風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

ニャンコのクリスマス

2008-11-27 23:58:59 | 我が愛猫たち
もうすぐクリスマス。

私は仕事に、教会の奉仕に、忙しくへたばっております。

部屋の中もクリスマスらしく飾りましたよ。

さてさて、我が家のニャンたちの様子です。




アルバの定位置、ローボードに上にクリスマスタウンを作ったのでアルバは不機嫌です。

一方マロンはクリスマスツリーが新しいおもちゃとなったようで・・・。



じゃれる、じゃれる、じゃれ・・・・

マロ!もうそれ以上オーナメントを落とすなー!






こちらは私が教会に飾るステンドグラスを製作中にそれを静かに見守るアルバ。


こう見ると賢者のようなアルバたん。






そんな猫たちに目を細めて長男がいう。

「ギザかわゆす~!!」

猫はコタツでまったり

2008-11-14 19:27:08 | 我が愛猫たち
次男の要望でコタツを出した。

コタツで喜んでいるのは次男ばかりではない。

猫まっしぐら、コタツに入る。

見てくださいこのまったりくつろぐ2匹を。

「コタツはようがすにゃ~。」








それにいつもピリピりのアルバたんなのにコタツの中だとマロにぴったりと寄り添られても気にならないみたい。







それに、マロたんのことをかいがいしく舐めてあげたりして。。。(この後噛み付いて取っ組み合いになりましたが。。)






又、いつもクールなアルバたんはコタツに隠れて急に飛び出して脅かすという楽しみを見つけたようで今は子猫のようにかくれんぼを楽しんでいます。

コタツは猫たちにとっても癒しみたいですね。

くつろぐ猫たちを見ているとこちらはもっと癒されてしまって、なんだかねむたくなってしまうんです・・・・・


ダンナのご帰還

2008-11-09 00:36:50 | Weblog
昨日ダンナがニューヨークに出張して1ヶ月、本当に戻ってくるか心配だったけど無事帰還いたしました~。

昨日は掃除をがんばったんだよ!(掃除の嫌いなこの私が!)ダンナが帰ってきたらすぐにリラックスできるように。

4時過ぎにリムジンバスに乗ると連絡があった。
いつも電話で声を聞いているけどやっぱり日本にいるのだと思うとうれしい。


夕食にダンナの好きなきのこカレーを作りダンナの好きなエOスビールをかって待機。

バスは隣駅前に止まる。バスストップに近くなったら電話を入れるとの約束どおり7時半ごろ電話があった。

迎えに行こうと思ったのに長男がいない。鍵も置いていっている。
奴はこの頃よく近所をうろうろしているジュースを買いに行くのだがわざわざ毎回違う店にするのでいつもどこにいるのかわからないし、いつかえるかもわからないのだ。

携帯で連絡が取れたので長男の帰りをまって車で向えに行くとちょっといつも使う道が渋滞気味。

ようやく車が動いて、逸る気持と嬉しい気持ちをかかえながらバスストップにつくとダンナの姿がみえてきた。

私はダンナのニコニコ顔を想像していたのだが・・・アレ?なんか怒った顔で「ここ」と自分の前に車を止めるようにジェスチャーしている。

「ここ」ってバスが止まるんだからまずいんじゃ・・・・ポールもあるのにぃ~と思いながらダンナのいうとおりに止めて荷物を入れ乗ったところにバスが。バスは早くどけといわんばかりにクラクションをならす。

「何やってんの。早く出ろよ。」とダンナ。ダンナからはポールが見えないらしい。バスからまたクラクション!やっと車道に出られては知っているとだんなの愚痴が・・・・・。

私の迎えが遅かった事を怒っていたらしい。みんな迎えにきているのに自分だけポツネンと取り残されて寂しかったらしい。

「パパ、お帰りって笑顔で待っててくれると思ったのにさ。」

ちゃんと笑顔でお帰りっていったじゃない!
私は私で笑顔でただいまといってくれると思っていたのに・・・・。怒った顔を見た上、バスの運ちゃんにまでクラクション2回も鳴らされて・・・・ダンナの帰りが待ち遠しかったあの日々は一体なんだったの!

