徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

聖トーマス教会合唱団&ゲバントハウス管弦楽団「マタイ受難曲」

2012-02-28 | 音楽 クラシック

聖トーマス教会合唱団「マタイ受難曲」

 

聖トーマス教会合唱団&ゲバントハウス管弦楽団「マタイ受難曲」を聞いた。

今年で創立800年という聖トーマス教会合唱団、J.S.バッハが教会カントールとして27年間、就いていた教会の合唱団。

ゲバントハウス管弦楽団は、メンデルスゾーンがマタイ受難曲を復活させて演奏した管弦楽団、メンデルスゾーンは音楽監督としてもここで活躍。

その「マタイ」。さすがですね。

合唱団の前列には少年たちが30人近く。ここから巣立ったソリストもたくさん、今日のソリストのなかにも。

合唱の素晴らしさと共に、2階席から、フルート、コントラバス、クラリネットなどのソロもよく見ながら、耳を傾けた。なんとも言えず、素晴らしい音色が次々と聞こえてくる。

3時間余の演奏。

 

 

「マタイ受難曲」

聖トーマス教会合唱団 Thomanerchor Leipzig
ゲオルグ・クリストフ・ビラー(指揮 / トーマス・カントール)
Prof. Georg Christoph Biller, Thomaskantor
 
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 Gewandhausorchester Leipzig

<ソリスト>
ウーテ・ゼルビッヒ(ソプラノ) Ute Selbig(Soprano)
シュテファン・カーレ(アルト) Stefan Kahle (Alto)
マルティン・ペッツォルト(テノール/ 福音史家) Martin Petzold (Tenor / Evangelist) 体調崩し、交代
クリストフ・ゲンツ(テノール) Christoph Genz (Tenor)
マティアス・ヴァイヒェルト(バス) Matthias Weichert (Bass)
ゴットホルト・シュヴァルツ(バス) Gotthold Schwarz (Bass)

 

 


「宗教改革 ルター、カルヴァンとプロテスタントたち」

2012-02-27 | 読書

 

面白そうな本を、千代田図書館で見つけて、読み始めた。

「長い間、宗教改革は中世教会の堕落や悪弊に対する抗議として始まったものだと説明されてきた。しかし」と著者は、それだけにとどまらないことを訴えているようだ。

 宗教の問題であると同時に政治の問題、権力の問題であることを訴えている。

 それにしても、改革者側とローマ教会側との残虐さをも含む攻防のすさまじさ。

 英国国教会へのカルヴァンの影響も大きかったという。

 

「宗教改革ルター、カルヴァンとプロテスタントたち」

著:オリヴィエ・クリスタン  訳:木村恵一  
出版社:() 創元社

 

 

 

 「神のぶどう園」左半分はルター、右半分は教皇、教皇と聖職者の腐敗をとルターのぶどう園の豊さを表現。

 

右は、教皇の勅書を焼くルター


小金井市のごみ焼却場建設、二枚橋は不可能

2012-02-25 | 小金井市

 

 

2月25日の朝日新聞に、調布市の長友市長が小金井市の稲葉市長と会談し、二枚橋の焼却場跡地のなかの調布市の所有分について、焼却場でなく、調布市独自のごみ行政の事務棟などの移転先として検討していることを伝えたと、報じた。

 小金井市の稲葉市長は、昨年の市長選で落選した後、新しく市長になった佐藤市長の辞任後の出直し選挙で当選、二枚橋焼却場跡地を新しい焼却場の建設予定地と決定として、市のホームページでも主張していたもの。

 市民からは、二枚橋の跡地を所有する他の調布市と府中市の同意が得られず、しかも、「はけの道」と言われる国分寺崖線に接し、そのうえ、調布飛行場の飛行コースのため、煙突の高度制限があって、高い煙突が立てられないという場所。

 

 これまで、二枚橋での焼却場建設は不可能と、市民からだされていた声に耳を傾けてこなかった稲葉市長に、早急に建設予定地検討することを望みたい。

 

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以下は、小金井市のホームページから引用

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新ごみ処理施設の建設場所を「二枚橋焼却場用地」に決定しました

2010415更新】

 市では、将来、国分寺市と共同で可燃ごみを処理する新ごみ処理施設の建設場所を「二枚橋焼却場用地」に決定いたしました。決定の内容については以下のとおりです。

 

これまでの経過について
 調布市・府中市・小金井市の可燃ごみを処理してきた二枚橋焼却場は、老朽化により平成19年3月に全炉の運転を停止しました。長きにわたり3市のごみを安定的に処理できたことは、施設周辺にお住まいの皆様のご理解・ご協力のたまものであり、深く感謝いたします。
 市では、老朽化が進行した二枚橋焼却場の状況を考慮し、平成16年5月、国分寺市に対して、小金井市と国分寺市が将来の新ごみ処理施設建設も含めて可燃ごみを共同処理することについて申し入れを行いました。
 その後、平成19年6月には、市民参加による小金井市新焼却施設建設場所選定等市民検討委員会を設置し、建設場所の選定について、「ジャノメミシン工場跡地および二枚橋焼却場用地のうちから建設場所を選定してください。なお、委員会として、その他に建設場所として適していると判断できる建設候補地があれば、あわせて検討してください」との内容を諮問しました。
 市民検討委員会では、1年3か月、36回、延べ160時間にわたる審議を経て、平成20年6月、新ごみ処理施設の建設場所として「二枚橋焼却場用地を選定する」との答申が提出されました。
 この答申を受け、市としては、二枚橋焼却場の跡地利用について関係市と協議してきましたが、跡地利用に係るご理解をいただくには至らず、平成21年2月までに建設場所を決定するとしていた当初のスケジュールを延期することとなりました。
 このような状況のもと、二枚橋焼却場用地に関する課題と解決の方向性について東京都が協議会を設置することになり、構成市はこの協議会に参加することとしました。協議会では、関係市間の協議を円滑に進め、二枚橋衛生組合の解散を最優先課題として取り組むことが確認されました。
 その後、構成3市は組合解散に伴う財産処分等の協議を精力的に行い、これらの協議が整ったことから、平成22年1月までに各構成市議会において組合解散の関連議案が可決され、平成21年度末の組合解散が決定し、3月末日をもって組合は解散いたしました。財産処分のうち土地については等積で3分割することとなり、それぞれの配分地については、平成22年4月中に組合から構成市への所有権移転登記を完了する予定です。

