちゃいます。
しかし、今日のアルビはいつもと違いました。17分にコーナーキックから松尾がボレーで合わせて(一瞬オウンゴールかと思った)同点。美しかったのは逆転の貴章のゴールです。ウッチーの低い弾道のクロスに、前に走り込んで相手のDFを引きつけた大島を囮のように使った貴章が美しいシュート!こういうゴールはいいですね。見ていて気持ちがいいです。貴章も嬉しそうにヒーローインタビューです。(内容はよく聞き取れなかったけど)
ところが2-1で逆転をしたものの、後半はすっかり横浜FCのペースでヤキモキしました。アルビG裏の方向に攻めてくる選手に声援を送りたいのに、ゲームはS席側でばかり展開されます。ボールを奪いに行く姿勢も、横浜の方が積極的な感じがします。アルビのG裏でもだんだんイライラしてくる人たちがいましたね。「守りに入るな!」「攻めろ!」なんて声が聞こえ出しました。その時ボクの後方で、どこかのお父さんが大きな声を上げました。
「大島!走れ!」
お父さん、お父さん。気持ちはわかるけど、大島はちゃんと走っていますよ。走っているんだけど、ただ遅いだけなんです。
まぁそんなイライラも、ヨンチョルが途中交代で投入され、ロスタイムにマルシオがダメ押し点を流し込んで3-1になると、一気に解消されました。「ゴール」と「勝利」は何よりも薬です。ミスをしてもそれを上回る積極的な攻撃で結果を出せばいいのであります。それがサッカー。ゲーム終了後のG裏は当然歓喜の渦に包み込まれました。
久しぶりに選手と一緒にビッグスワンでやったバンザイコール。いやぁ~この瞬間のためにスタジアムに足を運んでいるようなモノであります。幸せです。
サポ仲間のSさんとHさんが、ゲーム後にこんなメッセージボード(って言うかペーパー)を出していました。う~ん、いいねぇ。「国立へ行こう!みんなで行こう!」か。次はJ1チームに初めて勝った大学生チーム:明治大学が相手(せっかくNDスタが会場なのに、モンテジオはなにやってんだか!)。われわれはきっちり勝ち上がって、「めざせ!元旦国立!」であります。Sさん、Hさん、撮影させてもらってありがとうございました。このメッセージ、進学校や予備校にも貼れそうですね。
さて、明日はアピタに松尾を見に行こうかな。