新型コロナ、とまだまだ呼吸器系の感染症が取りざたされている昨今ですが...
ペケママの第3の故郷、ブラジル マナウスでは別な事象が原因での呼吸器障害の患者さんが急増しています。
先日書いたように、マナウスは現在乾季、しかも今年は高温を伴う乾季となっています。
この時期は毎年のように「煙害」(Fumaça)がおこります。
ペケママがいた昨年までは「何だか物が焼けたような臭いがきついな~」という感じで、街中が煙に覆われるということは年に何日かという感じでした。
ところが今年はここのところ毎週毎週「マナウスが煙に覆われている」というニュースが入ってきます。
この煙の原因としてはアマゾナス州内陸の「野焼き」が主な原因とされます。
今年は例年になく野焼きによる森林破壊が多いそうです。
その他にも異常気象の高温による自然発火による火災も多発しているそうです。
マナウスの街を望む場所での火災
マナウスで本格的な雨季が始まるまであと2カ月近くあります。
アマゾン河の渇水、森林の火災とそれに伴うマナウスの煙害。
すべてを鎮めてくれる雨季の到来が待たれるところです。
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