風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

守られてるなぁと思ったこと

2011-09-27 13:58:34 | キリスト教(証)
前の記事書いてからもう約一カ月過ぎようとしているよ。
あっという間に9月末になってしまった。


9月はフルートの発表会と所属しているユーオーディアアカデミーの期末試験があったので練習練習の日々だった。

今回、取り組んだ曲はテレマンの「忠実な音楽の師」から Sonata、F moll。
バロックはむずかしい・・・。

先生の音楽的要求にこたえられないもどかしさ、ヘタレの私はもう何度くじけそうになったことか・・・。

様々なことがあり、その都度教えられることの多かった曲。第一楽章はtriste とある。tristeとはフランス語で悲しみという意味。ただ悲しみを表せばいいのかと思っていたけど、先生はこの曲の悲しみには憤りも含まれているのだという。そしてそれは十字架につながっていると。。。それをどんなふうに表したらいいのか。

憤りのこもった悲しみ。そこに十字架がみえる。なんとなく震災の被災地を思い出した。

かなりフォルテで吹ききることが多いのだが、私は息が続かないので息の使い方が悪く、変なところブレスをとったり、1曲吹いた後は息切れしてるような状態。。。(年かしらね。。。

あちらを立てればこちらが立たずのように、フレーズをとると強弱がなくなる。
この曲を練習すれば練習するほど、音が荒くなるような気がする。なんだかどんどんジレンマに陥ってくる。そんなこんなで本番を迎得た。発表会も試験の直前も天気が悪かった。こんな季節の変わり目は喘息が出る。それが一番怖かった。ブレスをするときに咳込んでしまうから。

特に先日の試験日は直前に台風が来てたでしょ。喘息って台風の低気圧もだめなのよね。

それ試験日の2日前、ピアノの先生と合わせの日、転んで手首を打ってしまった。痛みはなかったけど手首はすぐ腫れてきて内出血していた。それに楽器もその時に落としてしまったのだった。

楽器のほうはすぐに全音出るか確かめた。大丈夫だった~!!

試験本番では超緊張、だけど何とか吹ききった。先生に注意されたところはあまりなおせてなかったような気がするけど。

不思議なことに本番が終わったら突然咳が出始めた。
それに考えれば手首を打った時も内出血しただけで済んだ、手首はフルートを支えるのだから大事な部分なのだが、痛みは全くなかった。そしてこれが指を怪我していたらと思うとぞっとする。

なんだか、やっぱり神様は守ってくださってるんだなとしみじみ感謝した出来事だったよ。