のほほん自転車日記

早く走るより、回りの景色をみながらのんびりゆっくり。
自分の人生も介護ものほほんと…

8月5日(火) No5

2008-09-05 19:12:44 | ピースサイクル

5日のフィールドワークには、3つのプログラムがありました。

①平和公園・碑めぐり

②原民喜とともに“夏の花”を歩く

③米軍岩国基地/綿帯橋 バスツアー

なぜわたしが②を選んだかというと、説明文に

「原民喜は原爆に遭ってのち、自分のためでなく他者のために生きようと自分に言い聞かせた。原爆犠牲者のために、言葉でヒロシマの真実を示そうとした。それを了えて彼は自裁した。…」

せっかく助かった命であるのに、なぜ原民喜は自分で命を絶ってしまったのか、、、そんな疑問がよぎり、原民喜のことを少し知りたいと感じたからなんです。

フィールドワークの集合場所に行くと、とても品のいい感じの年配者がみえ、紹介のときにその男性の方が原民喜氏の甥であるということがわかりました。

このプログラムに参加したひとたちは、大学のゼミ生と思われる生徒さんと先生、生活協同組合の関係でみえた女性の方々、市民活動をしてみえる方など、20名余りの方がみえました。

説明は、70歳は超えるであろうと思われる男性の年配者が主にお話をされ、ときどき原民喜の研究者である若い女性の方、そして甥の方がフォローして話す感じでした。

世界記念聖堂の近くには、原民喜の生家があり、そこで彼は被ばくをしました。

説明をしっかり聞きたかったんですが、如何せんにも声が聞き取りにくくて説明がよくわかりませんでした

でも、川沿いの被ばく柳をみたり、昔の情景を思い浮かべながら歩いて、少しだけ雰囲気を味わうことができました。しかし、それは原民喜の幼少のころの楽しい思い出と同時に被ばく時の体験を知ることは、正直わたしにはとらえることが難しかったです。

 

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8月5日(火) No4

2008-09-04 23:31:26 | ピースサイクル

フィールドワーク 原民喜と歩く広島の『夏の花』 の集合場所である世界平和記念聖堂(カトリック教会)を目指すべく地図をみながら行きましたが、初めての土地なのでグルグルしてしまいました

わたしとしては、名古屋にある布池教会(左側)をイメージしていたのがいけなかったのかも…。

   

やっと探し当てた世界平和記念聖堂。

世界平和記念聖堂の入口というか、門をくぐると正面に聖堂、左手にパウロ書院(聖書関係の本やロザリオ、マリア像などが販売されています)右手にヨハネパウロⅡ世のことばが書かれた看板がありました。

核戦争とはいわず、すべての武器と戦争を拒否したいです。

この日は、この教会でもイベントをやっているようで、多くのひとが訪れていました。

敷地内を自転車にのっているわけにもいかないので、押しながら自転車置き場を捜していたのですが、どうにも見つからない…なので、道行く人に聞き、ついでに敷地内のどこにフィールドワークの集合場所があるか尋ねてしまいました。やれやれ…とホッとして時間をみると、まだ余裕があったので、せっかくなのでパウロ書院に行き、娘が持っているといいと言っていた小さなオメダイを購入しました

そこで、シスターからきょうは被爆証言の話があるから聞いていったらどうかと言われましたが、フィールドワークの時間と重なっていたため聞くことはできませんでした。ん~残念

でも、今回の目的はフィールドワーク。いよいよ出発です。

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8月5日(火) No3

2008-09-03 19:33:32 | ピースサイクル

呉での見学を終え、いよいよ原爆ドームに向けて出発。でも、その前に倉敷市から一緒だったNEご夫妻と一緒に記念撮影です。パシャl!

