風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

なんか違うよ、池上さん。

2018-11-13 23:01:17 | キリスト教(行事、他)
ああ、またか…キリスト教関係の話を民放でやってると必ずと言っていいほどガッカリする。
今回は池上さんの番組を好きだっただけにショック。

先日、「池上彰の教えてもらう前と後」っていう番組をみていたのさ。

カトリックとプロテスタントの違いの中で天国にどうしたらいけるのかという話。

池上さんによると、カトリック信者は働いたお金を教会へ寄付する、それは布教活動に貢献したとされ天国へ行ける。

一方、プロテスタントは一人一人天職というものがあり、その天職で成功する事で天国へ行ける。というもの。

!!!!!!!!!!
えー!違うでしょ!

おもわずテレビ画面にツッコミ入れてしまいましたよ。

いったいどういうふうに調べたのか。ちゃんとカトリック、プロテスタントの神父や牧師に聞いたの?

なんだか断片的な歴史の一面と断片的な聖書の一部を曲解している?!



私はプロテスタントなのでここではプロテスタントに関して説明させてください。

天国に行ける人とは聖書で言う救いを得た人、罪より贖われた人です。

それは100%神様の一方的な神さまの恵みで、わたしたち人間の行いによるものではありません。

神様から与えられた仕事で成功した人だけではないし、天国に行くのに○○しなければいけないなどということは一切ありません。

救いはただイエスキリストが私達の罪の身代わりに十字架にかかり、3日目に復活したことを信じるというしんこうによるのです。それは最初に明確に記されています。

すべての人は、罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みによりキリスト・イエスによる贖いを通して、値なしにがと認められるからです。(ローマ人への手紙3章23-24節)

人は律法の行いとは関わりなく、信仰によって義と認められると私たちは考えているからです、(ローマ人への手紙3章28節)

「先生がた、救われるためには、何をしなければなりませんか?」と言った。ふたりは、「主イエスを信じなさい。そうすればあなたもあなたの家族も救われます。」と言った。(使徒の働き16章29-31節)


どうか天職で成功した人だけが天国に行けるなんて誤解をする人がいませんように。


空を仰げば虹の架け橋

2014-07-12 23:58:40 | キリスト教(行事、他)

昨日はユーオーディア賛美の夕べの9月公演に向けて合唱の練習で御茶ノ水にいきました。そうしたら見事な虹の架け橋が!
写真を撮っていたら周りの人も気づきはじめ、嬉しくて思わず隣の人に笑かけてしまいました。そうしたらその人も微笑んでくれるんです。



「綺麗ですね。」
「こんなの珍しいですよね。ほら、2重になってる」

こんな短い会話でしたが嬉しい瞬間でした。

この頃気分が落ち込む事が多くて…神様に虹を見せてくださってありがとうと心のなかで祈りました。

そしてこの賛美歌をおもいだしました。

「明日を守られるイエス様」

1.明日はどんな日か私は知 らない
 晴れか、嵐か、曇りになるか
 私は明日を心配しない
イェスが私を守られるから

*(繰り返し)
 明日は私にはわからないけど
 明日を守られるイェスがおられる

2.日々の歩みは日々に明るく
 肩の重荷は次第に軽い
 輝く太陽涙渇かし
 仰ぐ空には虹の架け橋
 (*繰り返し)
  
3.明日はどんな日か私は知らない
どんな道筋が先にあるかも
だけど私は心配しない
イェスがおられる私のそばに(*繰り返し)

Down to Worship 賛美集会

2012-08-25 23:30:54 | キリスト教(行事、他)
8月11日(土曜日)今年もDown to Worship 賛美集会が開催された!(もう1週間たっちゃったけどさっ)

今年の会場は新宿区大久保にある、あの淀橋教会。会場は地下のエクレシアホールでした!


