風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

「ぼくうみ」 in 川越

2010-04-29 21:29:56 | Weblog
この頃、旦那は私がふさぎこんでるのと長男とのトラブルを避けるために私を外に連れ出すようになった。

先日は江戸東京博物館につれていってくれた。


今日は川越。

ちょうど今日は川越のスカラ座で「ぼくはうみがみたくなりました。」の映画を上映する日だ。

こういう映画だとか自閉症関連の映画やドラマを見ようとしない夫に頼み込んで一緒に見に行くことになったのだ。

もちろん川越観光もかねてね。

川越は私が学生の頃から遊びに行っている。結婚する前もダンナとデートしたところであり、カメラ会社に勤めていたころは撮影会を行ったところだったりとなにかと行く機会が多いところだ。

帰国してからは改めて歩いて川越の町を散策することがなかったからダンナも私も今日は楽しみにしていた。

大正浪漫通りにある古民家で「小川菊」という鰻屋さんで少し早いけどおいしい昼食。
早めに入ってよかったよ。12時少し前になったらお客がわんさかやってきたのだ。おいしかったけど待ってる人がすぐ隣まで来てしまって落ち着いて食べられなかった。

そのあとはスカラ座の近くにある「あぶり珈琲」で中炒り珈琲をおいしく頂いた。このお店は気に入ったなぁ。珈琲もおいしいけど、お店の中がとっても良い。アンティークな落ち着いた雰囲気。また行こう。

そして、いざスカラ座へ!!
チューリップ元気の会の懐かしい方々にあえた。
しぇあさん、エジンバラさん、エリザベスさん、アリババさんの奥さま、JAMさん!

そして「ぼくうみ」の作者のレインボー親父さんこと山下久仁明さんもいらっしゃった!
レインボー親父さんとはブログ屋mixiでちょっとだけやり取りしたことがあるのでちょっと御挨拶させてもらったが多分わからなかっただろうな。

鉄道事故で亡くなった山下さんの息子さんの大輝君の写真が飾ってあったな。

小さな昔ながらの映画館は瞬く間に人でいっぱいになった。

「ぼくうみ」、何回見てもいいな。笑いあり、涙あり、最後には感動。(レビューは過去ログをみてね。)
隣のダンナもなんか感動していたらしい。

「どうだった?よかったでしょ?いい映画だったでしょ?」の問いに

ダンナは「恥ずかしいからそんなこと言わせるなよ」だってさ。

映画を見終ってサインをしているレインボー親父さんやチューリップの会の方々に後ろ髪をひかれつつスカラ座をあとにした。

後は蔵造り資料館に行ったり、猫小物を探したりして川越を楽しんで家路についた。

とっても楽しくて、「ぼくうみ」効果で幸せな気分の一日だったのだ。

続・親ばか、ばか親、鬼婆

2010-04-29 00:00:30 | 長男のこと
続きだよ。

仕事を辞めてから求人広告も自分からは見ようともしない。やつの場合第一印象がすべてなので、最初の印象がわるいと心の切り替えが難しいのだよ。

「こんなものだよ。またいいところ見つければいいよ。」そういったが、毎日無駄に過ごしているようにしか見えない。

なんで一歩を踏み出すのがこんなに時間がかかるのか。

物事の管理、これは教えてきたつもりだったのに。やれ履歴書がない!携帯がない!メモが!がいまだにできいない。あれがないこれがなと大騒ぎ。

銀行のカードを作った時のこと、暗証番号も忘れないように自分だけが判るような数字を連ねるという概念がないからその日のうちに忘れてカード再発行に。これは仕方がない。こういうこともわからないんだと思ってみても後でああだ、こうだと文句を言い、挙句の果てにちゃんと教えない私がわるいときた。

物事がうまくいかないとこんな障害があるからだとわめく…。私はいたたまれなくなる。障害あることを恥じることなく生きるよう言ってきたつもりだった。。。

あまりにも日中何もしない。テレビゲームとパソコンばかり。
時間を決めてやっていたころが懐かしい。。。今じゃ言うことなんかききやしない!

一向に春らしくならないお天気を呪い、今日行くはずだった母校が都合が悪いとわかった時の荒れようといったら!


イライラしながらも最初は我慢して何もいわなかったんだけど・・・。だったら、家の中でできる勉強のほうをはじめればいいのに・・・。まったく落語にでてくる大店の若旦那じゃあるまいし。。

「お前は言ってることとやってることがあまりにも違わないか?求人広告もみようともしない。やりたいことがあるんだよね!そのためのセミナーをうけたいんだよね!勉強のお金は私たちが出すって言ってるんだから、それだけでも早く始めたら?!セミナーの申し込みはやくしなさいよ!」

「強制されてやるのはいやなんだよ!」

この一言でブチ切れてしまった。
毎回毎回不安をぶつけてくるのは誰だよ!
相談してくるから相談に乗っているのに!調べてるのに!
それに私はカウンセラーじゃない!


