風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

谷根千めぐりPART2

2007-04-30 23:00:34 | お出かけ・旅行記
薬でちょっとからだはだるいけど・・・
今度は家族そろっていってまいりました。今回は上野から谷中、千駄木だけです。

今日はとってもいいお天気で、あついくらい。

今日の予定は芸大美術館の展覧会の後、谷中のねんねこや、谷中銀座、夕焼けだんだんめぐりコース。でも今日はラッキーな事に上野公園内にある旧東京音楽学校奏楽堂(純情キラリで主人公の女の子が受験した学校のモデル)が公開日だったので中へ入ってみる事ができた。日本で始めてできた音楽演奏会様のホールがあった。

明治23年創立、中には音楽の指導に当たってきた先生や歴史資料などが見られる。日本最初の音楽ホールには大正9年に徳川頼貞候ガイギリスから購入し昭和3年に寄贈したというパイプオルガンがあった。非常にめずらしいものらしい。今でも定期的に演奏会などが開かれているらしいから、いつか聴いてみたい。

展覧会は洋画のさきがけとなった人たちの絵だったが、う~ん、微妙。。。

さて、今回のお目当ては2月にいけなかった可憐堂ねんねこやだよ!
ずっと面白くなさそうな顔でついてきていた次男もこの時ばかりは目を輝かせていた。
うちの家族はみんな猫好き。特に次男は猫が好きでアルバのこともしつこいくらいかまう。

道幅の狭い三浦坂の途中に人の列が!少し待ってお店に入ってみるとそこは猫、猫、猫グッズがたくさん。猫好きの人にはたまらないよ。もう頬が緩みっぱなし~。

あの時片目の猫ちゃんはシンちゃんというのだそうだ。この店の看板猫らしい。でもシンちゃんはちょっと人見知りするらしい。今日はお客さんがいっぱいいたからでてきてくれなかった。

でも他の猫ちゃん3匹に会えた。
きじトラのサンちゃん。
茶白のたくちゃん。
アルバそっくりの茶トラのマー君。
しかし、この猫ちゃん達、でかいのなんの。猫ってこんなに大きくなるのかなってくらい。アルバがまだまだ子猫にみえる。

今日は「猫がいます」と書いてあるアルバそっくりの猫プレートと猫Tシャツを購入。ダンナだけ好みのTシャツのサイズがなかったのでむくれていた。

いつまでもこの猫グッズに囲まれていたいのを我慢しねんねこやを後にした。また千駄木で「菊見せんべい」を買い、谷中銀座へ。次男はここにある「鈴木」というお肉屋さんのメンチカツが食べたかったらしい。でもものすごい行列ができていた。というのもテレビでメンチナンバーワンになったらしくホンジャマカの石塚さんと柳沢慎吾君の写真が店先に飾られていた。テレビの影響はすごいね!

長男はその隣にあるインド料理の店でナツメヤシのドライフルーツがほしかったのだが今日は売っていなかった。残念。長男は食べたナツメヤシの種から発芽させ今20cmくらいの苗に育てた。それをもっと増やしたいのだそうだ。

みんな下町めぐりでよく歩いて疲れたので今日はメンチはあきらめて帰った。次男がかわいそうだったので今日の夜のおかずはメンチカツにしてあげたよ。

だんだん坂の猫ちゃんたちは今日は暑いのかどこかに雲隠れ。3匹くらいしか会えなかった。谷中も最近人気スポットになっているらしく下町めぐりの人たちがたくさんいた。どこかのテレビ局らしき人もきていたっけ。行くならウィークデーがいいかもね。

続・月曜ゴールデン

2007-04-24 01:35:21 | 映画・演劇
サスペンスを見た。
普段は2時間物なんて見ないんだけどね。従姉妹が出るので家族で見てみた。久しぶりに出番が多かったね~。この頃はワンシーンが多かったりするんだけどサスペンスものに出るときは割と台詞も出番も多い。

今回は久しぶりの悪役でした。家政婦の役で相手の秘密を握ってゆすったお金でホスト通いしているおばちゃんの役。結局恨みをかって殺されるの。

私は彼女をお姉ちゃんと呼んでいる。私は一人っ子だし彼女が一番近い中の良い従姉妹だからだ。時々「この服新しいのにきられなくなっちゃったからパスピエちゃん着てみる?」と服なんかもっきてくれる。なんか豪快で面白いキャラクターだから、いつものキャラと違う役だったりするとよけいおもしろいんだな。

ダンナは「あんな役じゃお姉ちゃんかわいそうだよ」なんていっているが、私は殺されて死ぬとこなんてうまいじゃん!と思っていた。

彼女は撮影だけしてから後がどんな具合か見てないって行ってたから彼女自身の目にはどんな風に映っているんだろう。結構芝居には厳しい人で一緒に舞台を見に行って私が隣でげらげら笑っている時も彼女は楽しむより研究していたからな。やっぱり日々勉強なんだろうね。何事も。



何事にも一生懸命、彼女は素敵に年を重ねていると思う。
私もそんな風に年を重ねたい。
あ、そういえばこの日私も一つ年とったのよね。43才ですわ。もうわらうしかありませんわ。おほほほほほほ!!



