徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

「夢の第九」国際フォーラムで

2011-12-30 | 音楽 クラシック

 

6月の練習会から始まったFM東京の「夢の第九」が有楽町の国際フォーラムのホールAで開催、昨年に続き2回目。

練習会参加は、20回、なかなか覚えられず、苦労。

楽しい合唱指導の千葉芳裕先生と、一緒に飲んだおじさん、そして最後のころは女性も含めての飲み会。

楽しい「夢の第九」だった。

 

観客席で歌う「第九」。4000人が合唱。とにかく終了という思い。

 

 

1229日 午後7時開演

国際フォーラム ホールA

 

指揮:西本智実
ソプラノ:日比野幸
アルト:小泉詠子
テノール:経種廉彦
バリトン:成田博之
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団 

合唱:宇都宮第九合唱団・観客4000

 

【曲目】
ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調 作品125(合唱付)

 

 

 開場前の長い列

 

 

開演前の舞台

 

 リハーサルでの西本智美さん

(会場内での撮影は、「撮影禁止」の指示前)


ベートーヴェン「第九」の ファクシミリ版 というものが

2011-12-25 | 音楽 クラシック

 

ベートーヴェン交響曲 9 Op.125: ファクシミリ版 

 ベートーヴェンの「第九」、この楽譜の原本は各地に散逸しているが、その写真印刷によるファクシミリ版というものがあって、この楽譜を指揮者が研究することによって、「第九」の演奏を発展させているという。

 すでに日本でも発売されているが、価格は、98,000円(アカデミア・ミュージック㈱)

 インターネットで見ると、判読しにくいベートーヴェンの文字、赤く強調された記号など、なるほど、これでなければ、わからないことがたくさんありそう。

 422ページもある。

 

 


「聖夜のメサイア」 バッハ・コレギウム・ジャパン

2011-12-24 | 音楽 クラシック

 鈴木雅明指揮・B.C.Jの「メサイア」。聖夜を祝うわけではないが、これは聞かなきゃ損と出かける。1階席で聴く。

これまで、通常のオーケストラ編成、合唱団も100人以上という「メサイヤ」を聞いてきたが、合唱団が17人という人数でのコーラスは初めて。

 この合唱団のオーケストラも通奏低音を含めても20人。

これが、サントリーホールの大ホールに響く。ソプラノの澄んだ声とバスの張のある声、アルトはカウンターテナーの男性。テノールは喉を痛めたため、合唱団のテノールがピンチヒッター。みないい声。

 合唱は、どの部分も素晴らしい。ハレルヤコーラスでは、最高潮。観客席では10人以上がたちあがる。

 最後の「アーメン」で、終曲も見事。

 

ヘンデル

 オラトリオ「メサイア」

 

【ソプラノ】ミリアム・アラン
【アルト(カウンターテナー)】クリント・ファン・デア・リンデ
【テノール】中嶋克彦
【バス】ステファン・マクラウド
【指揮】鈴木雅明
【合唱・管弦楽】バッハ・コレギウム・ジャパン 

 

【日時】20111224日(土)15:00開演
所】サントリーホール 大ホール

 

   

 

アンコール曲

 

ホール内の飾り付け


福島原発、「事故収束」の宣言はどこからでてくるの?

2011-12-21 | 震災・原発

12月16日、原子炉は「冷温停止状態」に達し、事故そのものは「収束」に至ったと宣言した。

 どこから、「収束」なんて言う方針がでてくるのか。

 

福島原発はいまだに炉心の状態さえつかめず、汚染水など放射性物質の放出もとまっていない。

避難した人は故郷に帰る目途さえ立っていない。

「冷温停止」とは本来正常に運転している原発が徐々に原子炉の温度を下げ停止することで、圧力容器底部の温度が100度以下などという勝手な条件を持ち出して「冷温停止状態」をめざすとしてきたこと自体ごまかしです。

 圧力容器の底部の温度を外側から測って100度以下でも、内部がどうなっているかはわかりません。原子炉の中では高温で燃料棒が溶け、溶けた燃料は圧力容器から外側の格納容器まで落ちているとみられます。

 

汚染水がいまだに漏れる状態、海に流すとして、漁民に反対されて、撤回したばかり。

 福島原発がなぜ重大な事故を起こしたのか、事故原因の調査も尽くされていません。

 

 細野原発相が、18日、「野田首相が東京電力福島第一原子力発電所事故の収束に向けた工程表ステップ2の完了宣言に合わせて『事故そのものは収束に至った』と述べたことに福島県内から批判が出ていることについて、『収束』という言葉を使うことで事故全体が収まったかのような印象を持たれたとすれば、表現が至らなかったと思って反省している。(佐藤雄平)県知事にもおわび申し上げた」と発言したことが、報じられた。これも、ひどい話、政府の見解を担当大臣が否定している。

 


「夢の第九」レッスン<番外編>

2011-12-20 | 音楽 合唱

11日に、「夢の第九」のレッスンが終了。ところが本番は29日、これは空き過ぎ。

その理由は、国際フォーラムの会場確保が、12月中旬予定のところ、確保できず、年末にずれ込んだためというから、FM東京も随分、抜けている。

歌う者にとっては、間隔が開き過ぎている。

 