なんだか運転しながら泣けてきた。ダンナの機嫌はもうなおっていたけど。
家に着いたらなんだかいろんな思いがごちゃ混ぜになって「もう~ばかぁ~!」っていいながら様々な悪態をつきながらビービーないてしまった。だんな困り顔。


もちろん仲直りはしたけど・・・・・・。
すぐに休めるようにお布団も敷いたのに突然掃除を始めるだんな。ダンナはとても細かい・・・・・いえ、よく言えばマメな人なので。。。呆れ顔で私がダンナをみていると、

「何も言うなよ、俺が好きでやってるんだから!」

「そこ、掃除しようとおもったんだよ。。。」

「何かやってるうちにできなくなっちゃったのね。」

よくわかってらっしゃる。。。


今日は今日で、「もう、物をそんなところに置かない!」「あ、また食べてる!ちゃんと食べる量を決めておきなさい!」と私の過食をたしなめ、「ママ、家事をやる事は結構運動量を遣うんだよ。」と家事のすすめをしはじめる。

あ~、帰ってきたのね~。こういうことでダンナの存在をつくづく実感してしまうのであった。


でもやっぱり支えなんだよね。

ダンナ、お帰り!










夜の一ツ木通りで

2008-11-05 20:30:33 | Weblog
歯医者でついでに思い出した。私がOL時代の話。


私の勤めていた会社は「HOYA」に吸収合併された「PentOx」であった。

それも勤務地が自民党本部の裏にあり向かいに国会図書館、青山通りをはさんで最高裁があるという官庁街の真っ只中にあったのだ。

だからよく歩いて赤坂見附にいったものだった。(だって官庁街にはなにもないんだも~ん。)

もちろん歯医者にも。仕事帰りにあいているところが地元にはなかったからね。

会社の人に聞いて某ホテル内にある歯医者がいいよというのでいってみた。検診の結果やっぱり虫歯ではないのだけど親知らずがうずいていたらしく抜くか抜かないかということになった。

私は健康な歯を何でぬかなあかんの!と思ったので抜きませんときっぱり言ったんだけど。。。。優しそうな看護婦が私の隣に座って長い間説得されて抜く事になったのだった。

別の日に無事抜い手、痛み止めの処方箋を持って一ツ木通りにある薬局にむかったのである。

しかし・・・・困った!

出血がとまらない。。。。

麻酔が切れてずきずきしてきた。

ティッシュはもう使い切ってしまったのに後から後から出血が!

どうしよう~!

こういうときに限って薬局がみつからない。
でも口の中は血の海である。もう口いっぱいになってる。
誰かに薬局をきかなきゃ!

仕事帰りの男の人が近くにいたので口の中の血がでないように必死の思い出きいたのだった!

「しゅびましぇん、こにょひかくにひゃっきょくありまへんか?」

わからなかった人のために・・・ 

「すみません、この近くに薬局ありませんか?」と聞いたのである。


その人が私を見て、その瞬間びっくりした顔といったら。。。

「え? あああ・・・あの、あの先です!」

その視線は明らかに私の口元だった。。。。

そして丁寧にお礼を言ってやっと着いた薬局。ティッシュがある~!!
もうティッシュを見てこんなに嬉しかったのは後にも先にもないよ!

薬剤師には事情を説明したのでそれほどびっくりはしていなかったが。。あの人はどう思ったんだろう。


あの時の方へ。

夜の一ツ木通りで・・・

口から血を滴らせながら道を聞いてあなたを恐怖のどん底へ突き落としたOLはこの私。

ごめんねー!
口裂け女じゃないからね!





歯医者

2008-11-04 23:27:17 | Weblog
次男が歯科検診でひっかかっていたのに全然かかりつけの歯医者のほうにつれていっていなかった。

とうとう学校からリマインダーが・・・。
これでは医療ネグレクトとおもわれてしまう!

