アマゾンわんわん日記 2018

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コロナワクチン接種

2021年05月11日 | Pandemia
マナウスはつい先日から教育関係者へのコロナワクチン接種が始まりました。
というわけで、ペケママも早速接種登録をしました。
現在マナウスはワクチンが不足気味で、接種登録しておいて、ワクチンが入ったら摂取できる日が知らせられるという自転車操業。
60歳以上の高齢者の接種は1回目はほとんど済んでいるそうだけど、2回目はやや遅れ気味。
夫は3月初めにAstrazeneca社のワクチンを接種しました。
追加接種は3か月後なので 6月初めです。
先日から接種日の確認をするために 毎日市の保健局のサイトを見ているのですが、全くお知らせらしいものは届かず。
まあ、あと半月以上あると言えば あるのですが...

ブラジルの接種状況は州によってかなり違いがあります。
先日まで接種が遅れがちだったサンパウロなど、現在はずいぶんすすんでいると聞きます。
アマゾナスの場合は、高齢者以外にも医療関係者、警察官や軍関係者などへの接種も進んでいます。
その他にも土地柄で、インジオへの接種。
これは、まずインジオの各グループと接触し、理解を得たうえで接種をしなくてはならず、なかなか大変そうです。
現在までに第1回の接種をしたインジオは355人ほどだとか。
それから川沿いの孤立した集落や森の中の集落に暮らす人たち。
接種をする保健局の看護師たちは軍の力を借り、カヌーで川をさかのぼり、森の中を徒歩ですすみ、接種を行うのだそうです。
こうして接種を受けた「ribeirinho」と呼ばれる森の中の川べりで暮らす人たち、「quilombola」と呼ばれる いわゆる昔の奴隷の子孫の人たちが隠れて暮らしていた集落の人たちは2555人になるそうです。
ちょっと面白いなと思ったのは 刑務者に入っている人たちにも接種が進んでいること。
もちろんソーシャルディスタンスなど望めないぎゅうぎゅう詰めの刑務所の中ですからね。
必要 必要。

そんなわけで、ブラジルのコロナワクチン接種は着々とすすんでおります。
変異ウイルスなどが次々に出てきている中、現在接種されているワクチンがどこまで有効なのかという疑問もわいてきますが、とりあえず現在とれる最良の対策がワクチン接種ですからね。



マナウスでは多くの人が「ドライブスルー接種」をしています。
交通手段のない年輩の方たちを無料で接種会場に運ぶ「ボランティア活動」も行われているとか。
ワクチン接種で一日も早くコロナ禍が治まってくれると良いのですが...


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