おとのくに♪♪

生徒さんのピアノレッスンで感じたこと、考えたこと、コンサートの感想などポツポツ綴っています。

これ、よく使っています①~フォルマシオン・ミュジカルのテキストから~

2016年12月13日 | フォルマシオン・ミュジカル
私はフランスから取り寄せたフォルマシオン・ミュジカル(F.M.)のテキストを使っています。

その中で、習い始めの生徒さんによく使っているものがあるのでご紹介したいと思います。

<ドレミの順番>
ドレミファ・・と上行する順番は知っていても、下行となると難しいものです。
途中からも難しいものです。

そこで、私は習い始めの生徒さんに毎回呪文のように行っているものがあります。

「L'ouverture à la musique vol.1」(Editions Lemoine)に次のような歌があります。

ドレ
ドレミ
ドレミファ
ドレミファソ
ドレミファソラ
ドレミファソラシ
ドレミファソラシド

(テンポが速くなって)

ドシラソファミレド
シラソファミレド
ラソファミレド
ソファミレド
ファミレド
ミレド
レド
実際はフランス語の歌詞で歌われていますが、私は音名で一緒に歌ってもらっています。
階段状になった絵を指差しながら。

                  
                 

CDと共に歌う私の横で????と放心状態の生徒さん
上行形は「おっ、しってる!」とばかりに元気に歌う生徒さん・・しかし、下行形になると????放心状態
歌えなくとも途中から一緒に階段を指差す生徒さん
歌わず、指差しもせず「チョコレート?」と聞く生徒さん(何も答えず歌い続ける私・・)

知らないことをいきなり聴かされているのに、どの生徒さんも最後まであっけにとられながら聴いています。
(「チョコレート?」の生徒さんも途中から歌を聴き始めます)

もし私が一人でCDなしで歌ったとしたらこうはいかないと思われます。

早い生徒さんでは2週間で覚えます。
保護者の方が覚えさせようとお風呂の中で一緒に歌うパターンが多いようです。
微笑ましくて嬉しくなります。




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フランス人は細かいことにこだわりません・・
付属のCDが通常は巻末に付いていますが、表紙の裏に付いていることもあります。
CDが入れられているビニールの袋の口が下を向いていることもあります。
ビニールの袋がほとんど裂けていていつCDが落っこちても不思議ではない状態になっていることもあります。
そういう時は自分で直しましょう。

知り合いの先生がルモワンヌに楽譜を頼んだところ注文と違うものが入っていたそうです。
驚いて写真を撮り、メールで「注文したものと違うテキストが届いた。私が頼んだのはこちらのテキストだ。」と連絡したところ、間違えた方は送り返さなくてよい。もらっておいてくれ。正しいものを送る。と返信されてきたそうです。

1度に沢山注文したそうなのでそのようなことが起きたようです。
私は今まで多くても3冊までしか頼んでいないので間違われたことはありませんが、もし違うものが届いたらちゃんと連絡しましょう。





コメント
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