風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

ああ、失敗続き・・・・・

2006-10-27 00:25:02 | Weblog
今度の日曜日教会では礼拝後にミニバザーが開かれる。そこで手作りのクリスマスカードを売ろうと折り紙で小さな教会、天使、リース、キャンドルなどを作り、パンチでかたどった十字架やツリーなどと組み合わせてカードに貼り付けて飾る。それを大量につくるため今週ずっとその事で頭がいっぱいだったのだ。

私も長男のように1つの事しか頭に入らないタイプ。ここにいろいろな予定が入ってくると例え、カレンダーや手帳に予定として書いておいてもすっぽりとぬけてしまうのだ。

カードを作っているとインターホンがなる。出てみると修理屋のおじさんが来たところ。「あ、そういえば4時に修理をおねがいしたんだっけ。わー、かたずけなきゃ。」と急いで洗面所の周りを片付けた。おじさんは猫好きだった。愛想の良い人で興味深げに観察するアルバにニコニコしながらてきぱきと仕事をして帰っていった。「猫好きの人にわるいひとはいないわぁ~。」と修理してもらった洗面所を見に行った時に気づいてしまったのだ。

(ひえええぇぇぇぇ~!!!!)
(どうしよう~!)
(やだぁぁ~、もう!)

修理屋がくるのを忘れていたのであせって片付けたため洗面所ふきんしかみていなかったのだよ・・・・。ふっと、洗濯機のしたのあたりに目をやるとそこには私のブOジャーが!!!!午前中洗濯するときにこれだけ後で手洗いしようと思ってわきにおいておいたものだった・・・・。
なんなのよ・・・このクレヨンしんちゃん風の展開は・・・・ああ、はずかしいったら・・・。


しばらく落ち込む。息子達が帰ってきてのでおやつをあげて、さあ、またカード作りと思ったらまたインターホンが・・・。何か嫌な予感。
出ると、クラス役員の方が私を迎えに来たところ!今日は地域パトロールで親が集まってパトロールする日だったのだ。ああ、すっかり忘れてた!カレンダーにはちゃんと書いてあったのにぃ~。「すみません!すぐに!」とあわててパトロールに!

パトロールも終わってほっとしながら髪の毛を書き上げた時、私はまたもや気づいてしまったのだ。ヘアピンがおちた!
(そういえば、カード作りのとき前髪がうっとおしいからうしろでピンで留めていたんだ!忘れてた~!)よくレトロなドラマで出てくる長屋のおばさん風だったに違いなかった。はずかシィ~~~~!そんな、ちょっと振り乱した頭でPTAの皆さんと先生方の前にいたとは!

あほです・・・もうなにやってんだか、私・・・・・・。
今日は失敗続きの一日だった・・・。

やっぱり猫は籠が好き

2006-10-20 22:40:12 | 我が愛猫たち
今日はアルバネタだよ。


アルバ君、日に日に大きくなっているような気がする。元気いっぱいに部屋中を走り回りじゃれ付いてくる。じゃれ付くのはいいけれど、てがきずだらけなの・・・・。

狭いところに入り込みたがるのは今も同じ。行動範囲が広くなって、アルバの姿が見えないなと思うとクローゼットの中とか押入れの中に入っていたりする。
だけど、この頃は籠の中がお気に入り。

この籠はお気に入り。昼間、寝る時はいつもここ。



うちは一階。日当たりがわるいのでベランダにも日光浴のために出してあげる事にした。脱走防止に100円ショップで買った猫よけネットを出入りできそうな隙間に全部に取り付けた。今アルバの一番のお楽しみは私のベランダガーデンを荒らすこと。。。野良猫だったころをおもいだすのかな・・。

写真はベランダにほったらかしになってある埃まみれの花籠の中で。このなかにまるくなって入り込んでいた時は隙間がないぐらい「みっしり」と収まっていて思わず大笑いしてしまった。(ほんとはその写真を載せたかったけど失敗したのだ。)



そして究極はゴミ箱にしている籠の中でくつろぐアルバ。このつぶらな瞳がたまりません!



かわいいでしょ。この後このゴミ箱の中でねちゃったんだよ~。
猫と籠ってなんか絵になるよね。

僕の歩く道

2006-10-18 00:33:21 | 発達障害・アスペルガー症候群
フジテレビで火曜夜10時から放送している「僕の歩く道」というドラマを見た。
草剛が演じる自閉症の青年の話。今日で2回目。

私の長男は彼のようなタイプではないけれども、やはり、それなりの生きにくさは抱えている。今日は見ていて次男のことを考えさせられた。ドラマで主人公の母親は自閉症の子どもに常に心配していて、そのせいでその下にいる妹はほったらかし。母親は妹はしっかり者だから大丈夫とおもっているようだ。母親と一番上の兄が自閉症の2番目の兄のことで口論しているところを黙ってみている妹、常に彼に注意を向けている母の後ろでさびしそうな妹。その場面を見て考えさせられた。私も少なからず、こんな思いを次男はしていたのではないだろうかと思った。

