危険極まりないオスプレイの配備に反対する抗議行動が首相官邸前で、9月24日午後6時から行われた。「安全」宣言は、なにか原発の「安全宣言」と重なる。
何が安全か、どこが安全か、どこにも安全はないオスプレイ。首相官邸前に「オスプレイ配備反対」がこだました。
穀田衆議院議員が挨拶。
http://www.youtube.com/watch?v=RVzAIEYlRmw&feature=youtu.be
危険極まりないオスプレイの配備に反対する抗議行動が首相官邸前で、9月24日午後6時から行われた。「安全」宣言は、なにか原発の「安全宣言」と重なる。
何が安全か、どこが安全か、どこにも安全はないオスプレイ。首相官邸前に「オスプレイ配備反対」がこだました。
穀田衆議院議員が挨拶。
http://www.youtube.com/watch?v=RVzAIEYlRmw&feature=youtu.be
毎週金曜日の首相官邸前の抗議集会。原子力規制委員会の会長に原発推進の田中俊一氏を任命した野田首相。「原発いらない」「田中はやめろ」の唱和。
夏の暑さもこの日は秋が感じられる夕方に。首相官邸前から国会周辺に、この日も沢山の人が来ていた。
政府は、「2030年代までに原発ゼロ」との目標を14日の「エネルギー・環境会議」で打ち出したが、財界の反対で、簡単に撤回し、努力目標だけであったこのスローガンも砕け散った。
9月21日、国際フォーラムで1961年に日本で上映されたこの映画、51年前に町の県民会館の大スクリーンで見たことを思い出した。
東京フィル、佐渡裕指揮による「WEST SIDE STORY」引き込まれながら、楽しんだ。
周りも、半世紀前に映画を見たような人たち。
吉祥寺の井の頭自然文化園に、久しぶりに出かける。
1949年に日本にタイからきたゾウの花子は、今年で65歳、日本最年長。
ヤマネコ、リス、モルモット、鹿。水生物園には、白鳥やオシドリ、ツルなど。
まだまだ暑い神代植物公園。ちょうど観光バスで帰る市川市の一団。
園内は数種の花と樹木。
ダリヤや、モーツァルトというバラの原種が。
この花は「モーツァルト」というバラの原種
サルスベリ 満開を過ぎていたが
利益追求の会社はダメと言い切る経営者がいた
テレビで、「利益は健康な身体から出る利益」「リストラはしない」という経営者を紹介していた。
その著書を読んだ。
伊那食品工業株式会社の会長 塚越寛さんの「リストラなしの『年輪経営』」(光文社2009年発行)
すごい経営者である。「社員を幸せにするような会社をつくり、それを通じて社会に貢献する」ということを実践している。
創業以来2005年まで、48年間、ほぼ増収増益を続けてきたことを「年輪経営」と呼び、「急成長」は最大の敵と言い切ります。そのため、大手スーパーからの商品の全国展開の誘いを拒否している。
そのすごいのは、「人の犠牲の上にたった利益は、利益ではない」と自戒して経営しているという。仕入先が原価割れをするような要求はしないというから、どこかの車の大企業に聞かせたい言葉だ。
「売上や利益は社員を幸せにするための手段にすぎない」として人件費はコストではないという。研究開発に力を入れ、賃金は年功序列とし、成果主義や能力給の精度は導入しない。目先の数字に目を向けるのでなく、社内一眼となって頑張る会社にしているという。
ホント、一読に値する。今の日本の経済がおかしくなっている原因を言い当てている気がする。
朝日新聞に2006年から2012年3月まで月1回連載された大江健三郎さんの随筆が単行本になった。
連載中は、簡単に読み流すようなものではないので、1冊の本になるのを待っていた。
長男の光さんのことから書き始めている。
「南仏エク=サン=プロヴァンスの、『本の祭り』に行ってきました。1995年にも免れていたのですが、シラク大統領の南太平洋での核実験に抗議して、出席をとりやめました。『十分に無礼な態度』と非難する作家クロード・シモンのル・モンド紙の記事が、駐仏日本大使からファックスされて来て、・・・。」
『沖縄ノート』をめぐる裁判で、被告として国と争っていることも、丁寧に書かれています。渡嘉敷島で、「集団自決」が「日本軍によって矯正された」という記述が、文部科学省の2006年度教科書検定で取り去られたこと。そのことで、高校生たちが、この修正された教科書でまぬことになったことを危惧している。
曽野綾子氏が、渡嘉敷島の戦跡碑に、《・・米軍の攻撃に追いつめられた島の住民たちは、・・・自らの手で自決する道を選んだ。一家は或いは、車座になって手榴弾を抜き或いは力ある父や兄が弱い母や妹の生命を絶った。そこにあるのは愛であった。》と刻ませたことに、「愛という言葉はこのような言葉か?」と問いかけている。
様々な日常と、日本の歩んでいる道を見つめ、問いかける大江健三郎さんの生き方が現れている