アマゾンわんわん日記 2018

復活しました!
のんびりやっていきます。
また よろしくお願いします。

ガザ地区からの帰還

2023年12月12日 | ブラジル雑記

ブラジル情勢、気になりつつもなかなか真剣にニュースを見られなかった最近でございます。

でも、今朝見た写真は気にせずにはいられなかったわ。

 ガザ地区から避難してきた

最初のブラジル人グループが、ブラジリアの空軍基地に到着。

イスラエルからのブラジル人避難はかなり前に行われましたが、ガザ地区からの避難はかなり難しいものでした。

 ブラジル人避難の経路 G1サイトより

彼らはガザ地区南部に集合し、そこからパレスチナの出国審査を経てエジプト側に入国。

エジプトの入国審査を経てバスでカイロに向かったそうです。

グループの構成は22人のブラジル人、7人のブラジル永住権のあるパレスチナ人、それとブラジル人家族である3人のパレスチナ人だそうです。

この情報グローボ社のG1サイトで読んだものなのですが、日本語情報誌「ブラジル日報」と数字がかなり違うのよね。

とりあえずG1サイトのほうの数字を載せておきます。

Hassan Rabee mostra grupo de brasileiros que tenta deixar Gaza neste domingo (12) — Foto: Hassan Rabee みんな嬉しそう!

彼らは避難が決まって実行されるまで1か月もの間待っていたそうです。

 カイロに向かう途中

昼食をとるために立ち寄った海岸では、子供たちが自由に走り回れる喜びに、一斉に海に向かって走り出したそうです。

カイロに着いてからはブラジル空軍機でブラジルに向かいました。

VC-2 (EMBRAER 190) Força Aérea Brasileira | Aeronave Preside… | Flickr   避難する人を運んできたVC-2

空軍機はイタリアのローマ、スペインのラスパルマスを経て、ブラジルのレシフェに到着。

そこからブラジリアに向かいました。

避難してきた人たちは入国審査を経た後、2日間ほどブラジリアの空軍基地に留め置かれた後、自宅のある人たちは自宅に向けて、自宅のない人たちは郊外の宿舎にそれぞれ送り届けられたそうです。

今回避難してきた人たちの中には、ガザ地区に残る家族が心配でブラジルへ帰国するのを止めた人もいるそうです。

ブラジル人の避難の第2回目も計画されているそうですが、まだ具体的な実施の日取りは決まっていないとのこと。

避難も必要とは思いますが、まず戦闘がとにかく止んでくれること。

それが一番大切なことだと思います。

 

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ブラジルのお日様 日本のお日様

2023年10月15日 | ブラジル雑記

14日 お昼すぎごろから午後にかけて、ブラジル各地で日食が見られました。

特にマナウス近郊では金環日食になるとかで、話題になっていました。

心配されたのが昨日書いたような ´Fumaça 煙害。

Imagem

街並みもかすんで見えるような状態ですから、太陽もかすんで見えないのではと心配されていました。

当日、幸いなことに雨で一旦は煙は治まりました。

が、今度は雨雲!!

周囲はやきもき!!

それでも日食が始まるころには雲の間から太陽が姿をのぞかせました。

 

もちろんですが私は見られなかったので、写真は各メディアから拝借。

金環のピークは...

 美しい...

マナウスの知り合いは一人だけSNSに写真を載せていました。

見られたのかな...?

                       

さて、一方宇都宮では...

昨日、一昨日と日差しの穏やかな、さわやかな日が続いていました。

せっかく夫の体調も落ち着いているのだからと、家族で今話題の「LRT-ライトライン」に初乗りに行ってきました。

 LRT乗り場も木々の葉が色づき始めました

初めて乗るのでちょっとドキドキ。

車いすでもスムーズ乗車と言うのが売りだそうで、難なくホームに上がり乗車することが出来ました。

車内も比較的すいていたこともあり、車いすを固定する場所にすんなりたどり着けました。

運転手さんのすぐ後ろだったため、乗車時に運転手さんがいろいろ教えてくださいました。

また、乗客の方々も先に乗車させてくれるなど配慮して下さって気持ちの良い初乗車をすることが出来ました。

夫の体調もあり長い距離を乗ることは無理なので、2駅だけのLRT体験。

到着した駅近くの大きなペットショップでブラジルのにゃんこわんこ達へのお土産を買い込み、帰りはのんびり歩いて帰ってきました。

 

 

 

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Fumaça MANAUS

2023年10月14日 | ブラジル雑記

新型コロナ、とまだまだ呼吸器系の感染症が取りざたされている昨今ですが...

ペケママの第3の故郷、ブラジル マナウスでは別な事象が原因での呼吸器障害の患者さんが急増しています。

Image 

先日書いたように、マナウスは現在乾季、しかも今年は高温を伴う乾季となっています。

この時期は毎年のように「煙害」(Fumaça)がおこります。

ペケママがいた昨年までは「何だか物が焼けたような臭いがきついな~」という感じで、街中が煙に覆われるということは年に何日かという感じでした。

ところが今年はここのところ毎週毎週「マナウスが煙に覆われている」というニュースが入ってきます。

Fumaça de queimadas encobre Manaus no dia 13 de outubro de 2023 — Foto: William Duarte/Rede Amazônica Fumaça de queimadas encobre Manaus no dia 13 de outubro de 2023 — Foto: William Duarte/Rede Amazônica

この煙の原因としてはアマゾナス州内陸の「野焼き」が主な原因とされます。

今年は例年になく野焼きによる森林破壊が多いそうです。

その他にも異常気象の高温による自然発火による火災も多発しているそうです。

Incêndio atinge área de mata em Manaus — Foto: Chico Batata/Divulgação マナウスの街を望む場所での火災

マナウスで本格的な雨季が始まるまであと2カ月近くあります。

アマゾン河の渇水、森林の火災とそれに伴うマナウスの煙害。

すべてを鎮めてくれる雨季の到来が待たれるところです。

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Resgate ー 救出

2023年10月12日 | ブラジル雑記

先月末に勃発した、イスラエルとハマスの戦闘が激化しています。

10月に入り戦闘はますます激しくなり、イスラエル在住の外国人への被害も多くなってきています。

外国人の中には戦闘に巻き込まれて死亡、負傷した人ばかりでなく、人質として拉致された人も多数いるということで、多くの国が自国民の救出のために動き始めました。

ブラジルももちろん。

10日にはブラジル空軍のエアバスKC-30をイスラエルに向けて派遣しました。

Airbus A330 (KC-30) da FAB é escoltado por caças F-5EM. Contrato de conversão dos A330 da FAB será assinado ainda em 2023. 

今回は14時間かけてイスラエルまで飛行。

211人のブラジル人を乗せ、水曜日の未明にブラジリア空港に着陸しました。

Passageiros brasileiros em voo da FAB que partiu de Israel — Foto: Reprodução/GloboNews

着陸の瞬間には乗客みんなでブラジル国歌を歌ったとか。

救出された人々はその後自身の帰る場所まで無償で送り届けられたということです。

政府発表によると国内移動については、航空会社AZULとともに行っていくそうです。

ブラジル政府は今後15日まで5回救出機をイスラエルに派遣し、計700人余りの自国民を救出する予定です。

またパレスチナーガザ地区には現在26人のブラジル人がいることを確認しています。

この地域については救援機を派遣することは安全上問題があるということで、バスによる陸路での救出作戦を考えているそうです。

現在、パレスチナと国境を接するエジプトと交渉中ということで、交渉がまとまり次第救出を開始するそうです。

ヨーロッパ各国も自国民の救出について動き始まっているそうです。

このような非常時にまず自国民+αの救出に迅速に動くことのできるブラジル政府の対応には、いつものことながら感心させられます。

 

 

 

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ブラジル おいしいものMAP

2023年08月29日 | ブラジル雑記

先日、FBでおもしろい地図を見つけました。

 

ブラジル 郷土料理MAP!

郷土料理とは言っても、みんなすでに全国区になっているけどね。

でもね、同じ料理でも地方によって微妙に具材が違っていたりするのよ。

ブラジルで最初に住んだ場所がリオデジャネイロの街の中だったペケママにとって「フェジョン」とか「フェジョアーダ」で使われるお豆って「黒豆」。

でも、その後夫の住んだブラジル東北海岸部地方のレシフェとかマナウスを含む北部地方では「フェジョン」というと「茶色豆」が一般的なのだと知りました。

また、リオデジャネイロでも地方からの移住者が多い下町のほうでも「茶色豆」が多く使われると知って驚いたりもしたもんです。

まあ、そんなふうに地方の郷土料理も、これだけ人の交流の激しい現在ではほとんどどこに行っても食べられます。

おもしろかったのはペケママが一時帰国中に動物たちのお世話で来てくれたサンパウロの友人が「アマゾンのアサイは本場だから美味しいに違いない!!」と意気込んで食べたら、あまりおいしくなくてがっかりしたというエピソード。