後はお決まりのケンカ!大声張り上げて、きっとマンションじゅうにひびきわたっていただろうな。

こうなると私は自分の感情をコントロールできなくなるのだ。泣きながら大声はりあげて、物を投げたり、時には叩いたり。

これ以上ひどくならないように今は即効性のある精神安定剤を飲むようにしている。

長男のほうも感情を落ち着かせるために家を出て行ってどこかでたばこを吸ってくる。


そんなことの繰り返しなのだ。


ダンナは長男の言うことなんて聞かなければいい、無視しろという。

でも顔を合わせているのは私のほうが長いに決まってるじゃない!ちょっとしたことですぐ私が切れているように見えてるだろうけど、(自分でも嫌だけど)、私に言わせれば20年分の鬱積。

しかも夜寝られないことが多くなってきた。昼夜逆転になっていたり。睡眠導入剤を処方されているのだけど、寝られないから薬を多めに飲んでいることが最近になってわかったのだ。

こんなにやってきているのになんで!!!そんな感じなのだ。

強くなりたい。もっともっと忍耐強く。
でも・・・できないよ・・・。


現実は鬼婆なんだ・・・・。







親ばか、ばか親、鬼婆

2010-04-28 21:00:36 | 長男のこと
っていうのは私のことである。

前記事で不器用なんだよという話はしたけど。
それは長男に対しても同じ。ストレートにぶちかまし、爆発してしまうことたびたび。

どうしてこう忍耐できないんだろ。



事の起こりの長男のバイトだ。

専門学校を卒業後、バイトをしながら将来に役立つ資格の勉強し、資格や車の免許を取ってから就職する。

これが長男の決めたスタイル。
本当なら在学中に就職先を決めてもらいたいというのが私の希望だけど、でも長男は私ではない。それはそれで尊重しなきゃ。

でもすべての長男の不安は私にぶつけられる。私が彼の受け皿なのだ。

先日やっとバイトを決めたが担当の人とのコミュニケーションがうまくいかなったらしい。
担当の人は彼の受け答えに理解力の不安を覚えたのか電話を私に代わってくれという始末だった。

そいつ(担当者)と話して納得。その担当者がとても回りくどい言い方をするのだ。長男には回りくどい言い方はわからない。具体的に説明してほしいものなのだが・・・。

くどくど、ぐるぐるとわかりにくい表現をつかいながら、
「大丈夫ですかね?メモとか取ってますか?」
「・・・・」心の中でこう思った・・・(おまえのほうがじゃ!おまえ絶対仕事できないやろ!)

長男が馬鹿にされているようでいやになる。高圧的な態度でも取ってやろうかと思ったけど、ぐっとこらえて「だいじょうぶだとおもいますよ。」といった。

結局仕事は一日行っただけでだめになった。
工場内での流れ作業。非常にきつかったらしい。一番いやだったのは話ができなかったこと。休憩時間にフレンドリーに話をしてくれる人がいなかった事だとか。だからフィリピン人の人に話しかけていろいろ教えてもらったとか。

「まあ、仕事なんだから話すところじゃないし、仕事はそのうち慣れるよ。話をできる人も出てくるよ。仕事だってわりきりな。」といったら、1ヶ月頑張ってみると本人はやるつもりだったのだ。
しかし、そのあとこの仕事は臨時で1日だけだと言われ、ほかのところを紹介してきた、それを断ると後になって「うちはアルバイトはやっていない」と言われ長男はとうとうやめてしまったのだ。

何だ、この会社は。私も主人も派遣会社というものに登録したことがないからわからない。
何だろう長男のコミュニケーション力や仕事力に不安を感じたのか、いいように理由をつけらてやめるように仕向けられたのかとも思った。

長男には「そんなところこっちから願い下げだよ、今度は派遣じゃなく直接会社に雇ってもらえるところにするんだよ。」いったのだが・・・・・。



あとに続く・・・・。






不器用な女

2010-04-26 22:48:20 | Weblog
いろいろなことが重なりに重なってもうどうしたらいいかわからない。
私は物事を深くとらえすぎるのか。

ダンナは私を不器用な女だという。直球しか投げられない。ストレートなんだってさ。
自分にも他人にもいいかげんにできたらいいんだけど、できない。
ほど良い加減ってものが判らないんだね。

例えば相手と私の見解の違いがあるとき、こじれにこじれて気まずい状態がずっとつづいていたりするんだけど、でも一応大人なんで・・・嫌いな人でもそれなりに対応はするさ。事務的なことだけだけど、公の場ではものすごくテンション高めて。。。明るくふるまって。

疲れた。。。。


もうなにがなんだかわからない。もうどうにでもなれ!


