広島からいよいよ長崎へ来ましたよ。
途中、博多から長崎に行くのに乗車した特急カモメ。
初めての電車に乗るのはこの歳になってもワクワクするものだね。
昼食はサッカーの吉田麻也選手が命名・デザインプロデュースをしたというLEKKERというお店でトルコライスを食べた。オランダ語で美味しいという意味なんだって。
やっと来た!、大浦天主堂!
正式名は日本二十六聖殉教者天主堂という。この地で殉教した日本二十六聖人に捧げられた教会堂で、殉教地である長崎市西坂に向けて建てられている。
史跡内に旧羅典神学校と旧長崎大司教館があり、大浦天主堂キリシタン博物館になっている。私はここで改めてキリシタン達の過酷な、壮絶な歴史を知った。
フランス人宣教師プティ・ジャン神父が信徒を発見した場面のレリーフ。浦上から来た潜伏キリシタンたち15名が訪ねてきた。彼らは密かに迫害に耐えながら何代も信仰を守り続けてきた潜伏キリシタンである事を告白する。
礼拝堂に初めて入り聖マリアの像を見たとき彼らの喜びはいかほどだったであろうか。禁教令から250年たっても教え導く宣教師や神父がいなくても彼らは何代にもわたって信仰を守り通してきた。本当にすごい事だと思う。
この信徒発見から各地で潜伏キリシタンたちが信仰をあらわにしたことで浦上崩れと呼ばれる4度にわたっての弾圧事件や五島列島でも五島崩れと呼ばれる弾圧事件が起こった。知れば知るほど酷いもので本当にもう心が苦しくなる。
大浦天主堂を後にし、グラバー園へ。
グラバー園にある旧オルト住宅。他にも敷地内にリンガー邸などの洋館がある。
残念ながら大規模な工事中。グラバー邸見たかった…。
グラバー園から引き返し大浦天主堂のすぐ近くにある祈りの丘絵本美術館。可愛らしいでしょう?
ママたちはどこかで聞いた事ないかな?よく小児科のお医者のところにパンフレットが置いてあるんだ。世界の絵本や童話、挿絵原画の展覧会などもやっている。
次は五島列島へ続く。
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