という事でようやく予約をとって今日いってもらいました。

長年チェックアップを受けていなかった私もついでに診てもらったよ。
最近ちょっと歯がうずくんだよね。


次男はちゃんと歯磨きが出来てなかったみたいで虫歯というほどでもなかった。良かった。

遺伝というのは体質まで似てしまうんだろうか?
長男はむしばになったことがない。

聞けばダンナも歯は丈夫で学生のころは虫歯なんてなく表彰されたほどだとか。。。長男はこれまで虫歯なしできている。
なんて幸せな奴だろう。


ところが私は小さい頃から虫歯だらけで何度は医者にいったか解らない。
次男は私に顔がそっくりなだけではなく歯の質までそっくりで小さい頃から歯医者通いだ。仕上げ磨きをしていたのに・・・。

本当に小さい頃なんかアメリカ人の歯科医相手に治療の間、たどたどしい日本語で泣きながら「もう終わり~!」を繰り返しているので母としてはなんとも罪悪感に見舞われたものだ。だから歯医者にいくたびに私はどきどきしてしまうのである。

さて、次男に虫歯がないので安心したが私の歯は?



歯磨きはちゃんとできているらしい。
レントゲンを取ったら特別異常は見られないとか。

しかし痛いといっていた2箇所の歯は治療済みの歯であり、神経ぬいてあるのに。。。


1つは歯肉炎が考えられる。歯茎が下がってきていると何回も指摘をうけている。そんな状態のところを歯ブラシでごしごしし、傷がついて炎症を起こしてしまった可能性はあるのだそうだ。

とりあえず掃除をして歯の間に薬をいれてもらった。これで様子を見てまだ良くならないようだったらかぶせ物を取って中の様子を見るしかないそうだ。


そうならないようにのぞむ・・・・。

だって歯医者きらいなんだもん。



6年前のわだかまり

2008-11-03 16:09:44 | 長男のこと
次男の文化祭に長男もついていったのはご存知の通り。

この公立中学は長男が卒業した学校でもある。でも実質通学したのは半年だけだ。

嫌な思い出ばかりの半年間。

日本の学校に慣れていないばかりか、変わっているとか薬を飲んでいる事への偏見。障害があるとカミングアウトすれば、中には協力的な生徒もいたが、「違う学校へ行ったほうがいいんじゃない?」とか先生との連絡用ノートが敗れていたり、彼の机が端っこにおいてある、馬鹿にするなどのあからさまないじめにあった。

だからこの学校からフリースクールへ変わらせたのだ。彼自身も中学の生徒が変える時間やイベントのあるときなど絶対に中学の生徒達に会いたくないといっていたのだ。


そんな彼が今回は自分から行きたいといっていた。OO先生とOO先生に会いたいと。そして、在校生の発表を楽しみ、「この頃ってこうなんだよな」、突っ張っている生徒の姿を見れば「やってみたいんだよ。」と理解を示すのである。

そして「OO君着ていないかな」とその頃よくしゃべった同級生のことをさがしてみたり・・・。

弟の友達が「アレ?OO君のお兄さんですか?なんか変わっちゃった。」と声をかけられると「ぼくみたいになっちゃだめだよ。」なんて話している。


ずいぶんと変わったなぁ。


帰りがけに先生に挨拶する事になった。はじめ先生は覚えてなかったけど名前を言ったらすぐ思い出してくれて、「ずいぶん大きくなったなぁ」と微笑んでくださった。

もう一人の会いたがった先生は弟の部活美術部の顧問である。

長男が公立中学にいかなくなってもときどきその先生は美術の個人授業をしに我が家へやってきてくださった。

「どうだった?弟の劇は?」
「よかったです。」

「なんだかずいぶんかわったなぁ」
「すみません、こんなこんな髪の毛で。。。」照れて金髪の頭を書きながら長男が言う。

そんなやり取りを見ていてすっかりあの頃の事で悩んでいないんだと思ったらほっとした。


6年のあいだに確実に長男は成長し、きずは癒されていたのだ。

そして、6年の間いろんな事があったけど無駄な事なんかなかったんだな。この頃では誰かにプレゼントしたいという気もちがあったり、世界飢餓対策機構にお小遣いから献金する気持が起こってきている。なんともうれしいかぎりだ。

良かった。。。良かった。。。神様、感謝します。