Down to Worship 集会、ただ、ただ、感謝という言葉しか出てきません。

この集会がはじまったのは4年前。色々な教会でそれぞれ賛美について悩んいる人、賛美奉仕者、賛美リーダーたちが集まり礼拝とは賛美とは何かを考え足り、自分の抱えている問題や痛みを分かち合ってきた。そこで導かれたことはまず、自分から賛美をすることをやめること。楽器を置くこと。そして神様から始まる賛美を受けとる」ということでした。

自分で賛美はこうでありたいと思ったらそれは自分中心の賛美になってしまいます。自分から強くなろう、正しくなろうとするのをやめて弱い、罪のある自分自身を認めてそのままの姿で神様のもとへ下る、十字架にこそ希望がある、それが私たちの賛美なのです。

賛美集会の日まで私の心は葛藤がありました。私の心は相変わらず、人を憎むこともあればねたむこともある、やさしさもない、愛もない、自分勝手、フルートの技術もない、編曲する能力もない、自信もない、勇気もない、妙な孤独感、とげとげしてる私の心。

当日はものすごい雷雨。高田馬場駅のホームに降りたとき大きな雷鳴を聞いて、神様はこんな私を怒っているんじゃないか、今日賛美することを許さないんじゃないか、そんなことを思っていました。

こんな心の汚い私がこの賛美チームにいてもいいの?神様を賛美することが許されるの?

そんな思いを抱えて、賛美仲間に会ったとき、うれしさとありがたさとみんなごめんねという気持ちでごちゃまぜでした。
フルートの譜面というのはないので毎回、歌の邪魔にならないように旋律とは違うメロディーをふくのだけど、この時も神様に音をだずね求めながら、フルートを吹いていました。

それぞれの賛美仲間もそれぞれの状況でいろんなことがあってボロボロの状態だったけど、証をし、ともに賛美していました。神様がこんな私たちを丸ごと受け止めて包んでくださっていることがわかった。その時のことは本当にどう言い表したらいいかわからないけど。

土曜日の賛美集会は多くの人が来てくださり、ともに神様を賛美できて感謝でした。すごく幸せな時でした。

ハレルヤ!

ラインホールド・ニーバーの平安の祈り

2012-04-26 16:22:58 | キリスト教(行事、他)
ラインホールド・ニーバーの平安の祈りというのを私は「親業」の本で知った。割と知っている方が多いかもしれない。色々なところで引用される祈りでもある

「神様、どうか私にお与えください。
変えられないものを受け入れる心の平安を
変えられるものを変える勇気を
そしてその違いを見極める知恵を」

私が知っているのはこの4行だけだった。過去記事でもこの祈りが素晴らしいので紹介したことがある。
そして最近クリスチャン仲間と始めた回復の喜び(原題:Celebrate Recovery)の学びのテキストガイドにこの祈りの全文がみつけたのだ。

先ほどの4行も含めたこの祈りの全文をご紹介!



      「平安の祈り」
                    ラインホールド・ニーバー


神様、どうか私にお与えください。
変えられないものを受け入れる心の平安を
変えられるものを変える勇気を
そして、その違いを見極める知恵を

与えられた一日を精一杯生きることができるように
一瞬一瞬を楽しむことができるように
苦しみは平安への通り道であることを
受け入れることができるように

たとえ自分の願いどおりにならなくても
主イエスがされたように
この罪深い世界をそのまま受け入れることができるように

もしあなたの御心にゆだねるなら
あなたがすべてを正しく導いてくださることを
信じることができるように

そうすれば、私はこの地上において幸いな人生を送り
また天国においては、あなたと共にある最高の幸せに
あずかることができるでしょう。




最初の4行はすばらしいけど、全文あったほうがこの祈りができるまでにとおってきた苦しい道のりが表れているような気がした。

私も心に大きな傷があった。でも自分にそれをどうすることもできないことを認めた時から、神様にすべてをゆだねたときから、神様の下さる大きな恵みの中へ導かれていった。  

この平安の祈りは私の祈りでもある。毎日でも祈りたい祈りの言葉だ。


*Celebrate Recovery(興味のある方のために)・・・・・・このプログラムは心の傷や悪習慣から乗り越えることができるように聖書の山上の垂訓のイエスの御言葉に基礎を置く回復プログラム。)全米で2600万部を突破した「人生を導く5つの目的」の著書で有名なリック・ウォレン牧師の著書。(バーバス・ドリブン・ジャパン発行)


ユーオーディア・アンサンブル感謝賛美礼拝があります!

