多くのサッカー評論家たちが開幕前の順位予想において、「降格候補筆頭」として挙げていたアルビレックス新潟とモンテジオ山形。現在アルビが3位、山形が4位という位置につけ、今季Jリーグの「台風の目」になっているのは皆さん周知の事実であります。まったくもう両チームを最下位予想した評論家の皆さんには、全員から「スパサカ」か「やべっちFC」に登場してもらって、釈明したり坊主になったりしてもらいたいよまったく。
「雪国チーム」とか、「日本海側チーム」とか、「天地人つながり」とか、「鈴木・大島・宮沢つながり」とか、「J2からのたたき上げ」とか、いろいろな面で親近感を持つし共通点があるこの両チーム。もう一つ重要な共通要因があります。それは「選手の年俸が低い」ってこと。
今週号の「サカダイ」の特集記事「サッカーとお金の話」で、この両チームの「選手の年俸が低い」ってことが、はっきりと数字で現れています。それが冒頭の画像「J1全18クラブ選手総年俸ランキング」であります。
アルビの選手27人の総年俸は4億5630万円で17位。
山形は選手31人で総年俸2億5050万円のダントツ18位。
トップの浦和が選手31人で12億510万円ですから、レベルが違うってことが一目瞭然ですよね。ちなみに個人別年俸トップ100にアルビは2人で(16位のマルシオと96位の貴章)、山形はゼロ。そう考えるとスゴイよ、山形。
それになんたって、ジウトンの年俸480万円は、高原(浦和)の時給637万円以下なわけで、そう考えるとあのジウトンの活躍はすごいやって思いますよ。少しくらい「滑ったり」「転んだり」「スローインがすっぽ抜けたり」「カバーが遅れたり」しても、「年俸」と「果敢な攻め上がり」と「絶妙なクロス」と「白い歯がきらりと光る素敵な笑顔」を考えれば、上出来ジウトンであります。
この新潟・山形の低年俸チーム旋風、一過性でなく12月まで吹き荒らしたいものであります。5月9日の「天地人ダービー(低年俸ダービー)」は負けられない一戦であります。
さて、昨日の千葉戦:サッポロビールサンクスデーに登場したヱビスビールの恵比寿様。Nスタンドに登場されてアルビサポに愛想を振りまいてくださったところを撮影しました。できれば美優紀さんも連れてきて欲しかったけど。