**Hikari no taba **

もの作り*夢づくり

震災11年目

2006-01-17 | blog
11年前の今日、日本中がもう駄目なんだと思ったぐらい凄い揺れだった。
震災で水もガスも水道もいっぺんに使えなくなって、物の有難さとともに便利な文明のもろさに気付いた。

水が止まるとトイレにもとたんに行けなくなる。
火事になっても火も消せなかったし、お風呂にも入れなかった。
電気も無いから暗くなったら眠るしかなく、でも、寒くて怖くて全部の服を着たまま1つのベッドで家族4人で眠ったなぁ。

そんなときに活躍したのは昔ながらの井戸。
毎日、生活の為の水を近くの井戸のある硝子屋さんに分けて貰いに行き、大きなバケツを持って何度も家まで往復してそれをお風呂の湯船に溜めて生活水にした。

主人の友達が大阪から原ちゃりでおにぎりとインスタントの味噌汁、カセットコンロと大きな蛍光の点いた懐中電灯を持って飛んできてくれたのが本当に有難かった。友達って大切。

本当に色んな人の力を借りて私達は生きてる。

震災から11年。毎年1月17日になると電話をかけてきて下さる須田頒布の須田さん。その心遣いがとっても嬉しい。近況を報告して電話を切るのだけど、もし近くに住んでいたら酒の肴を持って遊びに行きたい!

   いつも楽しげで、何だかとってもホッとする
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    須田頒布通信-我家我家 

写真バックナンバーも覗いてほっこりしてね!鞄も素敵~!!