前にも谷根千めぐりの話は書いたけど、なんどいってもおもしろいんだよね。
ということで昨日ダンナと上野、谷中へデートにいってきました。
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よく晴れたいいお天気、
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まずは上野の森で開かれる骨董市(5月1日~15日)へ行ってみました。
上野の不忍池の近くで毎年春と秋に市が開かれます。以前行った時結構ガラスの器があったんだけど今回はあまり・・・トンボだまや小さな動物の置物が主流でした。ダンナはじじくさいものばかりといってましたが、私は思いのほかかわいい品をゲットしましたよ。
東方の3博士と羊飼いの置物です。多分昭和の頃の置物と思われます。1体が300円、安くもなく高くもないといった感じ。私はめったに値切った事はないんですが、優しそうな店主さんだったのでおずおずと「4つで1000円ダメですか?」といってみました。結果はオーライです!やった!
お次は東京都美術館の「日本の美術館名品展」へ。
東京都美術館は私には馴染み深いところ。小さい頃は毎年のようにここで開かれていた日展へ父に連れられてきたものだった。父は書道の作品を勉強のために見せるつもりだったらしいが私は洋画に夢中だった。
ギュスターヴ・クールベの「嵐の海」は迫力があって良かったなぁ。空の色、海の色がなんともいえずよかった。また、私は藤田嗣治の作品をたのしみにいったのだが小磯良平の「着物の女」はそれをくつがえしてしまった!!!ほぅ~っとみいってしまったくらい。
さあここから歩いて谷中だよ。
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上野の森の奏楽堂のわきを通る。写真は奏楽堂。朝のテレビ連続小説「純情キラリ」の音楽学校の撮影場所になったところ。いつもというわけではないがこの中に入る事もできるよ。中のホールで時々コンサートもあるらしい。
お次は「EXPO」という面白いお店へ。
ここは昭和の大阪万博のグッズ、昭和グッズものがたくさんあるアンティークやさん。とにかくいろいろなものがごちゃごちゃおいてある。こういう店の匂いって好きだ。古いものの香、なんだろう、カビの匂い?!!!しばらく昭和時代の懐かしさを楽しんでいたのだった。
ここら辺でおなかのすいた私達はブラジル風喫茶店「谷中ボッサ」へ。
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ダンナは「豆カレー」、私はブラジル料理の「ムケカ」をいただいた。ムケカはシーフードをスパイスとココナツミルクで煮たマイルドなカレーっと言った感じ。お互い試食。ダンナの豆カレーも野菜がたくさんでスパイスばっちり、両方ともおいしかったです。コーヒーも美味しくてこのお店の常連になりそう。
お次は谷中、三浦坂の「可憐堂ねんねこ屋」。一軒家を改造してあるのでお店の中へはスリッパで。看板猫が7匹いるらしい。どれもでかい猫ちゃん。オシキャットの「さんちゃん」が1ぴき店内にいるだけで他の子たちはどこかへ雲隠れ。片目の猫「しんちゃん」に会いたかったなぁ。猫好きは是非行くべし。
その後は団子坂にある「菊見せんべい」をかいました。美味しいよぉ~。私は抹茶砂糖が絡めてある甘いおせんべいを、ダンナは普通のしょうゆ味のせんべいをバラで買って歩きながら食べました。もちろんお土産用に一袋買いましたとも。
ここまできたら「よみせどおり」、「谷中銀座」を通って「夕焼けだんだん」のだんだん坂へ。この通り沿いには昔ながら商店街。谷中銀座の中なんて本当にお惣菜が安い!ここはよくテレビの取材が来るらしく2つのお店が名物谷中メンチを売っている。一度食べたけど美味しかったよ。
また江戸小物を売るお店が在るんだけどどうも店主は落語好きみたい。志ん生師匠のちょうちんがたくさん飾ってあったりする。
写真はだんだん坂から見える谷中銀座の入り口。
この付近には野良のニャンコがたくさんいるよ。猫好きはここもチェックだよ!
この付近の人が面倒を見ているみたいでみんな良く太っている。でも中には耳が切れてしまっているニャンもいたり・・・かわいそうだった。
だんだん坂で日向ぼっこをする猫たち。
猫たちにさよならして楽しい一日は終わった。上野、谷中、根津、千駄木のこの辺は行くたびに新しい発見があるのだ。
もうすぐ谷中生姜の美味しい季節だにゃ。。。。またいこう。