NHK朝ドラマ舞台 余市町.余市川が余市湾に流入するところに位置する.
鉄道路線が、東から余市川河口に来て、ここで大きく左に旋回.
なんと駅前に、朝のドラマの舞台「ウィスキー会社」(大きな黒丸)がある.
昭和45年6月、この駅に降りた.モイレ山山頂にある「よいち水産博物館」(赤丸印)を訪問するため.
先行していたこのマチの出身者のお方が、駅まで迎えてくれて、営業車で出かけたのかも.
このウィスキー大会社の記憶がまったく、ない.
その日は、博物館での調べ物が終わって、「林家住宅=旧余市雲上家跡」(左上黒丸)まで出かけていった.
当時はまだ整備に着手していなかったから、草藪のなかに廃屋という感じであったと、記憶している、が.(名誉のためには、かく書くべきではないかも).
終わって駅に単身もどり、寿都行きの列車をまった.
その待ち時間のときのことである.駅舎の前から余市湾が見えた.
その青さが、見事であった.若山牧水 歌「白鳥は 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まずただよう」を思い出した.
日本海の青.紺碧の海は、太平洋岸に、なきものであった.