pacific0035'写真BBS

文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

医学教育 寺島実著「『蘭学』の再考察と杉田玄白なる存在-17世紀オランダからの視界」

2015年02月27日 12時45分58秒 | 書評
医学教育 寺島実著「『蘭学』の再考察と杉田玄白なる存在-17世紀オランダからの視界」
石田純編著『蘭学の背景』(思文閣 1988年)に次の記載があるそう、で.

日本の医学部には「医史学」の講座がほとんどないそうである.調べてみると、そもそも「医学の歴史」の研究者がいないのである.

「これが医学教育の現実で」と、寺島実氏は書く(『世界』 2015年3月号 35p).そのうえで、

「明治期に軍医育成を急ぐためオランダやプロシアの軍医学校のプログラム導入に傾斜したからだという」と、する.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

双眼鏡でなにを見る 嵯峨久寿像

2015年02月27日 06時34分32秒 | 地域


  双眼鏡でなにを見る 嵯峨久寿像.市内にある人物像.生前に建立された像なので「寿像」の名がある.

 この方の右手には、双眼鏡がある.「なにを見ているのですか」と、尋ねられたとき、どう答えるか.

 (できたとき)港にはいってくる、マグロ積載漁船の数を勘定しするつもりでいる.
 (でわいまは)足下をながめて、これからのマチをづしようかと、考えている.

 などなど、勝手なことをもうしております.が、各位にあってはどのように想像?.
 もっとも大切なことは、ただ<見る>だけでなく、像の主人公が考える地域のありようを考えてみてください.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする