アマゾンわんわん日記 2018

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大統領選~ケガの功名?

2018年09月11日 | ブラジル雑記
ブラジルでは10月に大統領選挙を控えています。
当初 立候補者は13人。



その中には、汚職で逮捕された元大統領のルーラさん



なんかがいたりするんだから、おいおい 国民バカにしとるのかい?って思っちゃうわよね。
結局、何だかんだで ルーラさんの立候補は認められなかったみたいだけどね。

さてさて、今日はルーラさんの話じゃなくて、この人 ボルソナーロさん。



社会自由党からの立候補者。
現在は連邦議会議員。
過激な発言で注目を浴びることがある人だそうです。

9月6日ミナスジェライス州の山間の街ジュイス・ジ・フォーラを遊説中だったボルソナーロ氏は、運動員の肩車で支持者に囲まれていたところ、近寄ってきた犯人に刃物で刺されました。
ボルソナーロ氏はすぐに病院に運び込まれ、処置を受け、生命に影響はありませんが、傷は内臓にまで達し、25針も縫う大けがだったそうです。
その様子は支持者のスマホでばっちり撮影されて、ニュースで流されました。

でも、怪我の功名?

この事件の後、ボルソナーロ氏の支持率は上昇。
マスコミの中には、「襲撃事件は得票率を上げるための、自作自演のお芝居では?」なんて言い出すところもありました。
いやいや、選挙票のために25針はちょっとハードだわね。

先日行われた投票意向調査で、ボルソナーロ氏に投票する意思を示した人は22%。
これは候補者中トップで、襲撃前よりも2%上昇しています。
ただし、ボルソナーロ氏に「決して投票しない」とする人も44%で、こちらも全候補者中トップ。

ブラジルでは候補者の得票数が50%に及ばなかった場合、上位2人による決選投票となります。
その場合を、他有力候補者4人とボルソナーロ氏とのそれぞれの組み合わせで投票の意思を訪ねた結果、ボルソナーロ氏はどの候補者との組み合わせでも、投票意向数で相手を上回ることはなかったとのことです。

とまあ、こんな感じで投票まであと1か月を切った大統領選。
当のペケママは選挙権がないので、こうして好き勝手なことを言っていられるのですが...
現在の大統領テメール氏が、ジルマ大統領失脚の後のつなぎ大統領だっただけに、今度はきちんとした大統領が選ばれるのか目が離せません。

コメント
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