実はワタクシ、小学生の時のクラスのお楽しみ会で「寿限無」を披露するほど、子どもの頃から落語好きであります。東京での学生生活以降には上野の鈴本演芸場にも時折足を運ぶなど、寄席でボーッと時間を過ごすこともしばしばありました。
子育て世代になって仕事も忙しくなりしばらくは落語から遠ざかっておりましたが、ここ数年の落語ブームに今年3月のボク自身の定年退職が重なりました。長岡にもけっこう落語家さんがやってくるんですね。今年は4月以来、瀧川鯉橋、入船亭扇辰(長岡出身)、三遊亭小遊三(笑点でお馴染み)、瀧川鯉津(長岡出身)と、生の落語の醍醐味を味わわせてもらっています。
で、昨日の話。長岡市立劇場に、これまた笑点でお馴染みの春風亭昇太と林家たい平がやってきました。いやぁ…面白かった。結婚話で話題の昇太さんも面白かった(演目は「短命」)けど、たい平さんは最高でした。絶妙のマクラから入り、まるで新作落語か?と思わせる演目「替り目」。すっかり「たい平ワールド」に引き込まれ、女房と2人で大笑い。あぁ楽しかった。笑点でもお馴染みのたい平さんの花火芸は、「長岡花火:フェニックスバージョン」でした。これも最高。
笑いは健康にもいいそうでありますし、機会があればぜひこれからもぜひ落語を生で聞きたいと思います。サッカーも落語も音楽も、やっぱりライブが一番ですね。空気感が違います。
さて話は変わりますが、今マレーシアで「T2ダイヤモンド」という卓球大会が開催されています。これは16人のトップ選手が出場するトーナメント戦で、1大会の賞金総額は50万ドル(約5400万円)、さらに優勝者には1000ポイント、準優勝者には800ポイント、3位には700ポイントの世界ランキングポイントが与えられる大会です。東京五輪の日本代表の選考レースにも、大きな影響を与えるビッグゲームなのです。
さすがにこちらは生観戦はできませんが、最近の卓球ブームに乗っかり、この「T2ダイヤモンド」の熱戦をテレビで視聴できるんですよ。これから数日間、BSテレ東の録画は外せません。卓球ファンにはたまらない状況なのです。
今日はなんと、女子シングルスで伊藤美誠と加藤美優が日本人対決。フルセットの末に伊藤美誠が敗れるという波乱が起きました。打倒中国に向けて日本のエース的存在の大魔王・伊藤美誠に、伏兵・加藤美優が土をつけたこの対戦。加藤選手のオリンピック代表に向けた宣戦布告とも感じられる、執念の勝利でした。石川、伊藤、平野、早田、そして加藤。オリンピックに出場できるのは、この中の3人のみです。熾烈な争いだなぁ…。
今回の「T2ダイヤモンド」の試合形式ですが、「魅せる卓球・スピーディーな卓球の実現」ということで、新しいルールがいくつか適用されています。
●7ゲームマッチの4ゲーム先取
●1ゲームは11ポイント先取または5ポイント先取(デュースなし)
・試合開始後24分までに始めたゲームは11ポイント先取
・試合開始後24分以降に開始したゲームは5ポイント先取
●マルチボールシステムを採用
(複数の予備ボールを準備し、試合の進行を迅速にする)
●ゲーム間の休憩は45秒以内、タオルタイムは30秒以内(6ポイント毎)
伊藤Vs加藤の戦いも、途中から5ポイント制になり、最終ゲームは4オールになるという接戦。デュースがないので、最終ポイント5点目を加藤がとってジ・エンド。衝撃の結末でした。これって、選手にとってもゲームの戦い方を根本的に変えなければならないルールですね。卓球も進化してるなぁ…。
「T2ダイヤモンド」。これからしばらくは目が離せません。毎日楽しみです。
さて、最後の話題です。1週間ほど前に「感激!「週アル」がアルビスタッフの皆さんからもご覧いただいているなんて!」っていう記事でも少し紹介したのですが、ボクはアルビスタッフ(営業部)の方からあるミッションを受けて(それほど重要な任務ではないのですが)、ここ数日その遂行に努めていたのですが、ちょっとしたアクシデントにも見舞われ、関係者の方にはご迷惑をおかけしていたところです。
本日スタッフの方と直接お会いして一応ボクのミッションに一区切りをつけ、少しお話をさせていただく機会を得ました。率直な感想を一言申すなら、「(会社としての)アルビレックス新潟は大きく変わってきている」ということを感じました。
これは、是永社長の推し進めるアルビ改革が、具体的な形になってきているということなのでしょう。是永社長の就任以来、モバアルZ、メソッド部門、メディア露出、プラネタスワンなど、さまざまなアルビレックスの変化をボクらは肌で感じてきているわけですが、今後この傾向がさらに進んでいくことが大いに期待できそうです。(変わらなければ会社として生き残っていけない危機なのかもしれませんが…)
ボクらサポーターも変化についていき、協力していかなければなりませんね。進化論でお馴染みのダーヴィンの言葉(らしい?)を思い出しました。「最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるのでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である。」