きっと誰もが読んだことがあるんじゃないかな?
ハンス・ウィルヘルム作 久山太一訳の絵本。
小学校2年生の国語の教科書でも取り上げられていますよね。
こんなお話です...
主人公の「ぼく」には「エルフ」という名前の犬が一匹います。
エルフは家族みんなから愛され、大切にされて育ちます。
やがて「ぼく」は成長し、それよりももっと速いスピードでエルフは年をとっていきます。
毎晩、毎晩、一緒に眠るベッドの枕元で「ぼく」はエルフにささやきます。
「ずうっと ずっと だいすきだよ」
やがて時が来て、エルフは旅立っていきます。
「ぼく」も家族も、みんな肩を抱き合って泣きました。
でも、「ぼく」は少し心が楽でした。
だって、毎晩
「ずうっと ずっと 大好きだよ」
って 言ってあげていたから。
というようなお話です。
* * * * * * *
エルフは犬ですから、もちろん人間の言葉は理解できません。
でも、相手が言葉がわかろうとわかるまいと、声に出して相手に自分の気持ちを伝えるということが、どれだけ大切かということですよね。
相手に自分の好意を伝えるとき、人は自然に優しい口調になり、相手を安心させるような語り口になりますから。
なにを言われているのかわからない動物でも、安心して穏やかな気持ちになることは確かだと思います。
おもしろいもので、我が家のガレージ猫、シロタさんは「かわいいね~、シロタさんはいいこだね~。シロタさん大好きよ~。」ってほめまくると、体調が良くなるんです。
もうおじいちゃん猫ですからね、意識してほめまくっています。
口に出して自分の気持ちを伝えるということは、動物相手でも本当に大切なことなんだな~と思います。
日本人は、特に相手に愛情を伝えることが苦手といわれますしね。
たまに、この物語のエルフの部分を「人間」に置き換えて考えてみたりもします。
もう旅立った友人たちに、私の気持ちは伝わっていたかなって考えたりもします。
* * * * * * *
エルフが死んでから、「ぼく」は隣の家の子から小犬を勧められますが、断ります。
「ぼく」は決して悲しくて悲しくてその気になれないわけではないんです。
気持ちの整理をして、それから...なのです。
一番大切だった友人である動物が死んでしまったのは、悲しい。
でも、これから...ということを考えさせてくれる物語。
そこが、この物語の大好きなところです。
最後に「ぼく」は物語をこう締めくくります。
いつか、僕も、ほかの犬を飼うだろうし、子猫や金魚も飼うだろう。
何を飼っても、毎晩、きっと言ってやるんだ。
「ずうっと、ずっと、大好きだよ。」 って。
ハンス・ウィルヘルム作 久山太一訳の絵本。
小学校2年生の国語の教科書でも取り上げられていますよね。
こんなお話です...
主人公の「ぼく」には「エルフ」という名前の犬が一匹います。
エルフは家族みんなから愛され、大切にされて育ちます。
やがて「ぼく」は成長し、それよりももっと速いスピードでエルフは年をとっていきます。
毎晩、毎晩、一緒に眠るベッドの枕元で「ぼく」はエルフにささやきます。
「ずうっと ずっと だいすきだよ」
やがて時が来て、エルフは旅立っていきます。
「ぼく」も家族も、みんな肩を抱き合って泣きました。
でも、「ぼく」は少し心が楽でした。
だって、毎晩
「ずうっと ずっと 大好きだよ」
って 言ってあげていたから。
というようなお話です。
* * * * * * *
エルフは犬ですから、もちろん人間の言葉は理解できません。
でも、相手が言葉がわかろうとわかるまいと、声に出して相手に自分の気持ちを伝えるということが、どれだけ大切かということですよね。
相手に自分の好意を伝えるとき、人は自然に優しい口調になり、相手を安心させるような語り口になりますから。
なにを言われているのかわからない動物でも、安心して穏やかな気持ちになることは確かだと思います。
おもしろいもので、我が家のガレージ猫、シロタさんは「かわいいね~、シロタさんはいいこだね~。シロタさん大好きよ~。」ってほめまくると、体調が良くなるんです。
もうおじいちゃん猫ですからね、意識してほめまくっています。
口に出して自分の気持ちを伝えるということは、動物相手でも本当に大切なことなんだな~と思います。
日本人は、特に相手に愛情を伝えることが苦手といわれますしね。
たまに、この物語のエルフの部分を「人間」に置き換えて考えてみたりもします。
もう旅立った友人たちに、私の気持ちは伝わっていたかなって考えたりもします。
* * * * * * *
エルフが死んでから、「ぼく」は隣の家の子から小犬を勧められますが、断ります。
「ぼく」は決して悲しくて悲しくてその気になれないわけではないんです。
気持ちの整理をして、それから...なのです。
一番大切だった友人である動物が死んでしまったのは、悲しい。
でも、これから...ということを考えさせてくれる物語。
そこが、この物語の大好きなところです。
最後に「ぼく」は物語をこう締めくくります。
いつか、僕も、ほかの犬を飼うだろうし、子猫や金魚も飼うだろう。
何を飼っても、毎晩、きっと言ってやるんだ。
「ずうっと、ずっと、大好きだよ。」 って。
改めて読むと涙が出てきちまった・・・
こういう話に弱いんですよ
ペケちゃんは、かわいいね~。世界一の美人さんね~、ペケちゃんみたいなおりこうさん、ママ、見たことないわ~。もうだい好きよ~、ぶちゅっ!
とやって、「う~ がぶっ」とされて、泣きを見る日々。
いやいや、いつか努力は実る!!
いろいろ個性はあっても、最後には相手に対して愛情を持って接することのできる人間に。
言葉はあくまでうわべのものだという考えも有るかと思いますが、本当の愛情を持ってかける言葉と、形だけの言葉とは響きもちがいますものね。
私はといえば、動物には「大好き 大好き」という言葉をかけられても、家族にはなかなか気恥ずかしい、というのが本音です。
だめですね~。
あれ?ペケママ、ペケ姉さんにもちゃんと言ってる?笑笑
いや、とてもいい子だけど、たまーーにいろんな人を噛むだよね!(あら?飼い主様に似てるのかしら?)笑
本当に不器用な人間です。でも言い続けることによってそれがもっとも大切なことだと言い聞かせるように。。。