「大草原の小さな家」がDVDコレクションになって以来、これを見るのが私とダンナの楽しみになってます。
なんて懐かしい!
私が小学校の頃よくNHKの教育テレビで放映されていました。亡き父もこのドラマが大好きでよく一緒に見ていたのを思い出します。
ところでこのシリーズで日本で未公開だったものがあるんだって。
題名は「第20話・・・自由よ永遠に」(原題CENTENNIA)
日本未公開なので日本語吹き替え音声が収録されていません。全部字幕スーパー。
このような話。(ネタばれ注意)
アメリカ独立100周年を間近に控えたある日、町の創設者のハンソンさんもってきた「ミネソタ州に14本物道路が新設される」と話に町のみんなは景気が良くなるとわき上がる。町をあげて国の独立記念を祝おうと大人たちも喜び、ローラとメアリーは星条旗をつくって掲げるとはりきっているのだが、その直後に税金が跳ね上がり蓄えていた財産も国に持っていかれてしまう。抗議するにもどうすることもできない。特にロシアからの移民ユーリーは家を購入する時に負債があることを知らずに買ったので(彼は英語が不自由)何もかも失ってしまう。お祭りムードはどこへやら、ひどい国だと憤る人々。そんな大人たちを見て胸を痛める子供たち。
チャールズはユーリーを慰めようとユーリーのもとを訪れる。元の家の敷地内に馬車に家財を一切積み込みキャンプをしている。みんなよりも悲惨な目にあっているのにユーリーは希望を捨てない。そして新たなる土地サウス・ダコタへ旅立つという。ユーリーを思いやって憤るチャールズに自分のミスだといいこの国が悪いわけではないという。そのうえロシアに比べて宗教の自由も言論の自由もあるし、移民の子だって学校に行ける、子供が学べるから私も子供から学ぶことができる、この国は素晴らしいといのだというのである。
ユーリーの話に自分を恥じ入り、逆に慰められるチャールズ。そんな父親にローラとメアリーは(っていうかほとんどメアリーの主張)歴史を振り返りながらこう意見するのだ。「この国はずっと闘ってきた!そして乗り越え、よりよく強くなった!100年祭を祝うべきだわ!」 「メアリーの言うとおりだ。」とチャールズ。
そして日曜日いつも通り礼拝に集う人々。
オルデン牧師が伝道の書から説教をしている。「栄の時には辛苦の時を忘れがちで、辛苦の時には栄えの日々を忘れてしまう。人生には季節があり、苦しく厳しい冬はいつか去り、その後に必ず、繁栄の夏が来る。心を強く者だ。」とのオルデン牧師の説教には思わずアーメン(神の御前で「その通り」であるということ)といいたくなる。
そしてユーリーが町の人々へ別れのあいさつを言いにやってくる。そこでも彼はチャールズに言った同じこと語りアメリカは世界一素晴らしい国とほめたたえるのだった。ユーリーが作った旗竿にメアリーとローラの作った星条旗が揚げられる。(ここからバックにAmerica The Beautifulの歌がずっと流れる。イイ歌だ!)
最後の場面はみんなで花火を見ながら100年祭を祝っている。
なんで未公開だったんだろう?見終ったあとでダンナとあ~だ、こ~だと話し合ってみました。ダンナはあまりにもアメリカを賛美しすぎているからだろう。といいダンナ本人もこの回は嫌いなんですって。
でも私にはユーリーの気持ちがほんのちょっとわかるんだ。
アメリカの教育制度には本当に感謝しているから。
長男の障害を立証するための査定代金は全て校費で負担!
長男1人のための個人教育プログラム!
そして長男にもっと気持ちよく勉強してもらいたいと日本人の介助員まで探してくださった。
障害ゆえに日本人学校編入が断られた時でも現地校の先生は「彼の居場所はどこにでもある」とまで言ってくださった。
中学ではバスが家まで送り迎え。
もちろんいいことずくめではないよ。人種差別はそれなりにあったし、理解のない先生には抗議文を書いたし、どれだけ涙をながしたかわからない。でも障害があろうとなかろうと皮膚の色が違おうと、どんな子供も平等に教育を受ける権利はちゃんと守られていたんだ。
そんなことを思い出しているうちに、素晴らしい国!アメリカの特殊教育は世界一!とやっぱりユーリーのような気持になってしまうパスピエなのでした。
なんて懐かしい!
