Murder Wears a Cowl (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,087(税込) 発売日:1993-04-01 |
コーベットは,前日の夜,ラナルフが勝手にメアリー・ネビルに会った事についてかんかん。しかしラナルフは,メアリーがサマービル夫人に会った最後の人物だし~と,言い訳,もちろん,コーベットからのお遣いという事にして,行ったのだそう(笑)
次にコーベットは,ウィリアム・センチェとアダム・ウォーフィールド,及びウォーフィールドのでぶっちょの友人リチャードを,王の名で酒場に呼びつける。
まずはサマービル夫人が遺した書き物を彼らに示して「これは何だ?!」詳しく描かれてないが,何か神に仕える修道士としてあるまじき様子が描かれているらしい。彼らはかなり怒ってばっくれる。(笑)
続いて,娼婦連続殺人について何か知っているかと尋ねると彼らは揃って「No!」ではイサボーやアグネスという名前に心当たりは?と聞くと「我々は神と誓いを交わしている,娼婦など知らん!」とアダム・ウォーフィールド。
結局サマービル夫人の死についても,パドリコットという名にも覚えがないと言う。
坊さん達が怒って帰った後,コーベットは,結構な収穫があったな。彼らは私の質問に対して,何故そのような事を訊くのか尋ねなかった。イサボーやアグネスについては何も言ってないのに,ウォーフィールドはそんな娼婦は知らんと言った。修道院で何かが起きようとしていたのを尋ねた時も同様。パドリコットについて尋ねた時もだ。
その後,コーベット,ラナルフ,マルトート一行は,ロンドン塔近くの聖キャサリン病院へ。まずメアリーにバーソロミュー病院を出た時間と,何か変わった事がなかったかを尋ねる。メアリーはサマービル夫人が出て15分後に出発したが真っ暗で何かあってもわからず,若い召使に道を照らしてもらって帰ったと答える。
レディ・フィッツウォレンはアグネスが自分のメッセージを送りたかったと誰かから聞いたと行ったが,アグネス自身には会ったことはないと言う。実はマーサの姉妹のメンバーが助けているのは,高級娼婦ではなくもっと場末の貧しい娼婦達だとの事。
フィッツウォレン女史によると,今回のような連続殺人が起き始めた頃から,高級娼婦達が,ウェストミンスターに連れてこられるようになったのだそう。戦争で城が空く事が多くなり,官僚や城の執事達がそのような享楽に走るようになったのだそうだ。
(それで修道士達と娼婦達が知り合うきっかけができたという事なのか?)
その夜,ラナルフはマルトートを伴ってこっそりおでかけ,メアリー・ネビルの家に忍び込む。
一方,市内の別の場所では,ハウィサという高級娼婦が,家族が巡礼中の商人とお楽しみの後,自室に戻ると,人の気配。なんだあなたなの?という感じで振り向くと……
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