Murder Wears a Cowl (A Medieval Mystery Featuring Hugh Corbett) 価格:¥ 1,087(税込) 発売日:1993-04-01 |
コーベットは,ドゥ・クラオンが間借りしている家を訪ねる。まだ朝早いので,起こせると期待していたら,すっかりちゃんと着込んでお出まし(笑)
#ドゥ・クラオンが「禿げかけた赤毛」という事を初めて知る(笑)
もったいぶったご挨拶をするドゥ・クラオンに,コーベットは,単刀直入に,パドリコットについて突っ込む。するとドゥ・クラオン「もちろんですとも。有名な犯罪者ですよね。詐欺師って言うんですかね。パリでお尋ね者ですよ。ロンドンでもそうでしょうけど」
「何の罪で」
「ロンドンと同じ理由で」
コーベット,パドリコットについてその後も聞くが,暖簾に腕押し。ここでド・ネバーズ登場。良い感じの若者。ミーヴが気に入るわけだ。彼らはひとしきり「ご挨拶」を交わすと,コーベットは次の目的地へ。
ニューゲイトで刑場へ向かう罪人を横目に,集まっていた娼婦達からアグネスは何かを恐れていたという情報を聞き出す。
(ここで娼婦達は槍試合好きなケイドを「大槍さん」と呼んでいる事が判明,これでケイドは全然「holy」でなく連続殺人への関与の容疑は完全に晴れましたね)
コーベットはアグネスが住んでいたアパートを訪ねる。既に片づけられていた。そこでコーベットは小姓の少年を発見。少年から,アグネスの部屋に背の高いフードを被った男が来たがすぐ帰った事,アグネスは女性に宛ててメッセージを書いていたらしいという情報をゲット。
(…という事で、読者だけが知っていたと思われた情報は、ほとんどコーベットに伝えられました。「holy」以外はね。少年によればフードを被った男という事ですが,女という事も考えられます。ちなみに,長身なのはウォーフィールドとフィッツウォレン。)
その後コーベットはサマービル夫人の一人息子ギルバートに会う。だらしなくて,母とは全く疎遠で仇討ちする気もないバカ息子にイライラのコーベットだが,母がウェストミンスターで仕事として書いていた書類(洗濯物リスト)をゲット。
自宅に帰ると,ラナルフが息子を連れて遊びに来ていた。ミーヴはビールでコーベットの疲れを癒す。コーベットはその日の収穫を報告,犯人は僧のようなフードを被っている,しかし誰もが持っているものなので,誰もが犯人であり得ると。すると,ミーヴは「まだ終わってないわよ。レディ・フィッツウォレンからタワー近くの病院に来るようにと、メッセージが来ているわよ。」
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