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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME9 XI : The Epilogue (4)

2007-07-13 00:08:59 | Tolkien・HoME
下書きの第2版です。

先に読んだ物と違う所,または気付かなかった所を追って行こうと思います。

サムが子供たちに話す時に,座っていたのは,書斎の使い古した机の前,だったのですね。場所はもちろん,袋小路屋敷。ビルボの時代から使い込まれていたという事が暗にほのめかされていますね。(袋小路屋敷はビルボのお父さんが建てた物です) で,サムは紙切れにゆっくりと書き留めながら話をしていたようです。ここは何となく,実際トールキンさん自身が子供たちに話を聞かせる情景を思い浮かべてしまいますね。

げっ,最初の5行で随分時間と場所を取ったぞ(笑)

彼が家族に話を音読するようになったのは,最近の事のようです。(これは読み損ねてました(汗))彼は長い時間をかけてようやく(フロド旦那から託された)本を仕上げた所で(何かトールキンさんがLOTRを書き上げたプロセスとホントに重なりますねぇ)読み聞かせるのは特別の機会だけでした。(この日はエラノールの誕生日)

夕食の後,エラノールが1人,残りました。(誕生日なので夜更かしOKなようです)サムは幾つかの「Q&A」ノートを持ってます。

Q1. ドワーフについて(子フロドから)ギムリのその後は? モリアは再開したか? オークは残っているか

A1. ギムリは仲間と一緒にゴンドールで仕事をして,その後White Mountainに落ち着く。年に1度,燦光洞を訪れるそうだ。(ペレグリン旦那情報)
モリアについての情報なし。予言(ギムリが本編で何度か口にした「ドゥリンが目覚めるまで」を指しているらしい)は我々の時代には来ないだろう。オークはまだ残っていると思われる。彼らを掃討するのは易しくない。

Q2. レゴラスは王の所に戻った?

A2. レゴラスはギムリと共に,仲間を引き連れてゴンドールに行き,都と,ファラミアが住む地を,美しく飾っている。レゴラスはギムリがいる限りそこに留まるが,その後は海に出ると思われる。(この情報はエオウィン奥方様をよく訪問するメリアドク旦那から)

Q3. 馬について

A3. Shaowfaxはガンダルフと一緒に白の船に乗った。レゴラスはローハンから借りた馬をアイゼンガルドで解放。メリアドク旦那によると,戦争でどの位失われたかわからないが,今は以前より多いとの事。また馬鍬谷にはいろいろな色のポニーがいて,来年エオメル王から1頭譲り受けるそうだ。

Q4. エントについて。レゴラスはファンゴルンで何を見たのか,エント女は,など。

A4. レゴラスとギムリはそれについては語らず。またその後エントの目撃談はない。


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