ピンクちゃんになりたい!

2010-04-07 18:10:08 | Weblog
アメリカに在住の時、ピンクちゃんと呼ばれているどこぞのご年配の奥様がいらっしゃった。

多分そう呼ばれていることはご本人はしらない。

とにかくピンクがお好きらしい。上から下まで洋服もリボンも傘までもピンクで統一しているのだ。それも薄いピンクではなく結構濃いピンクだったりする。。。

あまりに大胆ないでたちのため、周りの日本人はその方のことを日本人とは思わなかったらしい。
私の友人の息子さんなど日本食ス-パーなどであったりすると日本語がつうじないからいいやとおもったのか「すっげー、派手なおばさん!」と思わず言ってしまったり。(これはちょっと失礼だね。)


私たちはこの方を親しみをこめてこう呼んだものである。「ピンクちゃん」

ピンクちゃんは芸術関係のお仕事らしい。
それを聞いてしまうとみんな納得する。「ああ、芸術家だから」

でも私はピンクちゃんのことなんかいいなと思ってしまうのだ。
自分を色で表現してるわけでしょ。個性ってどんな形でもいいよね。

私も自然に自分らしさを出したいな。
別に芸術家って言われたいわけじゃないけどね。

長男のお下がりのニット帽に毛糸の花やら実やら、葉っぱひっつけたりしてみた。きれいだな、面白いって!思うものや、たのしい!って思うもの、ちょっと派手目でもいいって物のや服を身につけたりしている。


「よくもうOO歳だよ」なんていけど、私はこの言い方は嫌い。自分でそう言ったら一挙に年をとってしまうよ。

今月はまた1つ年をとる。まだまだ40半ばです!気だけは若いよ~!

面白いものをかわいいものを身につけているかいあってか、息子たちはこういってくれる。

「お母さん、その格好ちょっと派手なんじゃ・・・。」
「お母さん、年の割には若く見えるよね。」
なんてね。

でもこの言葉には・・・・。

「今日は卒業式何だから、ちゃんとした格好してよね」

私、いつもそんな突飛な格好してるのかしら・・・・。
ピンクちゃんほどじゃないとおもうけど・・・・。

いいもん、いいもん、すっごい派手なオバさん、バアさんになってやる!

復活祭のロケット花火祭り

2010-04-06 20:44:48 | キリスト教(行事、他)
一度行って見てみたいなと思っているのが、ギリシャ・ヒオス島の復活祭に行うロケット花火祭り。

二つの教会がロケット花火を数万発撃ちあう党いうもの。ものすごい迫力。「世界ふしぎ発見」「いってQ」とか今日もどこかのテレビニュースで取り上げられていたっけ。

でもさぁ、よく言われるのが、ライバル教会がロケットを打ちあうっていうのだけどその解説やめてほしいよ。いかにも教会どうしが争っていそうな印象をうける。ってちがうんだよ。

ということで知ったかぶり解説。

このお祭りの起源はヒオス島がオスマントルコ占領下までさかのぼる。

この時教会の鐘を鳴らすことを禁じられていたのだそうだ。
どうにかして鐘を鳴らそうと思いを巡らした結果、2つの教会が騒ぎを起こし、互いの教会の鐘を銃弾を撃って鳴らすという策に出たのが始まり、それがいつの間にか花火になったのだそうだ。

だから教会どうしがあらそってるんじゃないんだよ。


ステンドグラス風切リ絵イースター編

2010-04-04 22:20:51 | キリスト教(行事、他)
S兄にたのまれてイースター用にステンドグラス風切り絵を作ってみた。
はじめまったく図案が浮かばなかったんだけど、祈っていくうちにだんだん出来てきたんだ。




これはイエス様がエルサレムに入場する場面。

この時ユダヤ教徒が行う過ぎ越しの祭りが近付いていていろいろな所に散らばっていたユダヤ人たちがエルサレムにきていたのだ。ゼカリア書にこの様子が預言されていた。人々は自分たちをローマ帝国から解放してくれる救い主だと棕櫚の葉を持ち自分の上着を地面に敷いて、

