ペケママ家の早朝散歩は 本当に早朝よ。
朝の4時前。
なんってったって お散歩4頭立てですからね。
少し時間が遅れると、道路の交通量が多くなって 危なくて散歩に行けなくなっちゃうの。
「危なくないんですか?怖くないんですか?」ってよく聞かれるけど、怖いとしたらこの時間、思いもがけなく大きな犬ー飼い犬が離れていることがあったから、そのぐらいかな?
ペケママ家の周囲は24時間営業の葬儀屋さんあり、朝の2時ごろからトラックが動き出す青果物倉庫があり、地域で雇っている私設警備のバイクがピヨピヨ警備音を鳴らしながら通っているわで 人間が怖いというような目にあったことは幸いないんです。
さて、そんな早朝散歩、今朝は家の近くまで来たところで 前から高校生の一団がやってきたのに遭遇しました。
何かのフェスタ(パーティー)帰りでしょうね。
こういう若い子たち 嫌いよ。
心無い言葉を平気で私みたいなババアに投げつけるからね。
今朝はさらに 見るからに野良という感じの犬を一匹連れていた。
その犬を見てわらわらと浮き足立つ わが家のワンコ達。
それに右往左往している私を見て 笑う女の子たち。
このクソガキども!!(ピー 警報音)と思っていたところに聞こえた男の子の声。
「セニョーラ ぼくらがこの犬 抑えてるから その間に行きなよ。」
男の子二人が その犬の首を捕まえて反対側を向かせてくれています。
「ありがとう」とお礼を言って、わらわらと4匹の犬を引っ張って少し離れたところに移動することができました。
その後 少し離れたところで見ていると、高校生たちの会話が聞こえてきます。
「やっぱり駄目だよ。ついてこさせちゃ。」
「そうだよ、元いたところに連れて行かなくちゃ。」
どうやら 問題の犬、フェスタ(パーティー)をしていた場所の近くにいたのがついてきてしまったようです。
話し合った末、さっきの男の子二人が犬を連れ、やって来た方向に戻っていきました。
犬を元いた場所に連れて行ったのしょう。
ブラジルの高校生、すっかり大人のようですが 大人の中に子供の素直な部分が残っている、そんな子がたくさんいます。
もちろんみんながみんな そういうわけではないですけどね。
それにしても あの二人、無事に犬を置いてこられたかな?