朝8時過ぎ、娘から動画が送られてきました。
なにやら黒煙がもくもくと立ち上っている動画。
キャプションを読んでみると...
ペケママの住む地区で、小型飛行機が落ちたとな!!
今日の朝、通勤の車で渋滞する道路上に小型飛行機が墜落しました。
飛行機は朝7時過ぎ、墜落現場のすぐ近くの空港を、ブラジル南部ポルトアレグレ市に向けて離陸しました。
飛行機はKing社の Air F-90という8人乗りの飛行機。
乗っていたのは飛行機の持ち主で弁護士でもあるブラジル南部在住の男性と、パイロットであり男性の仕事上のパートナー。
午前7時20分、二人を乗せた飛行機は高層アパートをかすめて飛び、飛行場から5㎞ほど離れた道路上に着陸を試みたようだということです。
通勤の車で渋滞している時間、着陸は成功するはずもなく、小型飛行機は街路樹に接触、交通標識をひきちぎり、道路上を走っていたバスの後部にぶつかり、墜落炎上しました。
墜落の瞬間
飛行機は完全に燃え
飛行機に乗っていた2人は、焼死体で見つかったそうです。
その他に道路を走っていたバイクの青年と、飛行機がぶつかったバスの乗客の女性など6人ほどが負傷したそうです。
炎上したバス
負傷者が6人ぐらいで済んだのは、奇跡的ですよね。
墜落前に高層アパートにぶつかっていたら、大変なことになるところでした。
この場所はサッカーチームの練習場のすぐ隣で、練習場には娘も毎週のように走りに行っています。
それだけに娘もびっくりしたようです。
道路は完全に通行不能となりました
事故の原因についてはまだ判明していません。
このタイプの小型機にはブラックボックスの装着は義務ではないはず。
墜落の原因は状況から判断するしかないので、時間がかかるかもしれません。
交通安全、自分の前を走る車、隣を走る車に注意することはみんなしますが、まさか頭の上から飛行機が落ちてくるとは...
飛行機で亡くなった方には申し訳ありませんが、地上にいた方が事故に巻き込まれて亡くならなかったのは、不幸中の幸いかもしれません。