ふむ道,小道,数多く

趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

HoME8 3-XII:The Last Debate (6)

2007-01-19 21:53:44 | Tolkien・HoME
<下書き>
G「(続き)‥黒い山稜に日が落ちる前に。(あ,ホントに文章の途中で終ってましたね,この前(笑))言葉でどう表せばいいのかわからん。血が凍るようだった。まるで敷居をまたぐように足を上げて入ったね。(ギムリは馬に乗せてもらっていたはずですよね,「原作」では)

そんな所に馬で行くなんて気違い沙汰だ。しかしアラゴルンが,やらねばならぬと言ったのだ。1時間毎に危険が増すからと。我々は馬を降りて進まなくてはならなかった。レゴラスと一緒でなきゃなかなか進めなかっただろうよ。あいつは歌を歌ってた。皆冷や汗かいて,それでも進んだよ。あ,馬達の事だ。馬達は主人が傍にさえいれば,とても忠実に頑張っていたよ。

エルラダンとエルロヒアが松明を持っていた。蝙蝠が飛んでいた。立ち止まると囁きのような声がずっと聞こえた。たまに何かの言葉のように聞こえたよ。何者も襲っては来なかったが,恐怖は増していったな。我々の後ろには何か見えないものが一杯いるのがわかっいて,誰も振り返れなかったんだ。

しばらくすると,忘れらない光景に出会った。道が広がり,広場のような所に出た。あまりに怖くて歩くのもやっとだ。左前方に何か光るものがあり,アラゴルンが松明を持って近づくと‥‥‥」
</下書き>

キャ~~~~(>o<;) アレ?ここで文が終ってる(笑)

ギムリはその後,鎧を着た骸骨について,正式版と同様に説明しますが,下書きではその後,アラゴルンの説明が入ります。

<下書き>
G「アラゴルンはこう言った。『これはブレゴの息子バルドールだ。黄金館の最初の後継者だったが,二度と戻らなかった。3番目の塚のEvermind(シンベルミネ)の下で眠るべきお方だったのに。彼は開かずの扉の傍でずっと眠っていたのだ。しかし彼が何を求めて此処に来たのか,その扉はどこに通じていたのか,今となっては誰も知らない。』」
</下書き>

正式版で何故アラゴルンがバルドールの名前を言わなかったのかについて,クリストファーさんは,この挿話が,セオデンがバルドールの事を話すシーンより前に移動したからだろうと説明してます。が,アラゴルンが名前を言わなかったのは,それが誰だか知らなかったからではなく,彼自身は,ずっと知っていたはずだと考えてます。


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