アマゾンわんわん日記 2018

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想い出を拾った

2025年01月28日 | 日記

お出かけ先で足元に転がってきた、この子を拾いました。

 ちょっと小ぶりだけれど、まさしくマンゴー

調べてみたら manga itamaracá (イタマラカー)っていう種類みたい。

ペケママがマナウスで食べていたマンゴーとは、種類が違うみたいですね。

小ぶりで、ちょうど片方の手で包めるぐらいの大きさ。

香りはとても強く、バスの中でもマンゴーを入れたお弁当バッグから、良い香りが漂ってきていました。

家に帰って切り分けてみると... 

透き通るような美しい果肉。

完熟の一歩手前と言ったところで、歯ごたえを残しつつとろけるような甘さ。

久々に出会ったマンゴーの香りで、一気に昔がよみがえってきました。

リオでお世話になっていた友人の山荘にあった大きなマンゴーの木。

そこで友人が作ってくれた、マンゴーのバッチーダ(カシャーサのカクテル)。

 これは我が家のマンゴーのバッチーダ

マナウスの職場にあったマンゴーの木 

マナウスでは街中にマンゴーの木があり、季節には必ず毎日どこかで手に入りました。

ワンコ達の散歩の時もしかり。 

毎日必ずマンゴーを手にして戻って来たものでした。

朝早くの散歩には、ビニール袋を持って散歩に行ったりね。

三女のチコちゃんはよくマンゴーをくわえてきました

野良生活をしていた時に、お腹が空いたらマンゴーをかじっていたのかな?

と思っていました。

マンゴーの木にはイグアナが何匹も来ていました。

これはマナウスのペケママ家に現れたイグアナ君。

イグアナ君たちにとってもご馳走だったのね。

夫はゴルフに行くと、いつもビニール袋一杯に詰め込んだマンゴーを持って帰ってきてくれていました。

週末は朝1番のプレーだから、拾い放題なんですって。

きっと一緒にプレーしていた方たちにはご迷惑をかけていたことでしょう。

フェイラで売っているマンゴーを見てもあまり思い出すことはありませんが、こうして落ちているマンゴーを一つ手に取っただけで、本当に多くの思い出が津波のように押し寄せてきました。

みんな みんな もう空に旅立ってしまいました。

リオの友人も、黒犬三女のチコちゃんも、夫も。

イグアナがいた森も、もう無くなってしまいました。

足元に転がってきた、ひとつのマンゴー。

友人が、夫が、そしてチコちゃん達 空に上ってしまったわんこにゃんこが

「ペケママ、大丈夫だよ、いつもそばに居るからね。」

そう伝えてくれる贈り物のような気がしました。

 

コメント
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