徒然なるままに 平和と音楽を求めて

平和憲法のもと日本は戦争しない国として、いろんな国の国民から賞賛されてきた。この日本が戦争する国に変質しようとしている。

芝大門からみなと図書館へ

2009-07-29 | 散歩
 みなと図書館の視聴覚コーナーのCDの量は都内の図書館で、最高クラスではないかと思われる。量だけでなく、種類、質もかなり豊富。クラシック、ジャズ、ポピュラーから子供向けCDまで。
 そんなわけで、ときどき、2階の視聴覚コーナーへ。
 この日は、芝大門から。

 増上寺前を曲がって、東京タワーを見ながら。
 
 港区役所前の芝公園は松林。

 歩道橋を渡ると、みなと図書館。



THE SHUFFLE CLUB をコットンクラブで

2009-07-28 | 音楽 ジャズ
オーストラリアのジャズバンド、[THE SHUFFLE CLUB]知らないグループだが、ミュージックチャージが安価という理由のみで聞きに行く。事前にこのバンドのホームページで、どんな曲を演奏しているかを確認。バンドのオリジナルだけでなく、いろんな曲を演奏しているのを聞いて、これは聞けるか?と。
 27日の1日限りの演奏。サックスが中心にになって、乗せてくれる演奏、モナリザ、キャラバン、マック・ザ・ナイフなど耳慣れた曲も演奏。ドラムソロは、聴き応えあり、ベースも途中で「ミスターベースマン」となり、渋い音色。
メンバーは、
Ashley Gaudion(sax,vo)
Paul Griska(b) 
Dannie Bourne(p,vo) 
Rodney Gilbert(ds,vo)


The 殺陣クラブ 第6回公演「決闘、阿弥陀ケ原」

2009-07-26 | 伝統芸能

 遠藤周作さん、コリアン先生がつくった劇団「樹座」の解散後、この中の人たちがつくった「THE殺陣クラブ」の第6回公演が2009年7月25日と26日、蛎殻町の日本橋劇場で行われた。今回は、「決闘、阿弥陀ケ原」と題して、浅草周辺を縄張りとするまっとうな(?)ヤクザの一家の親分を、悪役ヤクザの一家がだまし討ちで殺害、この仇討と、大宮の店の主人が怪我をしたとの知らせを聞いて、江戸にきたおかみさんたちが一緒になって、悪役退治という勧善懲悪の楽しい、喜劇。前回もはいった、ダンスが途中に入り、配役が途中で変わるという、めずらしい配置。
 本当の素人集団の素人っぽい演技、女性が多いせいか、ヤクザは女性の配役も数人、主人公の正義の味方のヤクザも女性。今年は昨年と違って、女性のヤクザの立ち回りが素晴らしかった。

 
   


「鉄のサムライ 音楽ホールをつくる」(林隆男 著)を読んで

2009-07-22 | 読書
 紀尾井ホールで、第19回新日鉄音楽賞授賞式と受賞者による演奏と対談を聞いた翌日、みなと図書館で、この本を手にした。これまでこのホールで12回聞いた演奏。どんな経過でつくられたか興味を覚えて開いた。
 新日鉄所有のホール、運営にも携わっているとはいえ、ホールの設計や設立後の運営はすべて外部委託と思っていたが、どっこい、そうではなかった。
 鉄鋼マンが、これだけのホールをつくり、運営しているとは考えもできなかったこと。著者の林隆男氏も、都市開発事業部から指名で、事業企画に携わり、その後、新日鉄音楽財団の事務局にはいり、築きあげてきたという。クラシックから、予想もしなかった邦楽専用ホールの建設まで。
 新日鉄発足20周年記念事業として、新日鉄音楽賞の創設とともに始めたホール建設、1995年にオープン。
 構想段階から、オープニングまで、仕事に仕方そのものも、興味深いものがあった。

カルメンを東京文化会館で

2009-07-20 | 音楽 クラシック
二期会と日本オペラ連盟、兵庫県立芸術文化センターの共同制作による「カルメン」が、3都市で公演というので出かけた。
 舞台は、映像とバック上方に鏡を用いるという視覚的に面白いもの。少し映画的すぎる嫌いがあったが。
 カルメンの林美智子、あくの強い役柄が、少し上品なカルメンという感じ。もっと、強烈なカルメンというイメージがあったほうがよかった気がする。
 普段、コミカルな演技を見慣れすぎているせいか、カルメンはピタッとこなかった。
 ドン・ホセの佐野成宏、申し分のない声量。ずっしりとした演技でもあった。

  佐渡裕 芸術監督プロデュースオペラ2009東京公演
   「カルメン」
オペラ全4幕
字幕付原語(フランス語)上演
台本:リュドヴィック・アレヴィー及アンリ・メイヤック
    プロスペル・メリメ原作による
作曲:ジョルジュ・ビゼー
2009年7月20日 午後2時開演

第19回新日鉄音楽賞の授賞式と演奏会

2009-07-19 | 音楽 クラシック
第19回新日鉄音楽賞の授賞式と受賞者の演奏会の招待券を会社の秘書室から頂いて紀尾井ホールに出かけた。
6時からの授賞式はすでに始まっていたが、受賞者の挨拶が始まるところ、クァルテット・エクセルシオと30年間、東京交響楽団の楽団長を務めた金山茂人氏、弦楽四重奏だけでなく、アンサンブルとしての受賞は今回が初めてとのこと。しかも、あいさつした大友肇氏は、第1回新日鉄音楽賞受賞の諏訪内晶子氏と高校が同期という。
日本でもめずらしい常設の弦楽四重奏団、ヨーロッパからはたくさんクァルテットが来日するが、日本では、オーケストラかソロで演奏している人が、クァルテットとして演奏している。
金山氏は、現在のオーケストラを取り巻く環境を憂い、文化庁の役人の前で、日本の文化行政への疑問を呈していた。文化庁でなく、文化省として、文化に国として力をいれてほしいと、防衛省があるのにとも。
クァルテット・エクセルシオは、よく知られた3つの曲から1楽章づつ、最後に得意のベートーヴェンのラズモフスキー第3番を演奏。
これまで、聞く機会のなかったクァルテットだが、常設のアンサンブルだけあってか、きれいなハーモニーと澄んだ音色のような気がした。

自然豊かな野川

小金井市東町の南側を流れる野川。 国分寺崖線のはけの道に沿って。