徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

映画「ほたるの川のまもりびと」

2018-07-20 | 映画

半世紀の間、ダム建設に抗して暮らす人々を描く映画「ほたるの川のまもりびと」を見た。

 渋谷:ユーロスペースで、8月3日まで毎日午前10時から1回上映。

 

石木ダムの建設計画が持ち上がったのが、1962年。建設理由は利水と治水というが、事業を必要としたのは、事業を受け持つ業者。どこでも同じ。

映画はここで暮らす人びとを描く。結婚して移り住んでびっくりした女性、病気だけど何か手伝いたいと得意の絵で、人々の暮らしを漫画に。住民全員の似顔絵にして。

ソフトボールのエースの中学生、ケガで心配なお父さんとキャッチボールの練習、試合では延長の末勝利、みんなで喜ぶ姿。

ほたる祭りは、全員総出、子どもたちが魚をつかみ、マムシをつかみ、大人たちもイノシシ肉の料理、テントがずらりと並ぶ。ほたるがいっせいに灯りを照らす。

おばあちゃんたちは監視小屋で見張り、お母さんたちもスーパーのチラシを持ってきて「ここが1円安いのよ」と。

 弁護士が集会で報告、地権者が訴える場面では、「私は立入禁止の処分を受けているので、この集会に来た、他の人は現地に残って監視している」と。

 生き生きとした地域の人たちの暮らし。

 「大型車が夜中、現地に入った」との連絡で、全員集まる。ブルドーザーの下に潜り込んで、頑張る人がモノクロの画面に。

 「重機を撤退する」との県の回答が流れる。


水の輪混声合唱団の第44回定期演奏会へ

2018-07-14 | 音楽 合唱

「水のいのち」を聞きたくて、数日前、申し込んで出かけた。会場は満席。

予想をはるかに超える合唱だった。

 2人の指揮者、柴山正雄氏は小金井などの中学校で教鞭をとるとともに全日本合唱教育研究会の理事長など勤めていると経歴に記載されている。何回か前の演奏会前に倒れたという後遺症が残っているが、元気に指揮をされた。ニコライ堂聖歌隊の士気もされていたという。

 柴山秀明さんは、そのご子息。楽しい指揮をされた。

 瀬戸内寂聴さんの詩に千原英喜さんが曲をつけた組曲、いい曲だった。

 7月14日午後3時30分

 小金井 宮地楽器ホール

  • 正教会聖歌
     ボルトニャンスキー聖歌コンチェルト「No.35 主よ 誰か汝の住所に居るを得んや」 他
  • 混声合唱とピアノのための組曲「ある真夜中に」(作詩 瀬戸内寂聴、編曲 千原英喜)
  • 阿久悠ステージ
     「津軽海峡・冬景色」
     「カルメン '77」
     「色つきの女でいてくれよ」
     「また逢う日まで」
     「舟歌」
  • 混声合唱組曲「水のいのち」(作詩 高野喜久雄、作曲 髙田三郎)

指揮:柴山正雄  柴山秀明

伴奏:三平順子


第九の練習開始

2018-07-03 | 音楽 合唱

小金井で行われるベートーベンの「第九」演奏会の練習が7月3日開始されました。
会場の宮地楽器小ホールは、たくさんのソプラノとアルトと少数のテノールとバス。

 練習指導の金(こん)務先生から、「第九初めての人」「合唱初めての人」の呼びかけに何人かが手をあげる。「譜持ってない人」には、先生の楽譜を貸して始める。発声の後、「主題から」開始。ドイツの読み方、発生の仕方を初回ということで簡単に説明しながら。
初めての人も含めて指導していく先生の手慣れた姿。
テノール、バスは少ないので引き続き募集するという。

  本番は
 日時 12月1日(土)午後2時開演
 会場 小金井宮地楽器ホール 大ホール
 指揮 新田敏則
 管弦楽 東京多摩交響楽団
 練習日は火曜の午後が多いが、他の曜日や夜の日もあり。

 


自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。