風は東楡の木通りから

クリスチャンフルート吹きパスピエの愛する音楽、猫たち、薔薇の毎日

ユーオーディア賛美の夕べコンサート

2011-04-05 21:52:56 | 音楽
先日、2日にユーオーディア賛美の夕べコンサートが開かれた。このコンサートはクリスチャン音楽家の集まりユーオーディアによって1年半ごとに開かれる。

コンサートの始まりに代表の柳瀬さんがご挨拶していたが、被災地や被災者の事を考え今このコンサートを開催するのか中止(延期)なのか、長時間、話し合ったそうだ。その中で仙台で被災している仲間の姉妹からの励ましがあり、ユーオーディアの関係者の長い祈りの中で与えられた聖句
「ここまでは、確かに主に導かれてやってきた。だからやっぱりこのまま進もう。今やろう。われわれの行く方向が間違っていれば、主が閉じられるだろう。」をもとに全員の意見一致し、柳瀬代表が決断した。

そうしてこのコンサートは実現したのだった。

プログラム

「アンダンテ・フェスティーヴォ」  J.シベリウス
「やすかれわが心よ」        J.シベリウス
「輝く日を仰ぐ時」         スウェーデンの古い賛美歌
「バイオリン協奏曲ホ短調」     F.メンデルスゾーン
 
      休憩

「聞けイスラエルよ」オペラ「エリヤ」より F.メンデルスゾーン

「神はそのひとり子を」          柳瀬佐和子
  I.「暗闇に光」
  II. 「君もそこにいたのか」(スピリチュアル)
III.「神はそのひとり子を」

「詩篇57」(詩篇交響曲より第4楽章)  金希文


美しい管弦楽の音色と歌声の賛美に安らぎを覚えた。特に「やすかれわが心よ」の詩を読み心の中でともに歌いながら泣きそうになった。


やすかれわが心よ、主イエスはともにいます
痛みも苦しみをも雄々しく忍び耐えよ
主イエスのともに増せば耐ええぬ悩みはなし

やすかれわが心よ、波風たけるときも
父なるあまつ神の、みむねに委ねまつれ
御手もてみちびきたもう 望みの岸はちかし

やすかれわが心よ、月日のうつろいなき
御国はやがて来たらん、憂いは永久に消えて
輝く御顔あおぐ、命の幸をぞ受けん


また第2部では特に「神はそのひとり子を」に感動した。
歌詞の言葉はほとんどが聖書の御言葉からである。
曲もとても美しい。
中間に誰もが知っているスピリチュアル(君もそこにいたのか)あり、キリストが十字架につけられた情景をうたい、最後は神の救いと神への賛美が壮大に歌いあげられるのである。


ユーオーディアではこれからも大震災の被災者支援のためのチャリティーコンサート5回にわたりを予定している。



これはプログラムにあったユーオーディア・柳瀬代表の言葉である。

・・・・そして今、私たちの心からの願いは今日この「賛美の夕べ」を通して皆様の心に神の慰めと励ましが届けられることです。また、悲しみと不安の中におられる多くの方々のために祈りを込めて賛美をささげます。図らずも、ユーオーディアでは今年の夏に仙台で初めての「ユーオーディア音楽祭」を開催する予定となっておりました。この計画がどのようになるかまだ分かりませんが、私たちも音楽を通して被災者の方々のためにお役に立てればと願っております。

「慰めよ。慰めよわたしの民を。」とあなたがたの神は仰せられる・・・・

皆様の上に主の平安がありますように