三丁目の飛行機屋

飛行機マニアのオヤジが
撮影遠征記やマル秘コレクションの公開などをしていきます。

ちんちん ~の想い出

2020年02月24日 | Weblog
信州人、自分は標準語を話すと大抵の方が思っています
縦長に広い長野県は、隣接する県も日本最多の8県
日本列島の一番太い腹部分のド真ん中に県が位置するから

方言は隣接県に影響されるのか
長野県内でも場所によって通じないこともあるほど

学生時代に関東に出ればおのずと エッ 方言だったの!?
と気づく事が多かった

その後は使わなくなったり、自粛したセンテンスもあれば
今でも気兼ねなく、このブログ内でも敢えて使っていたり(笑

そう、この歳ですからね
大抵の方言は淘汰してきたつもりでいたけど~

少し前に鹿児島へ3年計画で観光をしていた最終年
学生時代の友人であり、鹿児島市内に在住のU君と飲んでいる時に
使ってしまった「ちんちん」に、「何? それ?」



薩摩焼酎のお湯割りに使ったお湯が、「ちんちん で飲めないよ!」
 翻訳すると、 ~お湯が 熱すぎて 飲めないよ~ 

それまで「ちんちん」が通じないとは知らなかった!

U君曰く、「ちんちん」はアレだけだろ(爆  ホントかよ~
 (後日 調べると、中京 静岡方面の一部でも同じ意味に使われてるとか)

この時はひさしぶりに参ったね
U君の奥さんも苦笑い



  
 そのU君の奥さんから、昨年 封書が届いた
 
 嫌な胸騒ぎに開くと
 「ちんちん」が方言だったと教えてくれた彼が、亡くなった事を
 ジャズで見送り、ワインで 献杯 だったという ( 遺志にて )
 気持ちは未だに落ちつかず・・・ と

 新田原遠征のついでに始めた3年計画の鹿児島観光
 その初年の鹿児島訪問は、 直前に見つかった病に入院してしまった彼を見舞うことに
 観光訪問3年目の最終年には、酒は禁止になっても普通に生活している彼の姿に
 もう大丈夫かな、次は夫婦で信州に旅行で来てね~
 
  その日がくることを心待ちにしていた


 昨年末の新田原行きの時に、鹿児島へ墓参りも計画したけど
 色んな事情でかなえることは出来なかった

 でも彼が残してくれた沢山の想い出でに、今は満足している
 時々、思い出しちゃうから
 涙があふれそうになってしまうこともあるけど、ありがとうな!
  
 先週が彼の一周忌、命日だった
 「ちんちん」はこれからも普通に使っていくよ
  使うたびに君を思い出しそうだけどな 

 

 そうそう、学生時代に初めて鹿児島へ行った時にも
 食事を終えた時に「いただきました」と言った私に
  ~意味はわかるけど、使わないよ

 それが方言だと教えてくれたのも U君だったね
 遠慮なく教えてくれる君が もういないんだ 
 
コメント (2)
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