「ホサナ(救ってください。)祝福あれ。主の御名によって来られる方に。祝福あれ。いま来た、われらの父ダビデの国に。ホサナ。いと高き所に。」

と喜び叫んだのである。


次の作品は、十字架磔刑。



ユダヤ人たちは自分たちをローマ帝国から救って新たな王国を作ってくれると思っていたが人々の思っているようなこととは違っていたのだ。期待は怒りにかわる。イスカリオテのユダもその一人だ彼はイエスを邪魔に思い、なき者にしようと思っていた祭司長、律法学者たちに銀貨30枚でイエスをうってしまうのである。ユダヤのローマ監督だったピラトはイエスに何の罪も見いだせなかったが群衆の反乱を恐れてイエスの身を群衆の判断に任せた。しかし神様はすべての上で働かれている。もっと大きな神様のご計画のために。イエスはすべての人の救いのために十字架の死にまでしたがわれたのだ。

映画の「パッション」をご覧になればイエスがいかに残酷な仕打ちを受けたかを知るだろう。
当時十字架刑は一番、残酷で不名誉な刑であり、長い間苦しみ死ぬための刑罰。それは人びとへのみせしめでもあった。

セロファンの色が限られているのでちょっと配色に苦労した。暗雲は赤と青を重ねてつくった。
十字架は三つ立っている。イエスとともに2人の十字架に付けた。一人はイエスをののしり、一人はイエスを神の子だと信じた。天からの光は罪を悔い改めたすべての人に、嘆き、苦しみ、権力も富も持たない人たちに降り注いでいることを表してみた。



次は復活の場面。



イエスは復活後、いろいろな弟子たちにその御姿を見せている。女たちに、エマオに行く途中の弟子たち2人に、また、迫害をおそれ、集まっていた弟子たちに。。。
弟子たちはイエスがローマ兵にとらえられた時みんな逃げてしまった。そしてイエスが処刑された後も弟子たちは迫害を恐れて戸を閉めてこもっていたのだ。復活のイエスにあった女たちの話も全くしんじられないでいた。その中に「平安があなたがたにあるように。」と言って姿を現すのである。

そして、この復活の主イエスを見た弟子たちはあれほど恐れていたにも関わらず、迫害をおそれず、エネルギッシュに宣教活動をしていくのだ。

ヨハネの福音書20章29節、31節はすべての人に向けられている。

「あなたはわたしを見たから信じたのですか。見ずに信じる者は幸いです。」
「しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなた方が信じるため、また、あなた方が信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。」





今日はイースターサンデー(写真つき)

2010-04-04 17:28:42 | キリスト教(行事、他)
皆さん、イースターおめでとうございます!

前記事にも書きましたがキリストの復活をお祝いするキリスト教の大事なお祭りです。
今日はみずほ台キリスト教会のイースターの様子をご紹介です。

今日は礼拝の中でフルートで特別賛美をさせていただきました。

曲は「イースターの朝には」

イースターの朝には白百合をいけましょう~

アメリカではあちこちに売られていたイースターリリー、日本ではこの時期、悲しいことにほとんどみることはありません。ユリの苗はあるのですがまだまだ小さな苗でした。今日はO姉が白百合の代わりにユリ科の白のアルストロメリアと黄色のかわいらしいチューリップを生けてくださいました。




イースターエッグです。

これも復活を象徴しています。
拾ってきた枯れ木にエッグをつるしてみました。もうちょっとカラフルにすればよかったかな。




今日の聖書箇所はヨハネの福音書11章1節~44節から「復活のいのち」と題してメッセージが語られました。

ラザロの復活の場面。マリアとマルタの兄弟ラザロが死んで悲しんでいるところへイエスはこういうのです。

「わたしはよみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。また、生きていてわたしを信じる者は決して死ぬことがありません。このことを信じますか。」

「ラザロよ、出て来なさい。」そしてラザロは復活したのです。

いのちの主はいつでも力強く私たちに語りかけています。


礼拝の後は愛餐会がありました。皆さんで持ち寄ったおいしそうなごちそう。私はほうれんそうとベーコンのキッシュを作りました。このほかに手作りのケーキがあったりしたんですよ。可愛い小学1年生のK君はお寿司メーカー「お寿司屋さん」で巻きずしをつくってくれました。おいしかったよ、K君。



おいしいものを食べた後はまたまたH兄の登場。我が教会のエンターテイナー!!
ぬいぐるみのアマガエル君を片手に腹話術を披露。聖書のお話もためになりました。大人から子供まで笑わせてくれる。何でもやるなぁ。。。。尊敬!

そのあとはジェスチャーゲームなどなど。私たちも夫婦で参加するはめに。。。。お題は「クジャク」。笑いとともに答えはすぐ出ましたねぇ。私はクジャクの本体なので後ろで尾羽の部分を担当した主人が何をやっていたのか見られなかったのだけどなんかうけてたなぁ。


長男や次男はちょっと恥ずかしかったらしい。長男は途中で帰っちゃったし、次男はいい加減にしろよ的な顔してたっけ。

和やかにイースターの愛餐会は終わりました。Hさん、司会御苦労さまでした!