2012-02-23 00:33:00 | キリスト教(行事、他)
皆さん、今週の25日(土曜日)、賛美礼拝があります。

クリスチャン音楽家・ユーオーディア・アンサンブルが25周年を迎えました。その25年の証と賛美でつづるユーオーディアの歩み。お時間がある方はぜひぜひ行ってみてくださいね。

詳しくは下記の通り。


日:2月25日(土曜日)
時間:開場:15:30 開演:16:00

会場:三軒茶屋ナザレン教会礼拝堂
   田園都市線「三軒茶屋」駅下車、「世田谷通り口」出口より徒歩6分
   世田谷線(西太子堂)駅、徒歩2分。

出演:ユーオーディア・アンサンブル

入場無料(席上献金あり)*お捧げいただいた献金はユーオーディア被災地支援活動基金として用いさせていただきます。


主催:一般社団法人ユーオーディア 03-6657-5011(Tel&Fax)

クリスマス礼拝のご案内

2011-12-20 21:17:12 | キリスト教(行事、他)
25日、日曜日はクリスマス!

クリスマスは教会のクリスマス礼拝で本当のクリスマスのお話に耳を傾けてみませんか?

「すべての人を照らすまことの光」

12月25日(日曜日)
10:30~1200

場所:みずほ台キリスト教会(みずほ台という名ですが、場所は三芳町にあります。)


住所
〒354-0041
埼玉県入間郡三芳町藤久保836-4
電話番号:049-259-6765


電車+バスで来られる方へ

最寄駅:東武東上線鶴瀬駅西口下車(ロータリーがあるほうです。)

バス利用では10分くらいです。ロータリー左側にバス乗り場があります。

・鶴瀬駅西口発~三芳・北永井循環
・鶴瀬駅西口発~三芳町役場・北永井経由ふじみ野駅西口折り返し線
(こちらは少し時間がかかります。)

のバスをご利用ください。バス停は北新埜が便利です。(道を少し戻り、むさしの自治会の住宅街の中へ入ります。)


徒歩では大体20分くらいです。
西口駅からロータリー左側のバス乗り場を過ぎると道が二股に分かれています。

右の新しい道路を進んでください。

鶴瀬西交流センターを通り過ぎ、ファッションセンターしまむらを通り過ぎ、ひたすらまっすぐ、まっすぐ。

まっすぐ行きますと川越街道・国道254にでます。
そこを右折。

右にショッピングセンターウニクス(UNICUS)を見ながら次の信号まで行ってください。

信号を渡って左にある大きなお家の壁の終わりまでまっすぐ行きますと「むさし野自治会」の看板が出てきます。そこを右に曲がり月あたりを右に、しばらく住宅街を歩くと小さな私たちの教会がでてきます。

または、ウニクスの川越方面側にガソリンスタンド画あります。そのガソリンスタンドを通り過ぎて先にあるハンバーグレストランの手前の道を右に入り、突き当たりを左に曲がって3軒目が教会です。

住宅地ですのでお静かにお願いいたします。


それではお待ちしております!

クリスマスの賛美歌・諸人こぞりて

2011-12-07 17:46:06 | キリスト教(行事、他)
教会ではクリスマスを待ち望む時期、アドヴェントに入り、私も教会でクリスマスまでのアドヴェントの期間特別にフルートで賛美をさせていただいています。

さて先日「三軒茶屋deデート)の記事にも記しましたが、ユーオーディアの讃美歌講座でクリスマスの賛美歌を学んできましたので皆さんにシェアしますね。(まりころんぶすさん、お待たせしました。)

エピソード・原文などは賛美歌講座の講師・大塚野百合先生のテキストと先生の書かれた本・賛美歌・聖歌物語(創元社)からの抜粋です。


「諸人こぞりて」この曲は皆さんよくご存知ですよね。主はきませり~っていうあの讃美歌です。

作曲はアメリカのキリスト教音楽の父といわれるローエル・メーソン。あの有名はヘンデルのメサイヤ(救い主)のある個所に暗示を受けて作曲したといわれています。

作詞には2人の人がいます。「諸人こぞりて」はフィリップ・ドットリッジ。「たみみなよろこべ」(聖歌122番)はアイザック・ウオッツです。どちらの歌詞もとても喜びとまた絶望や暗闇の中にある人の癒しと希望を歌っています。


ドットリッジの歌詞の中にのような歌詞があります。それは第5節です。

5.He comes the broken heart to bind, the bleeding soul to cure;
And with the treasures of His grace to enrich the humble poor.