 

市の決定について
 組合解散後、市が所有することとなる地積については、約3,700平方メートルとなりますが、新ごみ処理施設の建設に当たっては、二枚橋焼却場用地全体が必要と考えており、そのためには関係市のご理解をいただかなければなりません。
 現時点において、跡地利用について関係市からのご理解をいただいたという段階に至っていませんが、今後、関係市のご理解を得るためには、市としての明確な方針を持つ必要があることから、新ごみ処理施設の建設場所を「二枚橋焼却場用地」に決定いたしました。
 この間、建設場所決定に向けて市民説明会を開催したところですが、参加した市民の皆さんからは厳しいご意見を多くいただき、3月29日に開催された市議会全員協議会の中でも、引き続き市民の皆さんのご理解を得られるよう努力すべきとの意見表明がありました。
 今後、市では、周辺にお住まいの皆様、並びに関係市のご理解が得られるよう、さらに努めてまいります。
 なお、一部の新聞報道では、国分寺市との一部事務組合の結成や新施設に係る面積要件などについて、市への取材に基づかない記事が掲載されており、この点については、市民説明会の中で経過も含めて市民の皆さんに説明させていただいたところです。
 ごみ処理施設は、市民生活にとってなくてはならない施設です。ぜひとも、市民の皆さんのご理解・ご協力をお願いします。
「二枚橋焼却場用地」については、二枚橋衛生組合が解散したことから、今後「二枚橋焼却場跡地」と表記します。

二枚橋焼却場用地について

所在地

小金井市東町1丁目200番地、調布市野水2丁目1番地、
府中市多磨町2丁目56番地ほか

敷地面積

11,000平方メートル


東京シティ・フィル「ブラームス:交響曲第1番」と「メンコン」

2012-02-20 | 音楽 クラシック

 

今年も都民芸術フェスティバル、2回目。

指揮は宮本文昭さん、冒頭からパフォーマンス、舞台袖であいさつすると走りながら指揮、演奏開始。

演奏は、うーん、良かったのかな。

 

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
指揮/宮本文昭  

ヴァイオリン/南 紫音

ロッシーニ:歌劇「どろぼうかささぎ」<序曲>
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68

 

 


「キリスト教音楽の歴史」

2012-02-14 | 音楽 合唱

 

 古代から19世紀までのキリスト教音楽の歴史を概観した本。

 「ナザレの人イエスを旧約聖書のメシアどぁると信じたユダヤ人の教団がまず成立した。・・・・ユダヤ人キリスト教徒はまだキリスト教音楽と言うべきものを持たなかった。」と書き始めている。

 「グレゴリウス旋律が、・・・神秘的に聞こえるのは、それが近世の長い、短い音階組織によっていないからである。」----に、なるほど。

 第3章の宗教改革の時代の各国の教会音楽も面白い。フランスのジョスカン・デプレ、ルターの宗教改革。

 

 途中で、本の返却期限、また次の機会に。

  「キリスト教音楽の歴史」 辻荘一 著

  発行:日本基督教団出版局

千代田図書館 所蔵

 


1991年に「津波が来たら一発で炉心溶融」に、「津波想定はタブー」と

2012-02-13 | 震災・原発

「そうなんだよ、木村君。でも安全審査で由波まで層手するのはタブー視されてるんだ」

 福島第一原発のある双葉町で生まれた木村俊雄さん、東電に入社したのが1983年。

19911030日、この第一原発のタービン建屋の冷却用の配管から大量に海水が漏れる事故。原発が水に弱いことに驚いた木村さんが、上司に「津波が来たら一発で炉心溶融じゃないですか」と聞いたことに対する情死の返答が、先の言葉だ。

 この朝日新聞211日の連載「プロメテウスの罠」に書かれている。

 これはトップ記事にすべきではと思うのはひとりか。

 

 


山形は一面、雪

2012-02-10 | 散歩

今年は大雪、家がどうなっているか、心配ででかけた。

列車が福島を過ぎ、峠にはいると雪、雪、雪。山を下れば、畑も雪。

市内の大通り除雪で路面はアスファルト、一歩横道にはいると2本の轍。

家の玄関への通路も4050cmの雪、靴がずぼーっと。

庭の枝も軒並み倒れている。

小屋の雪を下ろして、ひと安心。

新幹線の車窓からー米沢を過ぎて

山形駅前

家の近くの歩道

家の玄関にたどり着くには雪を超えて

庭の木も・・・


自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。