堀米さんのヴァイオリンを後ろからというのも、結構迫力がある。途中のカデンツァは、じっくり聞かせてくれた。
「ツァラトゥトラ・・」は、真後ろでパイプオルガン、前には、鏡とグロッケンシュピールという、金属パイプのようなもの、しかもこれを叩くのが、「金づち(ハンマー)」、金属のいい音色。
冒頭のトランペットで、宇宙の幕開け、哲学とはほど遠い、カラフルな音楽。
<指揮>高関健、
<ヴァイオリン>堀米ゆず子
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、
R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥトラはかく語りき》