月曜ゴールデン

2007-04-21 23:35:27 | 映画・演劇
劇場だっけ。あのサスペンス物だと思うんだけど。

また、あの女優やっている従姉妹からメールがきました。

4月23日月曜日放送のサスペンスに出演するそうです。

な、なんと今回は!

殺される役だそうです!

皆さん興味があったら見てみてください!

リアルな私の顔を知っている人は「似てる?」かもと思います。知らない方は彼女から私の顔を想像してください!


今回は何分間出るかな~。楽しみ。楽しみ。

母の手料理

2007-04-19 00:57:24 | Weblog
去年の秋頃からぜったい痩せるぞ!とダイエットを始めた私。

というのもアメリカ駐在中はそちらの食生活&なんでも車で移動、意識して運動していなかったのせいか結構太っていたのだ。

それに、私は顔が小さいほう。だから、悲しいかな、妊娠しているように見えるらしい。現地校のすごく巨漢の先生に「Hi! You have another baby!」といわれてしまうこともあった。そのたびに「Just fatting!」と苦笑い。

日本人の友達にも・・
「もしかして、できた?」
「ううん、ただの肉。」

帰国してもなかなか体重落ちなかったのだけど、人間ドックで血糖値がたかくでて、医者からとうとうダイエットゴーサインが出てしまった。本格的にすることに。そんなにガツガツたべてるわけじゃないんだけどな。運動量が少ないからみたい。

ので、夜ご飯の量とカロリーを減らして、極力歩く。1時間は歩く事にしてみた。そうしたら、結構これが効果があったようで、5キロは痩せた。

また、最近鬱状態で食欲がかなりなくなってしまったこともあってここ最近6キロぐんとやせてしまったのだ。私としてはうれしいのだけど、母は心配らしい。「あんた、だめだよ。そんな痩せ方は・・・・」私が太っていた頃は「デブだね」を連発していたくせに。

あと3キロ痩せれば長男を妊娠する前の体重に戻るんだもん。うれしい~。

でも、先週からのひどい風邪でダウン。
心配した母が食料をどっさり買い込み、昼と夜のおかずをつくりきてくれた。

私は一人っ子で、子どもの頃は虚弱体質。とにかく、お菓子でも何でもいいから食べろ、食べろといわれて育った。

その調子で「力をつけなさいよ」と料理をつくってもらって食べる。
調理師の免許を持っている母の手料理はおいしい。
ついつい食がすすむ。亡き父がいつも母の手料理を楽しみに仕事から帰ってきては「お前も、料理の上手な嫁さんになるんだぞ。」といっていたのを思い出す。

そのおかげで体調もよくなった。感謝!なんだけど・・・・・・。
今日、体重を量ってみて、唖然・・・・「ゲー!3キロ太ってるじゃない!」

お母さん、ありがたいけど、ありがたいけど・・・・母の手料理恐るべし。





かぜひいた。。。

2007-04-13 21:15:50 | Weblog
久しぶりに風邪を引いた。のどが痛く関節痛あり。え、インフルエンザ?
とそう思ったけどそうではなかったようだ。

熱も出ないのでそのうち治るだろうと思っていたら。のどの痛みはとれないしこえがでない。

私の地声は低いほう。だから風邪を引くと男みたいな声になる。
事実電話で男にまちがえられたことあり。


だからニューハーフで有名なIKKOさんみたいな声。
「今だったらおすぎとピーコの物まねができるかもね。」
で長男を相手にやってみた。
「おすぎで~す!ピーコで~す!」

「すげ~声!似てね~!」と長男。

わるいね。にてなくて。ふん。

あまりに咳がひどくなんだかぜいぜいしているので医者に行ってきた。
やっぱり医者のお薬はきくね。

こんな状態じゃ楽器の練習もできない。つまんない。



祈りも、もんくも、つぶやきも。。。

2007-04-10 22:22:51 | キリスト教(証)
Happy Easter!

