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文学や史跡で登場するマチを旅しながら、折々、紹介することを心がけています。

博識 目利き 美食

2015年02月05日 07時59分32秒 | 書評
  博識 目利き 美食.白洲正子を元総理が論ずる.白洲は先輩にあたるも、細川家とは知己の間柄と言う.
 白洲について、「骨董」「近江」「お脳」「西行」の章.

 バックボーンに、まず教養.
 古典・漢籍.古典では記紀、古今集、伊勢物語などとくに室町以前を読みこなす.「この国の美、人間の精神を読む」(6p)と博識を紹介.

 骨董ー仏像、焼き物、書画に目利き.
 お能ー本来.許されぬ女性が舞台にたつ技量.
 近江ーくわえて美食.もてなし、案内先が楽しめると、語る.
 西行-.そこを今、読んでいる.(日本放送出版協会 2007年10月).
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ササラ 札幌路面電車

2015年02月05日 03時36分57秒 | 放送
.ササラ 札幌路面電車 電車軌道を保守するため、運行している除雪電車.
 2月4日、NHK「もういちど日本」で、5分間の放送があった.
 想ったことは「あたりまえ」「スキ間」「勤勉.努力」.

 あたりまえー定時に電車を走らせる.そのために、日本のササ、タケを材料に、手作りで除雪のしくみを考えた.
 スキ間ー自動車と軌道輸送の併存.雪を遠くにとばさず、しかし確実に軌道から排雪.路線内で余白を上手に活かす、「すきま」の利用.
 勤勉・努力ー強力な機械、加熱で融雪、化学薬品の散布.汗をながさぬつもりなら、ほかにも方法がある.

 しかし、運行のあいまに乗務外の職員が、竹を釘でうち、針金で固定して電車の前にとりつける.なにより、エコではない、か.

 
 (ササラ 札幌路面電車 解説)
 冬の除雪装置を色々研究し、大正時代の終わりに札幌で発明されたのが、今でも使われているササラ電車
 前後に取り付けたブラシ状の竹のササラを回転させて走行し、線路上に積もった雪を掃き飛ばすというもの
 冬は降雪の有無にかかわらず毎日始発前に出動するほか、降雪時は昼間でもよく見かけることが出来る.
 http://pupupukaya.sakura.ne.jp/sappo/sasara.html
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