風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

晴れのち曇り、時々、星一徹

2009-07-24 18:55:04 | 長男のこと
本当にこの頃の長男はあつかいにくい!

ものすごいイライラしてるし、真夜中もたばこを吸いに外へでる。長男いわくニコチンが切れるといらいらするというのだ。そのほかやけ酒をかっくらったと思われる酒びんが部屋のすみからよくでてくる。

部屋にも入るな、俺のプライバシーだといっちょまえの口をきく。

朝は何度起こしても起きない。やっと起きたかと思うとパニックになり寝坊したのを人のせいにする。

長男「なんでこんな時間なんだよ。何でじかにおこしにきてくれなかったんだよ!」

私「ふざけるな!起きたかったら自分で起きろ!甘えるな!」



また、私が調子悪くて仕事を休んだりすると、それも気に入らない。散々いやみを言った挙句こちらが小言をいうと「あ~、親がいるとこれだからいやなんだ。」

ほんとに憎ったらしいのよ!
私もキー!ってきちゃう!

そして時に2人とも爆発し親子喧嘩に発展!

長男、荒ぶる龍となり私は吠えたける虎となる。

まあ、大人へのステップかなともおもう。

でも投薬しているのにこのごろ薬を飲んでいない時があるらしい。勝手に自分で判断して飲まなかったりするのだ。これは困る。

それでなのか、このイライラは。
イライラもパニックも以前より頻度も度合いも越えてるように思えるのだ。
そうなると、そんな彼を見ている私もイライラしてくる。

こっちが受け止めなければならないのに、だめなんだよね。
私はあほママだからさっ。

その上学校から電話で提出物を取りに来いという。聞けばこのごろ休みがちで提出物を返せなかったというのだ。休みがち?
「今日は学校休みなんだ。」と言って寝ていた時は休みではなかったってこと?

なんだそれ~!!!
むろん怒りますよ!

そして私のいったお小言にブチ切れてテーブルをひっくり返しそうになった。もちろん食卓のものは倒れて醤油やラポットやらひくりかえった。

おまえは星一徹か!

もうこうなると私もブレーキが利かなくなってしまって・・・。思わずつかみかかってしまったよ。

殴り合いになるかと思ったけど。「暴力反対!暴力反対!」と言って防御のポーズ。この時私でなく主人だったら絶対殴り合いになってた。

勝手に叩いてたくさん文句言って、「私の子育て間違ってたんじゃないかと」私は星明子のようにしくしく泣いってしまった。


しばらくして、「お母さん、さっきはごめんなさい。」
さっきのふてくされたチンピラ兄さんはどこに行ってしまったのと思えるくらい素直な子供になってしまうのだ。


それに長男はおばあちゃんにはとっても優しい。
おばあちゃんが風邪をひいたといえば、「肺炎になるんじゃないか。」「大丈夫かな。」「看病に行ってあげようかな」と本当に優しい。

そして次の日に栄養ドリンク、おばあちゃんは糖尿病なのでカロリ-の少ない物をちゃんと選んでいるのだ。

おばあちゃんは感激、「かわいいね。」と目を細めてしまう。

こういうときは本当に天使のような子なのに。
本当にいろいろな面を見せてくれる子だ。いつまでこんなことつづくのかなぁ。こちらもエネルギー使うんだよね。はぁ…疲れた。




体の調子わるいです。

2009-07-22 00:02:58 | Weblog
もともと気管がよわかったせいかな。
ずっと咳がとまらん。

といっても静かな時もある。でも咳が出だすとしばらく立て続けに出て苦しいのだ。もちろん咳込んで夜も起きてしまうし。職場は食品工場だし、マスクしてても嫌がられるかな~っていつも心配。

医者に言って薬飲んでいるんだけどね。レントゲンも撮ったんだけどね。
気管支喘息のようだというわれた。

そういやゼイゼイ、ヒュー、ヒュー変な音がするときがある。

掃除もがんばってるんだけど、気管支ぜんそく用の薬と3種類もらって飲んでいるんだけどなかなか治らないね。気圧のせいかなぁ?


あと時々悩ませられるのがストレス性の下痢。(きたなくてごめ~ん)

過敏性大腸症とか言うらしい。便秘と下痢をくりかえす。
今日もお腹痛かった・・・・。
長男なんて馬鹿にして、「便所クイーン」なんて私を呼ぶんだから!



咳も、お腹の調子も突然来るから気をつけようがないのじゃ。
もう、どうすりゃいいのよ。



もんじゃでデート!