私が小学校の頃よくNHKの教育テレビで放映されていました。亡き父もこのドラマが大好きでよく一緒に見ていたのを思い出します。
ところでこのシリーズで日本で未公開だったものがあるんだって。
題名は「第20話・・・自由よ永遠に」(原題CENTENNIA)
日本未公開なので日本語吹き替え音声が収録されていません。全部字幕スーパー。
このような話。(ネタばれ注意)
アメリカ独立100周年を間近に控えたある日、町の創設者のハンソンさんもってきた「ミネソタ州に14本物道路が新設される」と話に町のみんなは景気が良くなるとわき上がる。町をあげて国の独立記念を祝おうと大人たちも喜び、ローラとメアリーは星条旗をつくって掲げるとはりきっているのだが、その直後に税金が跳ね上がり蓄えていた財産も国に持っていかれてしまう。抗議するにもどうすることもできない。特にロシアからの移民ユーリーは家を購入する時に負債があることを知らずに買ったので(彼は英語が不自由)何もかも失ってしまう。お祭りムードはどこへやら、ひどい国だと憤る人々。そんな大人たちを見て胸を痛める子供たち。
チャールズはユーリーを慰めようとユーリーのもとを訪れる。元の家の敷地内に馬車に家財を一切積み込みキャンプをしている。みんなよりも悲惨な目にあっているのにユーリーは希望を捨てない。そして新たなる土地サウス・ダコタへ旅立つという。ユーリーを思いやって憤るチャールズに自分のミスだといいこの国が悪いわけではないという。そのうえロシアに比べて宗教の自由も言論の自由もあるし、移民の子だって学校に行ける、子供が学べるから私も子供から学ぶことができる、この国は素晴らしいといのだというのである。
ユーリーの話に自分を恥じ入り、逆に慰められるチャールズ。そんな父親にローラとメアリーは(っていうかほとんどメアリーの主張)歴史を振り返りながらこう意見するのだ。「この国はずっと闘ってきた!そして乗り越え、よりよく強くなった!100年祭を祝うべきだわ!」 「メアリーの言うとおりだ。」とチャールズ。
そして日曜日いつも通り礼拝に集う人々。
オルデン牧師が伝道の書から説教をしている。「栄の時には辛苦の時を忘れがちで、辛苦の時には栄えの日々を忘れてしまう。人生には季節があり、苦しく厳しい冬はいつか去り、その後に必ず、繁栄の夏が来る。心を強く者だ。」とのオルデン牧師の説教には思わずアーメン(神の御前で「その通り」であるということ)といいたくなる。
そしてユーリーが町の人々へ別れのあいさつを言いにやってくる。そこでも彼はチャールズに言った同じこと語りアメリカは世界一素晴らしい国とほめたたえるのだった。ユーリーが作った旗竿にメアリーとローラの作った星条旗が揚げられる。(ここからバックにAmerica The Beautifulの歌がずっと流れる。イイ歌だ!)
最後の場面はみんなで花火を見ながら100年祭を祝っている。
なんで未公開だったんだろう?見終ったあとでダンナとあ~だ、こ~だと話し合ってみました。ダンナはあまりにもアメリカを賛美しすぎているからだろう。といいダンナ本人もこの回は嫌いなんですって。
でも私にはユーリーの気持ちがほんのちょっとわかるんだ。
アメリカの教育制度には本当に感謝しているから。
長男の障害を立証するための査定代金は全て校費で負担!
長男1人のための個人教育プログラム!
そして長男にもっと気持ちよく勉強してもらいたいと日本人の介助員まで探してくださった。
障害ゆえに日本人学校編入が断られた時でも現地校の先生は「彼の居場所はどこにでもある」とまで言ってくださった。
中学ではバスが家まで送り迎え。
もちろんいいことずくめではないよ。人種差別はそれなりにあったし、理解のない先生には抗議文を書いたし、どれだけ涙をながしたかわからない。でも障害があろうとなかろうと皮膚の色が違おうと、どんな子供も平等に教育を受ける権利はちゃんと守られていたんだ。
そんなことを思い出しているうちに、素晴らしい国!アメリカの特殊教育は世界一!とやっぱりユーリーのような気持になってしまうパスピエなのでした。