フルートの調子が悪い。コンサートの4日まえだよ!
ということでフルート職人のSさんのところに行った。
私はこのSさんの仕事を見るのがとても好きだ。いかにも職人という年季の入った手がテキパキとKeyをはずしたりつけたりと休みなく続くてゆく。また、フルート職人という仕事に自分なりの美学ももたれている。
いろいろなメーカーのフルートを知り尽くしているのでどこをどうすれば柔らかい音質を作ることができるとか、各メーカーの特徴など、いろいろなフルート話が聞ける。ちなみに私の楽器はアメリカで買ったセルマーの洋白銀、リングキーのフルートだ。Sさんに言わせるとこの楽器は音が普通のフルートよりも多少低めの音なのでジャズなんかあうねということだった。そういうお話が聞けるので調整に行く日はいつも楽しみなのである。
「また、お世話になります。」というと今日も仕事部屋からニコニコと「どうぞ」といってくださった。そしてすぐその後、どなたかが入ってきた。「ちょっといいかい?」紳士的な声、Sさんに語りかける調子から常連さんの感じ。「時間はかかりませんからお待ちください」とニコニコ顔のSさん。
振り向くとそこには!!!!
のほおぉぉぉぉ~!!!ええええ!!!世界のナベサダがぁ~!!
うわぁ、なま、ナベサダ。私との距離2mとないじゃん!
おおおぉ!ナベサダスマイル!
Sさんに何かお話でもあるみたいだが・・・世界のナベサダを差し置いて私が先にやってもらっていいのか?「Sさん、あの、よろしいんですか?」とおずおず聞く私。「いいんですよ。知ってるでしょ?貞夫さん。」
そりゃあ、知っておりますとも。でも、なんでフルート職人のSさんのところに?
すると後ろのほうからフルートの音が!美しいというより力強い音だ。それにものすごい早業!32部音符か?64部音符か?ナベサダさんがふいているのだった。知らなかったなフルート吹いていたなんて!ナベサダ=サキソフォンのイメージだったから。
ひとつ道を究めた人はすごいな。そのプロのすごい早業をこんな近くで聞けるなんて。また、Sさんのうっとりするような職人技を目の前に大好きなフルートの話を語り合う。
ああ、なんて、至福・・。
ということでフルート職人のSさんのところに行った。
私はこのSさんの仕事を見るのがとても好きだ。いかにも職人という年季の入った手がテキパキとKeyをはずしたりつけたりと休みなく続くてゆく。また、フルート職人という仕事に自分なりの美学ももたれている。
いろいろなメーカーのフルートを知り尽くしているのでどこをどうすれば柔らかい音質を作ることができるとか、各メーカーの特徴など、いろいろなフルート話が聞ける。ちなみに私の楽器はアメリカで買ったセルマーの洋白銀、リングキーのフルートだ。Sさんに言わせるとこの楽器は音が普通のフルートよりも多少低めの音なのでジャズなんかあうねということだった。そういうお話が聞けるので調整に行く日はいつも楽しみなのである。
「また、お世話になります。」というと今日も仕事部屋からニコニコと「どうぞ」といってくださった。そしてすぐその後、どなたかが入ってきた。「ちょっといいかい?」紳士的な声、Sさんに語りかける調子から常連さんの感じ。「時間はかかりませんからお待ちください」とニコニコ顔のSさん。
振り向くとそこには!!!!
のほおぉぉぉぉ~!!!ええええ!!!世界のナベサダがぁ~!!
うわぁ、なま、ナベサダ。私との距離2mとないじゃん!
おおおぉ!ナベサダスマイル!
Sさんに何かお話でもあるみたいだが・・・世界のナベサダを差し置いて私が先にやってもらっていいのか?「Sさん、あの、よろしいんですか?」とおずおず聞く私。「いいんですよ。知ってるでしょ?貞夫さん。」
そりゃあ、知っておりますとも。でも、なんでフルート職人のSさんのところに?
すると後ろのほうからフルートの音が!美しいというより力強い音だ。それにものすごい早業!32部音符か?64部音符か?ナベサダさんがふいているのだった。知らなかったなフルート吹いていたなんて!ナベサダ=サキソフォンのイメージだったから。
ひとつ道を究めた人はすごいな。そのプロのすごい早業をこんな近くで聞けるなんて。また、Sさんのうっとりするような職人技を目の前に大好きなフルートの話を語り合う。
ああ、なんて、至福・・。