徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

「拉致 左右の垣根を超えた闘いへ」を読んで

2009-06-15 | 読書
「拉致 左右の垣根を超えた闘いへ」

蓮池 透 氏の著作。 

被害者の「家族会」から離れた著者、やみくもに北朝鮮制裁を叫ぶだけで、何の効果もないどころかどころか、救出にとってマイナス、北朝鮮打倒を主張する人たちに振り回されていると、会を抜けて、別行動。
 制裁では、被害者を救出できない、北朝鮮と交渉の道を切り開いて、拉致された日本人を救出することを主張している。日本政府は、何の方策ももたず、「家族会」の主張を追認するだけという。
 確かに、政府は5人の拉致被害者が「一時帰国」して以降は、なすすべなく、「制裁」「制裁」というだけ。制裁を強化して、見通しが開く可能性もなし。日本人救出に全力を尽くすのが一国の政府であろうに。
 
 (かもがわ出版 2009.9.5発行)

自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。