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子供の話

2016年06月03日 | ブラジル雑記
北海道の7歳の男の子、無事に発見されてよかったですね。
ブラジルでも、朝から各テレビ局のニュースでコメント付きで流されていました。

主なコメントが「保護者の責任」についてのもの。

ブラジルでは、子供(特に16歳以下の)は特に保護されるべき存在です。
道路など、人の多い場所で子供を強く叱るだけでも周りの人から非難される場合もありますし、程度によっては警察が出てくる場合もあります。
子供を一人で留守番させたり、買い物の間一人で待たせるなども論外。
保護者が罪に問われかねません。

子供を叱る場合には、根気強く言い聞かせなくてはなりません。
それができる保護者と言うのも、なかなかいないんですけどね。

そんな具合なので、今回の日本の事件は結構衝撃的だったみたい。
親が「しつけ」という言葉の元に、山奥の道路に子供を一人置き去りにするなんて。

この後日本でどのように「親の責任」が問われていくのか興味深いところであります。

    *     *     *     *     *

そんな子供に甘いブラジルでは、ろくな子供は育たないのでは??
なんて思う方もいらっしゃるのでは??

確かにろくな子供が育たなかった、端的な例になるような事件が起こりました。

サンパウロ市の南部地区のあるアパートに子供が二人侵入しました。
10歳と11歳の男の子。
二人は駐車場に鍵が付いたまま置いてあった車を発見。
車を奪って駐車場から外に出ました。
窓には遮光フィルムが貼ってあったため、中の様子が見えず、門番は住人が運転しているのだと思ったそうです。

車は10歳の男の子が運転。
しばらく走ったところで、様子がおかしいと思った警官が停止を命じました。
二人はそれを振り切って逃走。

その後、バスとトラックに衝突した後、中央分離帯に乗り上げ停止しました。
駆け付けた警官が車を開こうとすると、運転していた10歳の少年は警官に向かって発砲。
警官もそれに応酬。
10歳の少年は銃弾を受け死亡しました。
後部座席にいた11歳の少年は軽傷ですんだそうです。

10歳の少年は、昨年3度家出をし、保護施設に収容された経歴があるそうです。
今日にも父親が警察に呼ばれて、保護責任を問われて逮捕されるとか。
11歳の少年の方は、両親とも既に死亡していて、このまま保護施設に送られるそうです。

10歳の少年の母親がニュースで「10歳の子供を撃つなんて…」と言っていましたが、それだけのことをしてるんだろうが!!とテレビに向かって言っちゃったわ。

    *     *     *     *     *

この二つのケース、日本もブラジルもどっちもどっち。
両極端な例かしら??
と思いました。
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