まだアメリカにいた頃私とだんなの教育方針の違いや長男の就労についての見解の違いでケンカがたえなかった。あまり腹が立ったので真夜中に出て行って街中をドライブをした事を長男のセラピストに話したら、そんな状態の時に車の運転は危険、だんなの考えは社会の厳しさを知った上での事だろうと諭された。
そして最後にこう付け加えた。「あなたにはもうひとり大切なお子がいるのよ。」

長男の事ばかり一生懸命の私に次男の心のケアも大事なのだという事を思い起こさせていただいた。

長男の様子が他の子供とちょっと違うなと思ったのは幼稚園の頃。次男は生まれたばかり。次男が赤ちゃんの頃はそれなりの子育てだったように思う。だが、長男が学童期に入った頃はいろいろな発達障碍特有のいろいろな問題がでてきていた。長男には付きっ切りになって教える事があったし、次男は長男と比べておとなしく、長男がその頃出来なかった事をすんなりとできるのでこの子は大丈夫と思い込んでいたことがあった。今考えるとさびしかったのかなとも思う。しかも一番甘えたい盛りに甘える事も出来ず言葉がたくさん出てくるときに異文化の中に突然おかれたのだから今の次男の幼さや、年の割りにの甘えたがりの行動は幼い時に足りなかったものを補おうとしているかもしれない。


ドラマは自閉症の青年の就労の難しさも良くあらわしていると思う。得意なものがあっても周りに理解する人やうまくその能力を管理してくれる人がいないとその能力と就労は結びつかないという現実がある。なくし物や失敗する事に異常に敏感になり、時にパニックを起こす長男。

これから長男はすくなからず主人公のような思いをするのかなと思う一方で妹の存在を次男に重ねながらドラマの中で傷ついてなければいいな、これから変な事にならなければいいなと案じてしまうのだった。

パンをつくったんだけどさ・・・

2006-10-16 00:35:49 | 料理
あれから次男は学校に行っている。
何かしらの教育的指導が入ったのか嫌な事は言われていないという事だった。でも、この間のように不安定になったらもう学校なんて休ませてしまえと思っている。

さて、愛猫アルバはどうやら猫特有の風邪(猫ウイルス性鼻気管炎)だった。目もきれいに治ったし、元気いっぱい、夜中の運動会につき合わされてこちらが風邪を引きそう。


そうそう、今日は珍しくパンを作った。次男の幼い頃の夢は「パン屋になること」。だからその頃から見ていたパンの本をずぅーっともっていたのだ。そのうちパン屋で漫画家を両立させると言い出し、無理だと思ったのかこの頃は漫画家一筋にするらしい。そんな彼が珍しくパンが作りたいから手伝ってほしいというので一緒に作ることにしたのだった。

結果?・・・あは、あはははっは、ちょっと失敗みたい。
その本のレシピどおりにつくったんですがね。
ええ、香りはすばらしくいいんですよ。
ええ、まぁ、パンにはみえますよ。ちょっとガサガサした・・・ね・・。
ええ、なんともいえずクリスピー。しかも味がないの・・・。

試食してみて2人で「まずいね・・・」。なんていってました。明日の朝食にしようといってたのですが、口の中の水分が全部取られそうな、つらい朝食になりそうです。

誰かパン作りのうまい人、おしえて~!






2つの心配事

2006-10-09 23:56:20 | Weblog
6日は次男の誕生日だった。家族で祝ってやりたかったので7日の土曜日におばあちゃんも招いて誕生パーティーをした。いつもは私のことを「ママ」とか「お母さん」なのに、おばあちゃんが来るとちょっとその時だけおとなぶって「おふくろ」なんて呼んだりするから面白い。これもちょっと成長?なのかな。

そんな彼だが、この頃とても不安定だ。
毎朝、登校拒否をする。それも目にいっぱい涙をためて。
どうしたのかと聞いても何も言わない。ただ学校に行きたくないというだけだ。
学校でたまにからかわれたりするという事は聞いていたが、頻繁という事はなく楽しげに学校に行っていたのに。

一回休ませたら休み癖がつくだろうか。どうしようかなと考えていると「お母さん、今日どうしても休みたい」と訴えてくる。次男は親の顔色を伺うようなところがあるからこれほど強くいうことはめずらしい。誕生日の日ぐらい平安な気持ちでいさせてあげたい。長男の療育に手がかかっていたころ、次男は寂しさからチックになってしまった事もある。じっと我慢してしまう性質なのだ。散々悩んだ挙句誕生日の日に休ませてしまった。次男はすぐ爆発する長男とは違って嫌な事をとことん溜め込んでしまうタイプ。だからとってもわかりにくい。