鬱のほうは少しずつ良くなっている、とおもう。。。
やっと楽器を奏する気力がでてきて、1人、神様と向き合い、受難週とイースターを覚えて、感謝をこめて、賛美をした。

曲はラフマニノフの「ボカリーズ」、ビバルディの「忠実な羊飼い」。

私達の羊飼いであられる主イエス様。
私達人間は神に忠実ではないのに神様のほうが忠実だ。

キリストを信じたばかりの頃は何か不都合な事や嫌な事があるたびに神様にそっぽをむいたものだ。

「やっぱり神様なんていないんじゃない。」

何度こんな事を思っただろう。
自分の思い通りになるのが神様じゃないのに。
でもそのたびにまるで道しるべのようなことがある。

私はたいてい長男のことで神様につまづくことがあった。

長男の事で導きを祈っていたのにセラピストとトラブルがあったり、パニックが再発したり。でも結局そのセラピストのセラピーはちゃんとしたものではなく後から聴いた話だが、ちゃんとした免許も持っていなかった。そればかりか嘘をついて自分を信用させようとしたり、どんどんボロ話が出てきた。結局そのトラブルがもとでそこを辞めて、素晴らしいセラピストに出会えた。

ある日、泣きながら「私は不安と怒りでいっぱいです!」と神様に文句をいった。
そうしたら次の礼拝で特別にアメリカ人の牧師が説教をしたとき、「不安や怒りは誰にでもあることです。ただ、いまは待ち望みなさい。」という言葉がでてきてびっくりした。説教の内容は長男の事に関係のないことだった。でも、私にはメッセージだとおもわれてならなかった。

旅行中に長男がパニックになってまわりに人にじろじろみられたとき心の中で「なんでこんな事ばっかりあるのよ!」と泣きたい気持ちでつぶやいた。気持ちを立て直そうとトイレに入ったらトイレの扉の裏に聖書の御言葉が・・・!アメリカでの事だったので他のトイレにも同じ言葉が書いてあるのだろうと全部確かめたら他の葉途中ではがれたりでまともに読めるのはそこだけだった。

アメリカでは子どもの送り迎えは車である。その日私は腹が立って使用がなかった。いつもはゴスペルの流れるラジオを聴いている。でも神様をたたえるゴスペルさえも聞きたくなかった。何回かチャンネルを変えているとこんな会話がきこえてきた。

「あなたは今絶望して神様なんて信じられないという人がいたらなんと言ってあげますか?」

「神様は忠実なお方です。いつも私達を守ってくださいます。」という事をいっていた。



また帰国が近くなったある日、私はこれから日本での長男の適応の事で悩んでいた。いくら好きな分野において特別に知識があったとしてもそれがなんになるのだろう。そんな事をずっと考えていた。

それが長男をかかりつけの医者に連れて行った時のことだ。
その医者は日本人であるけれどもある新興宗教を信奉していた。でも看護婦は中南米系のマリア(仮名)という人で熱心なクリスチャンだった。「私は昔クリスチャンであるといっていても聖書なんて全然読まなかったの。でも聖書を学んで主イエスが救い主だとはっきりとわかったわ!」と会うたびに主をほめたたえていた。

マリアが検査のために長男の採血検査をするのを見ながら、私はまた憂鬱な気持ちで「この子の知識がなんになるの?」と心の中でつぶやいた。

そうしたら、なんとマリアはこういったのだ。
「この子は頭のいい子よ。神様がいつかこの子の良いところをきっと用いてくださる時がくるからアブラハムとサラが祈って祈って祈り続けたようにあなたも祈つづけるのよ。」

私はマリアに長男の事を相談したことはなかった。ましてや心の中でつぶやいた事にまるでそのまま会話をしているような言葉が返ってくるとは!

その瞬間私は涙が流れていて、「実は今、私がこう思っていたところへあなたがこういったのでびっくりしたのよ。きっと神様があなたを通して答えを下さったのね。ありがとう。」といった。マリアはやさしくわらいながら私を抱きしめた。そして長男のために祈ってくれた。

帰国まじかだったので本帰国のことを話すとマリアは明るく笑ってこういった。「また、会いましょう。」と天を指差して。


神様は心のうちを読み取られる。
迷いの中にいるときは道しるべをあたえられる。

主よ、私の祈りを耳に入れ、私の願いの声を心に留めてください。私は苦難の日にあなたを呼び求めます。あなたが答えてくださるからです。(旧約聖書 詩篇86篇6,7節)


ただ、ただ感謝!