(訳)主はブロークンハートに包帯をし、血が滴る魂をいやされます。
  そのみ恵みの宝をもって、へりくだっている貧しい人々を富ませたいます。

この作詞をしたフィリップ・ドットリッジが生まれた時、とても悲劇的な状況にあったそうです。
彼はロンドンの油商人の20番目の息子として生まれました。彼が生まれる前にすでに18人の子供が死に、たった1人の子供しかいなかったのです。そして、フィリップが生まれた時も彼が産声を出さなかったので、母親は死産かと思ったそうです。ところが、大きな産声を上げたので彼の母親は「この子は助かりました。どうぞ神様に奉仕する人間になるようにあなたにこの子をささげます。」と祈ったということでした。

その後彼が8歳の時、母親はなくなり、その4年後に父親が亡くなり、若くして孤児になってしまいました。しかし、その信仰はしっかりと受け継がれていて、彼は27歳で非国教徒の牧師になり、22年間牧会に励みました。
その間、神学校を開き、一人で、聖書、神学、哲学、へブル語、ギリシャ語や数学を教えたそうです。いかに優秀な知性に恵まれていたかがわかります。40ほどの讃美歌の歌詞を書き、説教の要約を歌にし、礼拝後既存の曲に乗せて会衆と歌ったとのことです。こんなに献身的に奉仕に生きてきた彼はもともと病弱で結核に苦しんでおり、49歳で天に召されました。


ウオッツの歌詞をみてみましょう。原文を読むと主イエスの降誕によって、人間のみならず自然も喜び、救い主が世界を支配する時、全地にはびこっている罪と悲惨が消滅し、呪いが恵みに変えられる。と歌っています。

英語の原文。

1.Joy to the world, the Lord is come
Let earth receive her king;
Let every heart prepare Him room,
And heaven and nature sing,
And heaven and nature sing
And heaven, and heaven, and nature sing.

1.世界よ、喜べ!主は来られた。大地よ、王をあがめ、
 すべての人よ、主を迎え入れよ。
 天と自然よ、歌え、天と自然よ、歌え、天と自然よ、歌え。

3番の歌詞はもっと励まされます。

3.No more let sins and sorrows grow,
Nor thorns in fest the ground;
He comes to make his blessings flow
Far as the curse is found, Far as the curse is found
Far as, far as, the curse is found.

もはや罪と悲しみ消え、いばらは土地にはびこらない。
主の祝福は、呪いが満ちているところまで届くのだ。
呪いが満ちているところまで、呪いが満ちているところまで。

私はこの歌詞を見た時、私が洗礼を受けたばかりの頃私の心に起こったこと、牧師先生が話してくださったことばを思い出します。

「主は一番暗い部分をそのままにしておかず、光をあててくださる。」

それはかつて私の心の中にも奇跡をおこしてくださいました。主は私の心の一番暗い部分に光を当ててくださったんです。(詳しくは過去ログ・キリスト教(証)のカテゴリー「心の中のデス・ノート」をよんでね。)


この讃美歌を学んでいるとき先生がいいました。

「(イエスがいらしたことによって)主の祝福は呪いが満ちているところまで届く(呪いが消え去る)」というメッセージは東日本大地震によって恐るべき被害をこうむった現在の日本にとってなんと大きな慰めに満ちた言葉でしょうか」と。

本当にそう願わずにいられません。被災された多くの方々、大切な人々を失った方々、悲しみの中にいる方々の心をどうかそのままにせず、光を照らしてください。そして悲しみを喜びへ変えてください。

今、私の心に黙示録21章3~4節の言葉が励ましを与えてくれています。

その時私は、御座から出る大きな声がこういうのを聞いた。「見よ、神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐいとってくださる。もはや死もなく悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。」