しばらくしてからほっとしたのか学校で何がいやなのか話してくれた。
クラス移動のときに複数の男子から「ガイジ」といってからかわれたということだった。「ガイジ」とは障碍児を意味する。私達にとってこの言葉は嫌な言葉だ。実は発達障碍のある長男がクラスで障碍をカミングアウトした後に同じ言葉でからかわれるようになり、その上、明らかな差別的表現、いじめがあったのでそれがもとでフリースクールに変えた経緯があるからだ。

「またか・・。」どうしてこういうことを面白おかしく言って人をいやな気持ちにさせる子がいるんだろう。とても腹立たしい気持ちになった。それもからかいはだいぶ前からあるらしい。一応担任に事の次第を説明しておいた。

また、次男にはよい機会だから、障碍という事について話し合った。障碍は悪い事ではなく、馬鹿にするものでもないという事。お互いが違いを理解し、助け合う事ができたならそんな言葉自体がなくなるはずなのだということを。

今日は休日だったのでアルバと遊んでご機嫌な次男だったが、学校が始まるととたんに暗い顔になる。明日は行くと言ってくれるかな。心配だ。


さて、もう一つの心配事。アルバの事。
風邪を引いてしまったらしい。小さなくしゃみ。声がかれていてがさがさの声でミャ~と鳴く。膿のような目やにが出てきている。

この写真は本日のアルバ。長男の腰の上で寝ているの。
家のものにはすっかりなつき、自分からひざに乗ってきたり、横になっていると寄り添って一緒に横になったりしている。






「うごけないよ~」と困っているけどちょっとうれしいらしい。そんな長男を見て次男が自分よりお兄ちゃんになついているとちょっとやきもちを焼いていた。

心持ちちょっぴり静かなアルバ。子猫は弱いから風邪にかかると急に悪化する事もあるらしい。明日、動物病院に連れていってみよう。大丈夫かな。。。。心配だな。

ものかげからアルバ

2006-10-05 13:10:49 | 我が愛猫たち
やってきた日はとってもびびりやさんだったアルバ。

2,3日たつうちにすっかりやんちゃ坊主に変身!文字通り、猫をかぶっていたわけです!

部屋中を探検し、捕まえようとするとものすごいスピードで駆け回る。クロスは爪とぎに、コードにじゃれつきかじる。やめさせるとまた凄いスピードでどこかにいってしまう。

どこにいくかって?もうどうしてこんなところにっていうくらいせまいところにはいりこむんだから。アルちび、狭いところ大好き!

ドアと壁のすきまに・・・。



テレビの下に・・・。



食器棚の中に・・・・。



狭いところがなければどこか物影に隠れ、人が近づいてくるとひゅっとでてくる。足を狙っているのだ。私はアルバの狩りの対象なのか!でもこんな小さい子だから踏みそうで怖いよ。知らん顔をしているとなにやら後ろのほうで小さな猫パンチが・・・。足の指をかじったり・・・いたずらばかり。。。

子ども達はアルバをかわいいと思いながらちょっと怖いのかまだ抱き上げたりできない。なでたり、ねこじゃらしであそばせたり。みんなにあそんでもらってまんぞくすると、ほらこのとおり。




やっぱり赤ちゃんだね。

子猫が我が家にやってきた

2006-10-02 14:04:56 | 我が愛猫たち
やってきましたよ~。かわいい茶トラちゃんが!

ジャジャ~ン!!!この子です。かわいいでしょ!
まだ1ヶ月のオスの赤ちゃん猫です。歩き方なんて後ろ足がにまたのよちよち歩きです。泣き声なんかニャーじゃなくてミーなんだもん。もう、かわいくって・・・。



名前はアルバ。
この子、素敵な夜明け色をしているから。スペイン語で「夜明け」の意味。

昔、読んだ詩だったかな。「夜明け色の猫」というのがあった。その時イメージしたのが薄い茶トラの猫。だからアルバを見たとき「夜明け色の猫だ」って思ってしまって・・・。

名前をつけるのは一苦労。だってみんな名付け親になりたいんだもの。イスラム文化のすきな長男はアラビア語の名前がいいと言い、次男は女の子みたいな名前をつけたがる。だんなは・・・う~ん・・・微妙。。。

名前の候補はつぎのとおり。

フィガロ、ジュリアン、カーティス、茶々丸、藤丸、ミーナ、アルビス(漫画の登場人物の名)・・・etc.

「アルバだったら省略して読めばアルだからアラビアっぽいじゃない。アルビスのイメージもあるし」長男も次男も納得。だんなも「あ、いいじゃない」
という事で決まったの。



アルバがじゃれて遊んでいる時も寝ている時ももうめろめろ。すっかり里親馬鹿になりそうです。



「僕アルバです。よろしく!」