2009-07-19 22:20:40 | お出かけ・旅行記
先生のリサイタルの帰りにダンナと月島へ行った。月島は以前ブログ記事(カテゴリーのお気に入りの場所をクリックして「月島界隈」の記事をみつけてね。)で紹介したようにもんじゃ焼の店がずらっと並ぶもんじゃストリートがあるのだ。

下町っ子だったダンナ。ここのもんじゃを一度食べさせてあげたかった。

前来た時は昼間だったのでほとんどのお店がまだ準備中だったが、夜とあってもんじゃストリートにたくさんの店が盛っていた。今までなかったような真新しい今風のおしゃれなのもんじゃのお店がたくさんあった。なんかイメージちがうし・・・。

私たちは月島3番街あたりの「たんぽぽ」に。ここは依然母と一緒に来たことがあった店。何と店の中はたくさんの人で盛り上がっていた。それも地元の人たちみたいで家族連れが多かったな。あきらめかけていたところ店のお姉さんが出てきて2階へ案内してくれた。

今回もたんぽぽスペシャルを頼んだ。これはおいしいのだけど今回のお勧めはこれだ!「明太子、もち、チーズのもんじゃ」これはおいしい。もちがのどに引っ掛かりそうになるのが玉にきず。味噌、コーン、バター、しゃけなどが入った「北海」もおいしいよ。

が、しか~し、ダンナはここでも奉行になる。。。早く具で土手を作って!とかうるさいったら!もんじゃ焼きで育ったとか言うから全部作ってくれるかと思ったのに!

それにダンナめ、もんじゃだとビールがおいしいとか何とか言ってずいぶん飲んでたぞ!泥酔したらどうしようかと思ったよ。

ダンナは北千住の生まれ。金八先生のロケで使われたところで育った。ダンナの子供時代は駄菓子屋の店先でもんじゃをおやつ代わりに食べていたのだそうだ。そのころのもんじゃはキャベツ、小麦粉、ソース、水、の材料だけだったそうで子供たちの小遣いでも十分たべられたんだって。その頃のもんじゃは30円くらいなんだって。私の育った所では駄菓子屋はあったけどもんじゃはたべられなかったな。

今となってはもんじゃ焼もずいぶん格が上がったようだ。たくさんの具が入って大体が1000円前後。
ダンナは「邪道だ。」なんて言いながらおいしそうにほうばっていた。


今度は子供たちも連れて行ってあげようかな。

先生のリサイタル

2009-07-19 21:20:02 | 音楽
土曜日、フルートの師である紫園香先生のリサイタルが東京文化会館小ホールであった。上野は旦那とよく美術鑑賞デートするところだけど、久しぶりの音楽コンサートとあってたのしみだったのだ。ピンクのバラの花束を携えて行きました。


プログラム

フルートとオブリガート・チェンバロのためのソナタロ短調BWV1030(J.S.Bach)


やっぱりバッハはいいな。耳になじみのある曲だがほかのソナタより私には難易度が高いと思う。先生の吹くときよい清水が流れているようなイメージが浮かぶ。



フルートとピアノのためのソナタ第2番「1楽章形式」(川崎優)

川崎優さんは紫園先生の恩師であられるということだ。フルートの低音、ピアノとの絶妙な掛け合い。これもまた難しそう。このコンサートの中で一番この曲がよかったな。演奏が終わって先生がお辞儀をし、手で客席後方の方に敬意を払った。川崎さんがいらっしゃったのだ。



フルートとクラリネット、ピアノのためのソナタ作品11(M.Emmanuel)


ユーオーディア主宰者でもあるクラリネット奏者の柳瀬洋先生がご一緒された。なんだかかわいらしい曲。ほかの楽器が入ると楽器同士が会話しているようで面白い。エマヌエルの作品は聞いたことがなかったがこれは素敵なソナタだった。


フルートとクラリネットのためのショーロ第2番(H.Villa-Lobos)


作曲者の代表作にブラジル風バッハがある。この曲は3か月くらい前にクラッシックスペシャルで聞いてすぐに虜になってしまった曲。その作曲者の曲だったからとても期待した。フルートとクラリネットの掛け合いが交互に主旋律から伴奏になったりとあっという間に終わった楽しい作品だった。


ソナタ イ長調(C.Franck)


この曲は大好き!元はバイオリンソナタ。これは依然ラジオでランパルの演奏を聞いて私も演奏してみたいと思ってわざわざ楽譜を取り寄せてもらったことがあった。その時の曲の編集者はランパルだったが先生もその楽譜をつかっていたのだろうか。

夢の中にいるようなメロディーの1楽章。情熱的な2楽章。神秘的な3楽章。4楽章は非常に明るく、美しい、希望に満ち溢れているようなメロディー。今のところ1,2楽章を吹いたことはあるが3,4は難しいな。 早くこの曲を全曲吹けるようになりたいな。


先生の演奏を聴いてただただすごいなと思うばかり。この人にフルートが習えることを神様に感謝した。