この曲についてもっと詳しく知りたい方は大塚野百合著「賛美歌・聖歌ものがたり~疲れしこころをなぐさむる愛よ」(創元社)を見てくださいね。







クリスマスなので作ってみました。

2011-12-07 14:48:28 | キリスト教(行事、他)
アメリカにいたころはクリスマスになるとお店にこういうものがたくさん置いてあったりしたんだけど、日本に帰ってからトンと見ない。なんだか寂しいのでつくってみました。今、教会の窓辺に飾ってあります。





ネイティビティといって、馬小屋でのキリスト聖誕の様子です。(ドイツではクリッペkrippe(もともと飼い葉おけのこと、英語だとcrib)というようです。)

キリスト教圏ならこの時期、教会の前にこのような人形がおいてあります。

馬小屋のなかにマリアとヨセフ、幼子のイエス・キリスト、そのほか東方の三博士、また羊飼いがいるのもあります。そして普通はクリスマスの日まで飼い葉おけの中はからっぽ。アメリカで初めてそれを見た時、誰かが幼子のイエス・キリストを盗んでしまったのかしらと心配してしまいました。でも25日はクリスマスですから、この日になって初めてイエス・キリストの人形を飼い葉おけの中に置くのですって。

さて、先日ユーオーディアの声楽の講師をなさっている先生がとても興味深いことをお話してくれました。

よく厩、馬小屋で生まれたと馬、馬と私たちは言うけれど、この聖誕の様子に馬は出てこないのだそうです。なぜなら、馬は戦いの象徴だから。また、当時のユダヤの人々は馬を飼育しなかったということで馬小屋というのは正しくないのかもしれません。っていうと家畜小屋かな。

海外の教会の前に飾られるネイティビティはもっと大きくて等身大のものもあります。そういう等身大の大きなものを初めて作ったのはあのアッシジの聖フランチェスコだそうですよ。


日本ではサンタクロース(聖ニクラウス、またはニコラス)が主役になってしまって、本来のクリスマス、Christmas(christ(キリスト) mass(ミサ),キリスト聖誕の祭り)ではないのが何だか寂しいな。

イエス様は貴方のために来てくださいました。このクリスマスの時期、あなたの心に迎え入れてください。

横田早紀江さんを囲む拡大祈祷会

2011-10-21 09:35:42 | キリスト教(行事、他)
「愛」の反対は「無関心」であるとマザー・テレサは言いました。
この拉致問題を風化させないためにも皆さんに関心をもっていただきたいのでシェアします。

昨日は横田早紀江さんを囲む拡大祈祷会に行ってきました。場所は新宿区新大久保駅からすぐのところにある淀橋教会です。

横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてもう34年。私はめぐみさんと同い年、もしも、13歳の時、同じことがこの身に起こって突然家族と話され34年間も会えない環境にあるとしたらと考えると本当にいたたまれなくなるのです。

淀橋教会はとても大きな教会で教会の前で道行く人に参加を呼び掛けていました。一人でも多くの人に拉致問題を忘れないでいてもらいたいという思いがあったのでしょう。教会の入り口の前には拉致されて間もないころのめぐみさんの写真が使われたチラシが貼られていてその不安そうな表情に心がつぶれそうな思いがしました。

祈祷会では私のフルートの師である紫園香先生がフルートによる特別賛美をされ、横田早紀江さんがあいさつとお証をされていました。つづいて、西岡力さんの状況報告の後福島第一聖書バプテスト教会の牧師である佐藤彰先生が聖書・詩篇119章71節から被災したご自身の体験をまじえてメッセージをされました。

以前、教会のI姉から横田早紀江さんのお証のテープ貸していただいたのだけれど、めぐみさんがいなくなって半狂乱なっていたころいろいろな宗教の方から何か悪いことをしたからこのような状態になっているという因果応報の話で苦しんだことなど、その後友達からもらった聖書のヨブ記の御言葉から光を見出しクリスチャンになったこと、2,002年に拉致被害者が帰国した時の状況の話などをクリスチャンになってからその信仰の話とともに語られていたのです。今回も同様のお話でしたが、時間ががぎられていたようでそのテープほど詳しいお話されませんでした。