もちろん食べたお店の味にも問題はあるのでしょうが(アサイは美味しいお店で食べないと本当においしくない!)、あとはその街や地域に根付いた味になっているというのもありますよね。

友人が普段食べていたのは、パウリスタ向けの洗練されたアサイだったとか。

ペケママ家でも昔サンルイスというブラジル北部海岸地域の街に遊びに行った時、この土地の名物の「エビのムケッカ」という煮込み料理を食べたら、その後娘がひどく具合が悪くなったということがありました。

「ムケッカ」自体はリオでもよく食べていたのですが、「本場のムケッカ」は「デンデ油(パームヤシの油)」が多く使われていてかなりお腹に重たいものでした。

私たちが普段リオで食べていた「ムケッカ」はそれほどデンデ油を使っていないものだったのです。

あああ~ そんな話をしていたら、久しぶりにお肉のトロトロの「フェジョアーダ」とか「ハバーダ(オクステールの煮込み)」が食べたくなった~。

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イッペー便り2023

2023年08月24日 | ブラジル雑記

先日、サンパウロにお住いの方が、FBで美しいイッペーの写真を載せていらっしゃいました。

それを見て 娘に「イッペーの季節になったのねー。」と伝えると、娘も送ってくれました、イッペーの写真!!

 

 あら、もう季節も終わりなのかしら?

路上にたくさん花が散っていますね。

 これは白イッペー。

私的にはイッペーはやっぱりブラジリアが一番?!

でも、マナウスのイッペーも懐かしいなあ。

 食えないもんは興味にゃいわ。

あら、ふとしさん。

一回召し上がってみてはいかがです?

イッペーのお花?

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大雨の街の中

2023年03月13日 | ブラジル雑記

というわけで、大雨の街の中の様子。

マナウスの街の中を流れるイガラペ(川)も氾濫。

ん??

何だかそれだけじゃないね...

 車も落ち取るやん!!

大雨が上がった昨夜は交通事故がずいぶん起こったそうです。

このイガラペから氾濫した水はペケママもよく行く病院のたくさん入ったショッピングセンターの道路にあふれ出します。

このショッピングセンターはいつもこうなる

マナウスで一番高さが高いという場所を走っている道路も...

高さが高くても両側塞がれたら水が逃げられない

 水たまりの前で立ち止まる車

ペケママなら突っ込むわよ。

ここ そう深い水たまりできないのに。

一番前の車がこうだと 後ろはすごい渋滞になるのよね。

大雨と風の嵐で倒木も。

 セントロの目抜き通りよ

 街の中でも水はあふれ

 水がどんどん流れる

 このあたりの家の中は水が流れ込み

ベッドの上を注目!!

ワンコも避難!!

避難させてもらってよかったね。

この大雨、サンパウロでもひどかったみたいで...

 巨大エビフライ...実はクジラだった!

「クジラも自分のいるべき場所に戻ったようだ」と書かれていました。

いやいや ふったなー。

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グローリア・マリア

2023年02月26日 | ブラジル雑記

2月の初め、ブラジルの女性ジャーナリストの草分け的存在「Gloria Maria グローリア マリア」氏がお亡くなりになりました。

 黒人女性ジャーナリストとしても先駆的存在でした

彼女はリオデジャネイロ市のマラカナン球場近く ビライザベル地区で生まれ、カトリック大学ジャーナリスト学科 PUC-RIO を卒業しました。

ビライザベル地区というのはサンバやショーロなどのブラジル音楽の作曲家が多く出た地区でもあります。

彼女は学生時代、そこのサンバグループの中心メンバーとして活躍し、同時にそのグループの紹介番組などを作ったことが縁で、TVグローボ局に研修生として入局しました。

Gloria Maria filosofa em selfie: "É preciso sorrir" - Revista Glamour ... TVグローボ入局した頃

「Neginha do TV Globo グローボの黒人娘」と言われる突撃ぶりだったそうです。

その後、体当たりのリポートぶりが評価され、ニュース番組などを経て近年は日曜日夜のリポート番組でメインキャスターとして活躍しました。

ペケママがブラジルに来た1992年頃は、ちょうどニュース番組のキャスターとして活躍していました。

聡明な語り口で、ポルトガル語のよくわからなかったペケママも、つい引き込まれるようでした。

近年は日曜日夜のリポート番組「Fantastico」のメインキャスターとして活躍し、マドンナ、マイケル・ジャクソンなどの著名人とも交流をしました。

私生活では二人の女の子を養子とし、大切に育てました。

Filhas de Glória Maria vão morar em mansão alugada no Rio. Entenda ...