これでは、困ると思い立った人たちがいた。

なんと、カラオケルームで、第九を歌おうというのだ。

この日の参加者は、7人。カラオケルームだが、カラオケは使わず、参加者の一人が持参したキーボードで音をとり、伴奏をつけたり、つけなかったりで、2時間半。

来週、もう1回の予定。 

東京駅前のカラオケ店で「第九」を歌う


外山雄三指揮の「第九」

2011-12-19 | 音楽 クラシック

 2011年12月19日 19時 東京文化会館大ホール

 

外山雄三さんの指揮の「第九」を聞く。

東京交響楽団と東響コーラスというのも、聞きに行きたい要員のひとつ。

1曲目は「沖縄民謡によりラプソディ」。「管弦楽のためのラプソディ」を聞いた時の楽しさを思い出す。

プログラムには、コダーイをみならってとあり、意欲的な外山さんの弁。

「アー、ヨイヨイ」の囃子が聞こえるよう。

「第九」は、東響コーラスが150人以上。さすが、東響コーラスと聞き入った。この合唱、最初の「フロイデ」から最後の「フンケン」まで、一気。

 

面白かったのは、語尾の『er』がすべて例外なく、『イル』あるいは『イル』でなく、『―』と前の発音をのばすだけ。これはソロも同じだった。

 

指揮:外山雄三
独唱:市原愛(ソプラノ)、竹田弥加(アルト)、吉田浩之(テノール)、北川辰彦(バス・バリトン)
管弦楽:東京交響楽団
合唱:東響コーラス(合唱指揮 堀俊輔)
曲目:外山雄三:沖縄民謡によるラプソディ
   ベートーヴェン:交響曲第九番 ニ短調 作品125 「合唱付き」

 

A席 3階1列22番 7000円 


「カラヤンとフルトヴェングラー」

2011-12-16 | 読書

 ナチスが付きまとう、ドイツの最高峰、いや、世界の最高峰の指揮者2人。

 

 フルトフヴェングラーは、ナチスドイツから抜け出ることなく、ヒットラーの帝国で、ベルリン・フィルを指揮していた。

 ユダヤ人をナチスから救い、ナチスに抵抗もした。が、ナチスの宣伝塔の役割も果たした。

 カラヤンは、ナチス党員でもあった。

 この二人と、その間をつなぐ、チェリビダッケ。

 二人のすさまじい執念、確執。

 おもしろい本。

 

その一節

「フルトヴァングラーは、19341月ゲーリング支配下のベルリン州立歌劇場の監督としての契約を正式に結んだ。何を上演するかの権限はフルトヴェングラーにあるはずだった。そこで、フルトヴェングラーは、パウル・ヒンデミットの新作オペラ≪画家マティス≫を上演しようと計画を立てていたが、ヒトラーがヒンデミットを嫌っていることを理由にして、ゲーリングが上演予定表から外してしまった。」「≪画家マティス」の公演中止に対し、フルトヴェングラーは抗議し、相当ヒトラーと直談判しようと試みた。」が時間がかかりそうなので、「≪画家マティス≫の音楽を交響曲としたものを、ベルリン・フィルで演奏することにいたのである。・・・ナチ側これに激怒したが、打つ手はなかった。」

 

 幻灯社新書「カラヤンとフルトヴェングラー」


「第九と皇帝」

2011-12-13 | 音楽 クラシック

東京文化会館での「第九と皇帝」、今年は東京文化会館開館50周年記念参加公演。

知り合いが合唱参加。

今年の最初の「第九」。第4楽章が始まるとわくわく、バスの歌いっそう高ぶる。

合唱が始まるや、もう最後まで一気。

いい合唱だった。

 

12月13日 午後7時開演

東京文化会館大ホール

「第九と皇帝」

●ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調「皇帝」作品73

ピアノ 加藤美咲

 

●ベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調「合唱付」作品125 (全楽章)

指揮:熊谷  HIROSHI KUMAGAI

シンフォニーオーケストラグレイトアーティスツ イン ジャパン

合 唱:東京混声合唱団 / 第九を歌う会

ソプラノ 日下部祐子

アルト 岩森美里

テノール 鈴木准

バス 有川文雄

 

自由席 5800円


「夢の第九」レッスン最終回

2011-12-11 | 音楽 合唱

今日11日で、「夢の第九」のレッスン最終回。

67日の第1回から、今日の昼と、夜の部の2回を含めて、20回のレッスン。

レッスンのたびに新たに気付く箇所がでてくる。

今日から本番までは、日がありすぎるが。

夜の部の終了後、合唱指導の千葉芳裕先生と飲み会。

20人ほどでこれまでの努力と本番に向けて頑張る決意で。

 

最終回のレッスンの休憩(東京FMホール)


都響スペシャル  ドヴォルジャーク:スターバト・マーテル

2011-12-08 | 音楽 クラシック

 ドボルジャークの家族の死の悲しみが加わっているという「スターバト・マーテル」

 アルトとテノールのソロも良かったが、合唱の素晴らしさ、感激

 第1曲冒頭のヴァイオリンとホルン、この音色は絶品。

 

 

  

会場:サントリーホール

指揮:ヤクブ・フルシャ
ソプラノ:シモナ・シャトゥロヴァー
メゾソプラノ:ヤナ・ヴァリンゲロヴァー
テノール:トマシュ・ユハース
バス:ぺテル・ミクラーシュ

合唱:晋友会合唱団

 


自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。