つい最近もニュースで話題になりましたが、脱北者によって横田めぐみさんは北朝鮮の内情を知りすぎたから帰れないのだという話があるそうです。行方がわからなかった20年、北朝鮮に拉致された事がわかって14年、なんて長い辛い年月を過ごしてきたのだろうと思うと涙がでてきました。

その後、隣にいた人2,3人で祈りの時をもちました。
以下は祈りの課題です。

*現政権がもっともっと真剣に北朝鮮による拉致被害者救出のために立ち向かうように。

*拉致された方々の安否、居場所の的確な情報が得られるように。

*めぐみさんはじめ、拉致された皆さんが早急に安全に救出されますように。

*横田ご夫妻、拉致被害者の皆さんとそのご家族の健康が守られ希望を失うことがありませんように。

*日本の教会及び世界中のクリスチャンがこのことを一致して祈ることができるように。

この拉致被害者のために祈るブルーリボンの祈り会があります。
今では日本各地、アメリカ、ヨーロッパにまでこの祈り会があります。

祈り会では毎月一日正午より30分の間、各自のそのおかれた場所において、何分でも可能な限り拉致解決のために集中して祈りましょうと決めているそうです。

私も毎月一日になったらこの祈りをしようと思っています。

その後早紀江さんが作詞し、岩渕まことさんが曲をつけた「コスモスの花のように」という歌を共に歌ったのですが、泣けてしまってとても歌うことなどできませんでした。早紀江さんの思いがとても伝わってきましたから。。。

ふわふわとゆれているコスモスに
ほら!めぐみちゃん
トンボが止まろうとしているよ
今年も・・・・・

コスモスってなんだか弱弱しく揺れている花なのに
ほら!お母さん
お母さんが育てたコスモスって
茎が太く花も大きくって
風にもゆれないよ

ふわふわと揺れているコスモスに
ほら!めぐみちゃん
トンボがとまろうとしているよ
今年も・・・・・

遠い空の向こうにいる
めぐみちゃん!あなたも
お母さんが育てたあのコスモスのように
地に足をふんばって生きているのねきっと
しっかりと頭をあげて生きているのねきっと


会の最後に早紀江さんとお話しする機会がありました。早紀江さんのお顔を見たら涙が出てきて、「私もめぐみさんと同い年です。祈ってます。。」というのがやっとでした。早紀江さんは「きっと恵美は生きていると信じてます。大丈夫です。」と反対に私が励まされてしまいました。

最後に早紀江さんが慰めを受けてきた御言葉を紹介します。

「私のたましいは黙って、ただ神を待ち望む。私の救いは神から来る。」(詩篇62編1節)

みんな来てね!Down To Worship賛美集会 in 上野の森キリスト教会!!

2011-07-21 01:14:41 | キリスト教(行事、他)
去年はお茶の水クリスチャンセンターで行ったDown to Worship 賛美集会を今年もやります。
今年は上野の森キリスト教会です!私もフルートで参加します。みんな来てね!



「DOWN TO WORSHIP賛美集会Vol.2」
~震災後、私たちの不安な心を唯一の希望である神様のもとに~



日時:7月30日(土曜日) 14:00PM~16:00PM

場所:上野の森キリスト教会5F

ゲストスピーカー:小さな命を守る会会長 辻岡健象師

主催:逃れの街ミニストリー、One Music

問い合わせ:090-8106-3008



DOWN TO WORSHIP賛美集会は月1回集まり礼拝と賛美について学んでいる集会です。私たちが賛美を通して何かを捧げるのではなく主が十字架へと下られた(Down) のように私たちも十字架のもとへと下り、私たちの内からではなく神様から始まる礼拝へ(Worship)と導かれる事を学んでいます。


「感謝ではなくすべての自分をささげる、喜びからではなく魂の呻きから
湧き出る十字架へ信頼を賛美に(ヤコブの手紙4章9.10節)


*こちらから去年の賛美集会の様子がTOUTUBEでご覧いただけます。

おそれなくちかよれと

主は導きをもって