亡くなってから描かれた肖像画が、リオデジャネイロの黒人博物館に展示されているそうです。

Museu da História e Cultura Afro-Brasileira, no Rio, recebe obra feita ...

黒人だからというのではなく、報道陣だからというのではなく、ペケママにとってはブラジルに来てからの日々を紡ぐ、大切なポイントとなった女性だったと思います。

とても美しく強い女性でした。

 

 

 

 

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大雨

2023年02月25日 | ブラジル雑記

昨日「雨が降って欲しいー」なんて書いちゃったんだけど、ホントこのカーナバル期間の雨はすごかったわ。

カーナバルの最終日にニュースで「カーナバルが終わったので 雨も終わりました」なんてニュースのお天気お姉さんが言っていたけど、本当にその通り!

ピタッと雨がやみました。

マナウスでも雨が多かったのですが、サンパウロの海岸部の雨は大変なものでした。

もともと リオデジャネイロからサンパウロにかけての海岸地帯は、岩盤のベースに薄く土の面が張り付いた土地なのですが、そこに大雨が降ったことで海岸地域各地で鉄砲水やがけ崩れが起こりました。

Imagem Reprodução/Google Maps Imagem Divulgação/Prefeitura de São Sebastião

海岸部から内陸につながる道路は寸断され、カーナバル休暇で海を楽しんでいた多くの人たちが足止めとなりました。

内陸部との交通網が絶たれたため物資も不足し、海岸部の街のスーパーマーケットではパンや牛乳と言ったものばかりでなく、飲み水も買えない状態になりました。

また、道路が開通した後もガソリンスタンドではガソリンが不足し、足止めを食った観光客が帰り道につけたのはカーナバルが明けた3日目以降でした。

この大雨で起こったがけ崩れで自宅を流され命を落とされた方たちも60名にも及びました。

まだ行方不明の方もいらっしゃるということですから、命を落とされた方はまだ増えるものと思われます。

サンパウロ在住の友人クルッポンは、毎年カーナバル休暇をこの海岸部で過ごしていたのですが、今年は都合で訪れることを断念しました。

いやいや、幸いなことでした。

夫はこの災害が起こるちょうど一週間前、海岸部の街にお友達と釣りに出かけていました。

  

何年ぶりかの海釣りで ごきげん!!

 しかも釣果もまずまず!!

一週間ずれなくてよかったよ。

確か昨年もこの時期、サンパウロ海岸部地方は大雨に見舞われていたはず。

気候が変わっているのか、カーナバル時期に買う身に遊びに行く方が罪なのか?

止めの雨漏り修理をしていたペケママは しみじみ考えてしまいますわ。

 

 

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ぎっくり腰とチャンピオンパレード

2023年02月24日 | ブラジル雑記

昨日の朝 急に痛みが出てきた腰の右側。

その後背中全体に痛みは広がり、今日は腰に痛みが凝縮されました。

昨日屋根に上がっている時は、作業に夢中で痛みなんか忘れていたんですけどね。

今朝目覚めたら、身体がギシギシ言ってました。

ここで寝込んじゃうと、本当に動けなくなっちゃうのよ。

このギシギシを乗り越えて、何とか行動開始~

今日も一日頑張ります!!

     *     *     *     *     *

さて、先週末行われたカーナバルのパレード。

サンパウロのパレードの優勝は黒人侍YASUKEをテーマにした Mocidade Alegre が獲得しました。

Desfile da escola de samba Mocidade Alegre no Carnaval de 2023 em São Paulo — Foto: WERTHER SANTANA/ESTADÃO CONTEÚDO

今週土曜日にはチャンピオンパレードが行われます。

このパレードには、この Mocidade Alegreだけではなく、様々なカテゴリーの優勝グループが出演します。

ただし、先週の本番のパレードとは違い 観光客などは出演しません。

そのため 参加人数が大幅に少なくなります。

すべてのグループがそうかどうかわかりませんが、以前見た感じではちょっとバラバラ~っていう感じになっていたのは否めなせんでした。

興味のある方はまだチケットは残っているそうですよ。

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