三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

伊那 御柱祭 ~里引き 二日目

2016年05月06日 | 平成28年度 申年 御柱祭
里曳き 二日目は早朝から接待所の設営準備で忙しい
自前の接待所では、定番の日本酒と瓶ビールの他に飲食店から生ビールも提供です




 4本の柱、全てを接待するので大忙し
  写真を撮っている自分は完全に手抜きですがね(汗



 この日も見つけた竹筒、御神酒? が一升位は入りそうだぞ(笑


 接待所が空いた時間には自分も味見を~ 
 マイカップの竹筒は、地区の方がわざわざ作って下さったもの

 前日に飲み過ぎて、今日のお酒は自粛~ なんて思っていたのに早くも挫けてます
  両手に スルメ酒 と 生ビール じゃね(大汗

 画像はありませんが、柱をバックに自分の両親も記念撮影
  過去の御柱では 「これが最後かな~」 と言って柱を曳きながら写真を撮った父だが
   言い始めてから3度目の御柱となり、91歳を迎えました(笑
    母も外泊許可をいただき、御柱を立ち見で参加
     足元の関係で、今回は曳くことが出来なかったのは残念


そんな記念写真のバックで曳かれていく柱の上では、チョッとしたハプニングが発生中とは

   漫画みたいだが、柱の上から降ってきたのは「鉢巻 と カ・○・ラ」
  
   左右に激しく柱が振られた為のようだが・・・ 
    でも カ○ラ がない方が、柱の上では絶対男前でしたよ!


全ての柱が行き過ぎれば、接待所の撤収を早々に済ませて柱を追いかけた

  ところが、途中の接待所から流れてくる香りに行く手を止められる

   かたや、「ウナギ」に「モツ煮」に「唐揚げ」等々
  
   かたや、 ナント! ステーキの振る舞いまでありました
   ブラジルの方達も太っ腹! 御馳走様です

  肉は厚く柔らかい、切り分けられる肉を何回もおかわりして
  1枚分は食べてしまったね、そのお供は樽酒! 幸せな気分!(笑
  

やっと柱に追いついたが、ここで 「冠落としの儀」 が行われるために一時安置



 そこえ、ドカンッ! と昼花火が上がる音! 

 こんな街中で花火! 大丈夫?
 と思ったら、朝方見た竹筒は御神酒入れではなく「昼花火の発射筒!?」

 それも、音だけのいわゆる「スズメおどし」
 筒の中にカーバイトを入れ、水を注入すればアセチレンガスが発生
 それに引火させれば、ドカンと一発!

 音だけで、筒先はそれほど気にすることもないようだが
 近くでの轟音は凄まじく、発破する方も耳をかばって大変そう(笑
 

数えで7年ごと(実際には6年)に行われる御柱祭に合わせ
 遠くの家族も帰郷することが多い

そんな折り、遥か昔の同級生に会えるのも楽しみの一つ

大抵は接待所等での立ち話し程度なのだが
お互い歳とった懐かしい顔を見られるのは嬉しいものだ

今回も12年ぶりの顔に会え、笑い合えたのだが
まさかの辛い知らせに目頭が熱くなる
この日も会えるものと楽しみにしていたのに・・・
 
想い出ばかり増えていく歳になったが、前向きに生きていくしかない
この御柱(みはしら)だって物理的にも後退はできない代物だ
おもわず曳き綱に力が入る


 午後の曳行は踏切渡しから

    画像右端の少年が気になり撮らせてもらいました

      諏訪の柱に乗った方の息子さんとのことで、この日はこちらに出張中?
       頭は諏訪の山出しの時には綺麗に「柱」の文字だったという
     
      申年にちなんだ唐草模様をわざわざ浅草まで買い出しに行ったとか
       唐草模様の中に猿がいるのがわかるかな~




 柱はお宮を目の前にして、いよいよ佳境に

 段差も多く、今までのようには動いてくれません


 昼間の温かさはなくなり、夕暮れの寒さが訪れた頃に
 やっと柱を安置場所に曳き寄せることができた


 最後は苦労しただけに感激なんだが、寒風が汗ばんだ体を冷やしていく
 接待所もすでになく、温まる水(酒)もない

 速足で自宅に戻り、暖かい飲み物にありつきたい欲望が(笑

  翌日は、御柱祭の最後を飾る「建て御柱」だ
コメント (2)
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