さて、いよいよラストラン(?)です。

およそ30K。

海沿いの景色から街中の景色に変わるとともに、物々しくザワザワしてきました。

でも、30Kというのは、案外あっという間。時間にしたら2時間もかかりません。

一生懸命自転車をこいでいると…原爆ドームと横断幕が目に飛び込んできました。

終わったんだ。。。

そう思っただけでした。

おおさかピースのO田さんが、「お疲れ様!」と言って握手してくれたけど、まったく実感がわかなかったし、感動もありませんでした。わたし自身、ある程度予想していたことでしたが、結構冷めてましたね

とはいえ、一緒に走った唯一の女性であるYさんとはお疲れ様でしたということで、しっかりハグしましたが…

着くことの目的よりは、その行程がわたしにとっては宝物だったんですね

かなり充実した日々を過ごしていたから、終わったことが悲しかった…そんな気持ちの方が大きかったです。

みんなとの記念撮影です。

記念撮影が終わると、近くの宿泊場所へ。

慌ててフィールドワーク(原民喜と歩く広島の『夏の花』)に参加するために、地図をフロントでもらってひとり自転車に乗って移動しました。

 

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豊田大橋

2008-09-02 18:23:42 | 豊田市を自転車で散策

そう、今にもが降ってきそう。。。 でも、きょうはゴスペルの日なので、自転車に乗ってでかけていきました。およそ10kの道のりです。

こんな天気の日は正直車に乗っていきたい!と思ってしまいがちですが、広島に行ってからというもの、雨のことがさほど気にならなくなったことや、なんとか体力を維持したいのと、エコということで。たくましくなりましたよ!?とはいうものの、やっぱりは嫌いです。 雷はならないでよ~!と思いながら自転車をのんびりというより、きょうはせっせことこぎまくり、平成記念橋を必死でかけのぼり…おかげで結構速く着きました 帰りは街中に用事があったので、豊田大橋を渡っていきました。車ではよく通るのですが、自転車では久し振りです。まぁ、サッカーの試合をみるときは歩きで通ったりすることも何回かあるんですけどね。

豊田大橋は、いまは亡き黒川紀章氏の設計ですが、何もないようなところに巨大な物体あらわるという感じで、存在感がすっごくあります。夜は夜でうっすらライトUPされ、それなりにきれいなんでも骨をイメージしたとか???

ん~この橋をみていていると、天空の城ラピュタにでてくるロボット兵に自分が覆われているような気になってきます

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8月5日(火) No2

2008-09-02 09:22:33 | ピースサイクル

大和を造っていたというドッグをみたあとは、いよいよ潜水艦です。

もともとわたが住んでいる場所は、どちらかというと山に囲まれているので、海や船をみたりするのも珍しいことなのですが、さらに本物の潜水艦をみることができるとは…。

大和が建造されたドッグの左手に潜水艦や海上自衛隊の船が浮かんでました。

潜水艦が浮かんでいる場所には、たくさんの自衛隊員の方が…。なにかあるんでしょうか?

それにしても、こんなものが海の中を行き来しているかと思うと不気味な感じです。

どうせなら黒じゃなくてカラフルな花柄なんかにして、戦争時の落し物処理をしてもらえるといいかもしれませんね

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8月5日(火) No1

2008-09-01 15:54:08 | ピースサイクル

いよいよ目的地の広島市に到着する日です。

ですが、出発するその前に呉で大和が作られたという場所、そして本物の潜水艦をみるために、おおさかピースサイクルの方に連れて行ってもらいました。以前は、自転車ででかけていたようなのですが、話に聞くときつい坂なので(時間短縮?)自動車で行きましょうということに。確かに…行きはよいよい帰りはこわい~♪坂でした。自動車で行って正解です!

呉には海上自衛隊の基地があるのですが、イメージとして刑務所っぽく、高い壁があるかと思ったのですが、そうでもなくわたしが思ったより開放的な気がしました。でも、実際はわかりませんが。

高台から大和が作られたという場所(左手の方)をみました。本当に大きな建物・工場です。

 

父は、戦争になる前、船乗りにあこがれて、商船学校に入りたいと家族にお願いしたことがあったというのですが、家が貧しかったため入学するための資金もなく、泣く泣く学校に入るのをあきらめ、甲板員として戦争になる前まで船に乗っていました。(そのため、この豊田では珍しく船員保険をもらっていました)そのときの話をもっと聞いておけばよかったといまでは後悔することが多いですが、その戦争になる前までは日本以外の国に行ったり、お相撲さんが船に乗っていたとか、船が沈没して辛かったとか…いろいろな話を母にしていたようです。でも、戦争になり船が兵隊を乗せるための輸送船と変わり、状況も一変。父は船乗りになる夢もあきらめ、家に戻り今度は兵隊として戦地に赴くことになったそうです。

船をみながら、もし戦争がなかったら…当時のひとの夢をかえすことができないのが残念です。

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