三連休は何かと充実していましたが、1日目のボランティア活動については“ちょぼら日記”で。
そして、2日目の飲み会ですが、子どもつながりで出会いがあったお母さんたちとグループを作ってもう軽く15年以上のお付き合い。
実は前日の疲れのせいなのか体調がいまひとつだったため正直飲み会への参加を迷いましたが、病は気からということで張り切って出かけて行きました。
なんといっても当番制で幹事さんが年に3回集まる機会を設けてくれる貴重な時間。それにいそいそと出かけて日ごろのストレス?を発散すべく大笑いするのはいいものですからね。
本当にいいメンバーと出会えてよかった…と歳を重ねるごとに思えます。本当に楽しかったなぁ
そんな風に思いながら家に帰って爆睡
そして、飲み会の翌日は7年半かけて自転車で世界を旅したという石田ゆうすけ氏の講演会に午後から娘とともに出かけました。
母のディケアの帰りの時間が急きょ早まってしまったため、予定していたゆとりがなくなってしまいましたが、それでも本当に行ってよかったと思える講演会でした。
この情報を教えてくれたまちゃさんにあらためて感謝です
さて、瀬戸市国際交流センター主催の石田ゆうすけ氏の講演会ですが、最初はセンターの紹介から始まりそのあと早速石田ゆうすけ氏の話がはじまりました。
1時間30分という時間の中で7年半分の世界の旅についての語りは、とても話し方が上手だったためどんどん引き込まれていきあっという間に時間がきてしまったという気がしました。
旅の装備から、旅をしているときに感じたこと、出会ったひとびとの優しさ、そして感動的な風景。。。
途中、アフリカの旅では一緒に体感できるよう写真と旅のときに聴いていたというエンヤの曲を流してくれました。
世界の旅は大したことではないと話されていましたが、やはり凄い。
そして、後悔しない生き方をしたいという想いが世界を旅する決心になったということに納得しつつも、それを見守ってくれた親御さんも偉いなと。
世界というより地球の大地を旅をする中で、“生かさている”と感じられたそうですが、中には事故や病気で道半ばで亡くなられる方もいるでしょうから、それを考えれば息子を送り出す際にご両親も覚悟を必要とされたのでは?と思いましたし、無事に日本に帰ってきてくれたときは心から安堵されたかもしれません。
ところで、いくつもの素晴らしいエピソードに何度もうなづきながら聞いていましたが、中でも旅をする際に現地のひとに溶け込むことを非常に大事にされていた行動に大変感心させられました。
簡単にいうと、日本の価値観で物事を計らない、ということでしょうか。
現地のひとに溶け込むことで、見えなかったものがみえてくる。
そして、貧しいことが不幸せではないということ。
以前ブログにも書きましたが、 “幸せ”についてあらためて考えさせられました。
もっともカメルーン在住の息子と話していても日本の価値観で考えない方がいいと思いましたが、その反面仕事や日々の生活となると障害が多く苦労はしているようです。
そこが旅をするのと、現地で生活をし仕事をするという多少の違いがあるのかもしれません。
とにかく、講演会の中ではあまり語られなかった大変なこともさぞかし多かったのではと思われますが、それを乗り越え無事に日本に帰国され、そしてこうやって自分の体験をひとびとに伝えていくことで、世界を身近に感じさせるきっかけを作ってくれているととても思いました。
テレビのマスコミ報道では一面しか知らされない国の他の面を知るいい機会となりましたし。
いい講演会だったなぁと思いながら時計を見たら、あらあら母がディから帰ってくる時間が迫ってきていました。
質問時間の途中で会場をでることになり、また本を購入する時間もなかったのが残念でしたが、この会場に来られ話を聞くことができただけでもよかったということで(定員をオーバーして申込みできなかった方もいるくらいだったそうです)