三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

 ところ変われば~ 

2016年05月26日 | Weblog
 3月中旬、北陸への遠征途中に起きた家族の緊急事態に呼び戻されて以来
 休日も休まることもなく、自分の身辺がとにかく忙しい

  まるで再就職を待っていたように、次から次と起こる事態に・・・



   そういえば、専門病棟の集中治療室には「ペッパー君」がいてね
   毎朝夕に立ち寄ってた私を覚えてくれたのか~

   ある朝、治療室を出ようとした私に 「行ってらっしゃい!」 と声を掛けてくれた
   これには正直ビックリ! 精神的に疲れていた時で、思わず笑顔になれたよ

    
      (生産者の方からいただいた、新品種の薔薇だとか)

   

 ガタガタが続いてたけど、何とか 厚木フェス には顔出しできたし
 先日、無事に「ナースの砦」からも解放されて普通の生活が戻ってはきたけど

 自分への「お疲れさん!」も兼ねて、「静岡ホビーショー」へ日帰りを計画
 家族の了解も得て、帰りは「静岡おでん」で一杯~ なんて考えてたら届いた身内の不孝・・・
 連絡くれた家族も申し訳なさそうだったが、こればかりは仕方ない


 ところで、葬儀といえば 「所変われば~」 なのが葬儀
 東京と信州の地元、そしてこれから書く信州佐久方面しか出席したことはないのだが

 私の地元と東京とで大きく違うのは通夜のやり方と火葬の順番
 信州では火葬を終えてから告別式を行う地域が多く
 関東方面からの出席者が、葬儀で故人に最後のお別れが出来なかったと聞くこともある


 その広い信州では
 葬儀のやり方が私の住む信州中南部と、長野県内の他地域とでは違いがあるようだ

 その地域のやり方に、どちらが良い悪いということはない
 ただ事前情報は少なく、自分の地域の方法が万事~ と思い出席して戸惑うことも

 長野県ローカルの新聞には、全県内の「おくやみ欄」があるが
 場所ごとの葬儀方法の違いが載ることはない


 10年ほど前に信州佐久の葬儀に初めて出席した時
 同行した親戚とその違いに戸惑い、葬儀場のスタッフを質問攻めにしたことがあった


 
 葬儀の開始時間が、葬儀案内に書かれているが
  その時間の意味についてもそれぞれの地域で異なるようだ

 私の地域では、葬儀開始時間と書かれた1時間程前あたりに一般会葬者は焼香にうかがう
 葬儀会場には案内担当者と焼香台、遺影があるのみ

 佐久方面では、葬儀開始時間の30分前までに葬儀場に一般会葬者は集まり
 30分前より、葬儀参列者(身内の)が着座した厳粛な会場に入り焼香する


 これは聞いた話だが、信州南の飯田方面では
 葬儀時間が、一般会葬者の受け付け開始時間になっているとのこと
 先のローカル新聞に載る葬儀時間は、飯田方面だけは告別式開始時間になっていた
 こんなことがなければ気がつくことはなかっただろう


 事前情報なしに出席して、一番悩んだのが、佐久方面でいう~ 「灰寄せ」
 「灰寄せに出席しますか?」と聞かれ、「火葬に出席?」 文字から安易に想像したのだが
   灰寄せ = 精進落とし = 会食 のこととは


 帰りの車の中や帰宅後に、「所変われば~ と言われるが・・・」と話しのタネになった

 先日の葬儀場では、「灰寄せ」の下に「会食」と小さく書かれていた 
 10年前にはなっかた事で、他地域からの参列者で迷う方が多いのかもしれない

  色々書いたが、逆にその地域の方が私の地元に来られた時には~
  「驚いた!」、「ところ変われば~」と間違いなくなるのだろうね




 佐久で行われた葬儀に参列した翌朝には、別の身内の不幸の連絡が入るとは

 葬儀は地元で行われたが、初めての体験となる「神式での葬儀」は
 これまた驚きの連続だった

 地元で地区の役員を担当していた時には葬儀が続き
 全て仏式ではあったが、宗教、宗派に関係なく
 喪主さんの意向もあるだろうが、葬儀の受け付けや精進料理に変わりはなかった
 式の進行には若干の違いはあったのだが・・・


  そういえば地元や佐久でも会席に同じ料理がならんでいた

   信州ですからね、祭りでも葬式でもコレが出されることは多い
  
   「鯉のうま煮」  アッ、佐久方面は「鯉」の本場ですものね

  


 佐久では大きな「鱒 料理」も出され美味かったが
 
  せっかくコレの謂れを聞いたのに失念してしまった・・・



 
   「御黒飯」です、私の所でも似た感じの
     普通に白い「お強(赤くない赤飯)」が一般的ですが、御黒飯 とは言わないかな


 それから、あまりに普通なので画像を撮り忘れてしまったが
 私の地元の葬儀では、精進料理の天ぷらには「天ぷら饅頭」がありました

 白皮に黒餡の普通の丸い饅頭を、大抵半分に切って天ぷらにします
 地元では、法事には欠かせない食品です

 年寄りがいる家庭では、買い置きした饅頭が冷蔵庫の冷凍室に大抵は鎮座していて
 普段でも「天ぷら」を揚げるついでにコレも、なんてことがあるようです


 私は甘い饅頭が苦手ですが、食べればそれなりに美味いとは思います(汗

  これも立派な「ところ変われば~」 だよね

コメント
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